テラーノベル
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神様:「おー!もう4人も出会ったのか!」
へんな君:「うん。」
神様:「よかった、よかった。」
へんな君:「神様……」
神様:「なんだ?」
へんな君:「初めて会った時から、魔物のことちゃんと聞いてなかったんだけど。」
神様:「……あー。」
神様:「そういえば、説明してなかったな。」
へんな君:「してよ!」
神様:「よし。じゃあ、魔物について話そう。」
神様:「魔物とは――人や物が“異形化”した存在だ。」
神様:「人の負の感情が形を持って生まれることもある。」
へんな君:「感情が……?」
神様:「ああ。」
神様:「魔物の体はほぼ魔力でできている。」
神様:「斬っても、砕いても、すぐに再生する。」
へんな君:「じゃあ……どうやって倒すの?」
神様:「魔物には必ず一つだけ弱点がある。」
神様:「〝核〟だ。」
神様:「球体状の核を破壊すれば、魔物は崩壊し消える。」
へんな君:「なんだ、弱点あるなら楽勝じゃん!」
神様:「……今、楽勝って言ったな?」
へんな君:「え?」
神様:「よし。」
神様:「じゃあ全員、連れてこい。」
へんな君:「えっ!?」
ばか君:「なになに!?」
最弱君:「なにするんですか〜?」
神様:「お前たちには〝模擬試験〟を受けてもらう。」
ふつう君:「模擬試験……」
神様:「今から1人ずつ、デジタル空間で魔物と戦え。」
神様:「制限時間は1分だ。」
最強君:「フン。どんな相手でもぶっ倒す。」
神様:「じゃあ――最強、行け。」
神様:「1分以内に倒せなければ失格だ。」
最強君:「余裕だ。」
神様:「出でよ……魔物ッ‼︎」
――ドグォォォン‼︎
黒い霧の中から現れたのは、
三つの首を持つ巨大な獣。
岩のような体から、青白い魔力が漏れ出している。
へんな君(観戦):「あれが……魔物……」
最弱君:「でか……」
ふつう君:「核……どこだ?」
ばか君:「僕ならお尻に付けるけどな〜!」
神様:「黙って見てろ。」
三つ首魔物:「ギギャアアアア‼︎」
最強君:「いいねぇ……!」
最強君の腕に炎が集まる。
最強君:「〝炎拳〟‼︎」
――ドンッ!!
魔物は断末魔を上げ、霧と共に消え去った。
最強君:「フッ。余裕。」
神様:「……今のは〝弱い魔物〟だ。」
最強君:「え?」
神様:「本物は核を隠し、再生し、執念で襲ってくる。」
神様:「力だけで勝てると思うな。」
へんな君:「やっぱ簡単じゃないんだ……」
ばか君
火炎スカル魔物に大苦戦。
最後は刀に魔力を込め、核を斬る。
→ 59秒・ギリギリ合格
ふつう君
トゲ虫魔物を冷静に分析。
一瞬で核を貫く。
→ 17秒・合格
最弱君
ウサギ型魔物に追い回される。
転倒した拍子に枝が核へ直撃。
→ 45秒・合格
神様:「次は……へんな。」
へんな君:「えっ、僕!?」
最強君:「さっきの力、見せてみろよ。」
へんな君は仲間たちを見る。
期待の視線。
――その時。
一瞬だけ、彼の瞳が光った。
神様(心の声):
「……やはり、気のせいじゃない。」
巨大なミノタウロス魔物が出現。
へんな君:「……よし。」
素手のまま突っ込む。
連打。
跳躍。
飛び膝蹴り――
――バキィン!!
核が砕け、魔物は一瞬で崩壊。
→ 13秒・圧倒的合格
最強君:「……マジかよ。」
神様:「……。」
神様:「全員、合格だ。」
みんな:「イエーーーイ‼︎‼︎」
神様(小声):
「へんな……お前は本当に、何者なんだ……」
(終)
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