神は僕らに問うている
何を持って相手を嫌うのと。
天使は僕らに説いている
愛を知り笑って逝きなさいと。
僕の望みが叶うならば
どんな望みを謳うのだろう
僕が描いてた優しい世界は
こんなものじゃ有り得ない
取るに足らないこの世界に
優しさの星を生み出したい
僕だけの優しい貴方の元に
いずれ去るこの世を愛せるように
悪魔は僕らに問うている
何故(なにゆえ)世界を見捨てるのと。
閻魔は僕らに説いている
優しさを知らぬなら意味が無いと。
僕がこの世を離れるのなら
最期はどんな眺めだろう
僕が欲しかった眩しい灯は
いつまでも現れやしない
涙が枯れるようなこの世界に
一輪のアイリスを咲かせたい
まだまだ終わらない貴方の世界に
いずれ明るい光が見えるように
希望を遺すべき過去の史実達は
二度と変えられやしないから
つらつら綴られる願いの唄を
今此処で愛そうか。
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