霊夢「…夢?」
完璧…か
私は完璧になるために
感情を押し殺した
霊夢「…完璧じゃなきゃ」
魔理沙「霊夢?」
霊夢「あっ…魔理沙、どうしたの?」
魔理沙「朝ごはんできたぞ」
霊夢「…うん、ありがと」
霊夢「おはよ」
早苗「おはようございます!」
妖夢「おはようございます」
魔理沙「霊夢、飯運ぶの手伝ってくれ!」
霊夢「分かったわ」
魔理沙「それじゃ、いただきます!」
「「「いただきます」」」
霊夢「ごちそうさま」
霊夢「…はぁ」
完璧になろうと思って10年
今はもう社会人
魔理沙、早苗、妖夢とともに会社を経営中
霊夢「仕事しなきゃな…」
「ーーー!」
「ーーー…」
「ーーーーー……」
廊下から話し声が聞こえてくる
ちゃんと仕事してるかしら
ガチャ
早苗「霊夢、魔理沙がまた仕事をサボってる…」
霊夢「…ふぅ〜…」
カツカツカツ
霊夢「魔理沙〜?」
魔理沙「あ”っ…やっべ」
霊夢「やりなさい?(圧)」
魔理沙「はい…」
はぁ…まったく…
魔理沙はいいわね
仕事をサボってもやる人がいるんだから
私は気づいていなかった
魔理沙に嫉妬していたことに
気づきたくなかったよ…