shk × sm
喫煙者設定
過激なし
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shk視点
風呂から上がったあと、髪が少し濡れた状態でリビングに戻った。いつも、スマイルが俺の髪乾かしてくれるから。
当たりを見回してもスマイルがいなかった。とっくに風呂は入ってるからもしかしたら部屋かな?なんて思って、寝室に足を進めようとした時、リビングのカーテンが揺れるのが見えた。
窓…開いてね?
閉め忘れかな。危ないし閉めよう。そう思ってカーテンの方に向かうと、その先の縁側のところで1人、寂しそうにタバコを吸う姿があった。もちろんそれはスマイルで。
「スマイル?風邪ひくぞ」
sm「シャークん、お風呂上がったんだ」
sm「ちょっと…吸いたくなって、」
スマイルは喫煙者とはいえ、そんな頻繁には吸わない。なのに、1人で吸うなんて何かあった以外考えようがない。
「なんかあった?」
sm「…ちょっとね、」
「話せる?」
sm「…」((コクッ
彼は静かに頷いた。
ろくに髪も乾かしてないから、風邪を引くとしたらきっと俺。そんなのどうでもいいんだけど。どうせなら俺も吸おうかな、って。常にポケットに入っているタバコの箱をカラカラさせて、中身が入っていることを確認すれば、口でタバコを加えてライターを探した。
あれ?ライター…あ、風呂入る時閉まっちゃったんだった。取り行くのめんどうだな…
「スマイル、悪いライターあるか?」
sm「あ、うん、ちょっと待って」
「…あ、やっぱいいや」
sm「え?」
「こっち向いて」
半ば無理やりスマイルの顔をこちらに向けて、
「吸って───」
ジリッ
火のついていない自分のタバコとスマイルの吸いかけのタバコの先をくっつけて、火を少しだけ貰った。
スマイルのタバコはちょっとだけ甘い。バニラの香りがするなんとかってやつ。忘れたけど。比べて俺はメンソールが強めのやつ。簡単に家ばスースーする感じのアレ。
バニラの味するかなーって期待しながらシガーキスしたのに、俺のタバコからはいつも吸ってるのと同じ味が流れてきて、少しばかり寂しかった。もうちょっと吸えばよかったかな。シガーキスなんて慣れないことするから…。
さっきから隣の気配がないなって思って横を見れば顔を真っ赤にしたスマイルがこちらを睨みつけながらタバコをくわえていた。
「っはッ笑 なんだよその顔」
sm「〜っ!!不意打ち、ずるい…っ、」
ちょっとだけ涙目になりながら俺を睨むスマイルはやっぱりちょっとえっち。なんて、言ったらもっと怒られるから言わないけど。
ごめんごめんって適当にあしらって、スマイルの髪をくしゃくしゃって撫でたら、手懐けられた猫みたいに落ち着いて自分のタバコを吹かしていた。
この季節に風に吹かれながら澄ました顔をしてタバコを吸う横顔に俺は無意識に自分のタバコの煙を吹きかけた。今夜はヤるつもりはなかったから、吹きかけたあとちょっとだけ後悔したけど、その後、スマイルが顔を赤らめながら驚いた顔をして俺にタバコの煙を吹きかけてきた。
「いいの?」
sm「そっちが誘ったんでしょ、」
「じゃあ、遠慮なく。」
お互いのタバコの火をグリグリと消したあと、スマイルを抱えて寝室に戻った。
行為後。
今日は優しくしたからスマイルの意識がまだ残ってる。久々にピロートークが出来るのが俺は嬉しかった。いつも俺歯止め効かなくなって、飛ばしちゃうから。
「そういえば、なんで1人で吸ってたの?」
sm「…っから、」
「ごめん、なんて?」
sm「……さびし、かったから、」
あぁ、なるほど。
シガーキスをしても味が混ざらなかったのはそういう事か。寂しかったから、俺のタバコ吹かしてたんだろ。本当に可愛いことするじゃん。
「ふーん?」
sm「な、なにニヤニヤしてんだよ…、」
「別にー?」
sm「っ、くそッ…、」
シャークんがお風呂上がるまでに吸い終わろうと思ったのに…なんてブツブツ言ってるのは聞かなかったことにするけど、ついスマイルの唇を自分の唇で覆ってしまった。
小さなリップ音が行為後の寝室に鳴るとやっぱり顔を赤くして、「だから、不意打ちはダメだって…!」だってさ。
これは、もう一戦をご希望なのかな。
───俺はもう一度スマイルをベッドに沈めて、深く深く愛した。
スマイルが寂しくて1人でタバコを吹かすことが今後なくなりますように。
コメント
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う、うぁぁ、、✨寿命が一年伸びました……ありがとうございます😭