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kr「….学校、行きたくないな」
kr(…行かなきゃ、)
【優等生】だから、ちゃんとしなきゃ
学校
kr「……」
mb「….ぃ」
mb「おい!」
kr「は、はぃッ….!?」(ビクッ
mb「お前掃除してんの?教室まだ汚いんだけど、」
kr「ぁ、ご、ごめんなさッ….」
バシッ
kr「ぇ……」
mb「あと、あいつらからお前のせいだって聞いたからな」
kr「な、なにが….」
mb「とぼけてんじゃねぇよ!所詮、【優等生】のフリしてる無能が」
mb「最低だな、2度と俺らに近づくなよ」
kr「ぁ…..ぁ…」
mb「え、まじで?あの子が….?」(コソコソ
mb「こわぁ….近づくのやめよ..」(コソコソ
mb「今まで僕達のこと下に見てたってこと?」(コソコソ
mb「なんだそれ、気持ち悪….関わるのやめようぜ」(コソコソ
kr「ぁッ…..ちがッ….、」
mb「そういえば、転校生の子がお見舞い行ってあげたのに」
mb「追い返したとか言ってたよね」
mb「まじで?最低じゃん」
mb「もう信じれないよ、消えてほしい」
mb「消えろ!消えろ!」
mb「消えろ!消えろ!」
kr「ごめんなさぃッ….ごめんなさいッ….」
mb「謝って済む問題じゃねぇだろ」
mb「本当、死ねばいいのに」
kr「……ッ、!」
「死ねばいいのに」
そう言われた瞬間、俺は教室から飛び出した
屋上
kr「….死ななきゃ、」
この世に生まれてごめんなさい
無能でごめんなさい
kr「….さようなら」
ガシッ
kr「ッ…‼︎」
sm「おい、待て」
kr「….ッ、なにすんだよ」
sm「!」
sm「俺は、お前に死んでほしくなんてない」
kr「…ふざけんなよッ、元はと言えばお前らのせいでッ!」
kn「桐谷さん」
kr「ッ….なに」
br「僕達は、味方になりたい」
kr「だからッ、お前らに俺のことなんかッ!」
nk「だから、教えてよ」
kr「ッ….!」
shk「お前のことを知って、味方になる努力をするから」
sm「….死なないでくれ」
kr「….馬鹿かよッ、正義のヒーローぶってんじゃねえよ!
kr「俺はッ、もう….疲れたんだよッ!」
kr「他人の評価気にしてッ、誰よりも優しくしてッ、誰よりも勉強してッ、努力してッ….」
kr「それなのにッ….なんで、お前らには勝てないんだよ….」
nk「俺達は、桐谷くんに勝ててないよ」
kr「ッ、俺はお前らが羨ましいよッ」
kr「馬鹿みたいに笑って、言いたいこと言えて、信用できる仲間を持ってて….」
kr「俺が欲しいものを、全部持ってるのが…羨ましいよッ….」(ポロッポロッ
だから、お願い
ここで死なせて
もう、嫉妬も…演技も….疲れたから____
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