銀河「よし、ついたぞ…ここが俺の部屋だ」
勇者「わぁ!研究室みたい!ここで何してるの?」
銀河「魔法の研究だ、大昔の謎の遺跡から出てきたカプセル…それをこじ開けるための研究だな」
勇者「へぇ、古代の遺跡…なんだか冒険心がくすぐられるね!」
銀河「あまり冒険心のままに行動するなよ?………そのせいで大変なことになった奴がいる、そして…そいつのせいでみんなを巻き込んだ、そいつのせいで俺はこの研究をし続ける羽目に…」
???「わ、悪かったね…そこまで言わなくても良いだろう?」
勇者「う、うわぁ!?」
銀河「なんだ?なんか踏んだのか?壊すなよ?」
勇者「ち、ちがう!急に話しかけるから!」
銀河「何も話しかけたりなんかしてないぞ?俺は幽霊だとかそう言うのは嫌いなんだ…そう言う話ならもうするな」
???「うーーん銀河には俺の姿は見えていないみたいだな、ま…俺に無反応な時点で見えていないのは分かってたけど」
勇者「銀河、この研究のカプセルの中って何が入ってるの?宝物?」
銀河「あー…うんまぁそうだな、1人で行こうとするなよ?」
???「宝物だなんて…照れるな…」
ケン「銀河ーーーーー!!!」
銀河「うおっ!?な、なんだ!急に大きな声出すなって…いつからいたんだ?勝手に俺の部屋入っちゃダメだって言ったろ?」
ケン「おやつ!」
銀河「………!あ、あぁそうだな用意してやるよ、と言いたいところだが…なんだその口周りは!!」
ケン「何もついてないよ」
銀河「こっちに来てみろ、ほら…クリームが付いてる……ケーキ食べてきたな?」
ケン「!!」
銀河「今日のおやつは無し!」
ケン「!?自分の雲で作って食べるもん!」
銀河「させるか!!待てっ!夕飯が入らなくなる!」
???「ははは…あの2人は仲がいいな」
勇者「うん…ねぇ、本当に君は僕だけしか見えてないんだね」
???「それでも大きな発見だぞ?そしてなんと、その遺跡に俺は案内してやることができる!」