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若井side
放課後……
💙「あれっ!?」
さっき昇降口に先輩いたよね……?
その直後に呼び出されたから声はかけられなかったけど…、
もしかして帰っちゃったのかな……。
……
俺と先輩はそれぞれひとりで帰った。
先輩と話したくて声をかけようとするも、避けられているのか、目が合ったら逃げられてしまう。
そんな日々が数週間続いた。
涼架side
放課後……
若井が遅いな〜。
もう20分くらい待ってるのに全然来ない、若井の教室見にいくか。
……
若井の教室
💛「覗いてみよっかな……。」
……えっ?女の子に告白してる……?
え、どうして……?
若井…、あれ、涙出てきた……
てか……
僕帰った方がよくない?
女の子と付き合ったら女の子と帰るんだよね……しかも若井だよ。断られるわけないじゃん。
悲しみから怒りになっていくのを感じた。
……
僕はひとりで帰った。
若井が誰と帰ったのかは知らないし、知りたくもない。
その後若井のことを避けた。
もう関わりたくないと思っていたのかもしれない。
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