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#カントリーヒューマンズ
あめだま
1,335
#カントリーヒューマンズ
ましゅちゃん🌸🗡
148
⚠️都道府県擬人化⚠️
これは私の所の都道府県擬人化の本編のようなものです。鬱やホラー要素、タヒネタなど有り。
cp要素も有り。口調が曖昧になる事があるかもしれません。 なんでもOKな方のみどうぞ⬇️
_
“あの方”が居なくなりどれくらい経ったのだろうか?
私達はあの方……… 【創造神様】が居なくなってすぐは大混乱だった
[創造神様が居なくなっては私達はどうなってしまうのか?]
[もしかするとこのまま消えてしまうのではないか?]
そう思っていた私達”地主神”
私達は創造神様が創った花から生まれた神
《創造神様が居なくなったら大変な事になる》という迷信をすっかり信じていた私達
だけどそんな事は無かった
創造神様が居なくなっても特に何もなく普段通り平和に暮らしていた
あんな迷信 元から根拠は無かったのだ
きっと誰かがついた嘘なのだろう
その迷信は桜の花びらのように
どこかへ散っていった
私は【千葉】
至って普通などこでもいるような女子高生
…そんな事わけがない
私は地主神という存在なのだから
普通とかどこにでもいるとか有り得ない
そんな事は置いといて今日も楽しく元気に暮らし ている
千葉「〜♫」
いつも通り魔法の練習をしようとした
魔法なんて使えるわけがないのにね
私は魔法少女という存在に憧れを抱いている
キラキラしていてかっこよく可愛く
あんな存在になってみたいと日々思うのだ
だから私は自分の事を魔法少女と言っているし
魔法を使えると言っている
実際帽子からホオジロや白い鳩しか出す事しかできない
???「ちーちゃんっ!」
その声がした時 私はとても喜んだ
千葉「あっ!さっちゃん!」
“さっちゃん” 私の親友【埼玉】の事だ
埼玉「こんなとこで偶然〜!何してたの?」
千葉「んーとね!魔法の練習です!」
埼玉「へー!魔法か〜!凄いじゃん!」
私が魔法少女や魔法の事を話しても
さっちゃんは馬鹿にせず聞いてくれる
…まあ馬鹿にされた事は無いけどね
私はそんなさっちゃんに恋心を抱いている
そんな事誰にも言えない
怖いとかそういう訳ではなく 少し恥じらいがあるというか…
恥じらいと言うのかはわからない
違うかもしれない
とにかくそうなのだ
千葉「さっちゃんはどうしてここに?」
埼玉「ん〜散歩かな〜?」
埼玉「あいつとまた喧嘩しちゃったから気分転換〜的なっ!」
“あいつ”とは
おそらく【東京】さんの事だろう
東京さんとさっちゃんは姉弟で弟の東京さんとよく喧嘩をするのだという
仲が悪いようだがどこか良いようにも見える
周りも同じ意見のようで
《仲が良いのか悪いのかわからない姉弟》
と言われることがある
千葉「また喧嘩したんですか〜?」
埼玉「そうそう!あいつ嫌味とか色々言ってくるからさ〜!たまにド直球で何か言うことあるけどっ!」
千葉「仲良しですねーっ!」
埼玉「いや仲良くないからね!?」
さっちゃんと話してる時間はとても楽しい
嫌な事やストレスの事なんて忘れてしまう
ずっとこの時間が続けばいいのになって
毎回思ってしまう
_しばらく2人でどこかへ歩きながら話していた どこへ歩いているのかはわからない
よくある事だ
埼玉「…あれ?そういえばどこに歩いてるんだっけ?」
千葉「うーん!ですよね〜!私も思いました!」
そしてしばらく歩いていたら何かを見つけた
千葉「…こんな所になんでこれが?」
“それ”を拾い上げた
それは誰かの”花”だった
“ただの花”ではなく
私達のような地主神が体にいつも咲かせている”一輪の花”だった
ただそれにしては小さい気がした
千葉「…?」
埼玉「ちーちゃん?どうしたの?」
千葉「あっ、ううん!なんでもないです!」
多分見間違えか何かかなと思い
そのまま持って行くことにした
持っていく気は無かったけどなんとなく持っていきたくなった
私達は地主神で花に体が付いたような存在だからだから 花を仲間みたい思っているから
そこに捨てるという選択肢は無いんだと思う
_なんとなく私達は歩いてみる事にした
とにかく歩いた
特に用も無かったので別にどっちでも良かった
“だから”歩いた
しばらく歩いた場所に何かあった
でも上に葉っぱが沢山あって何かわからない
埼玉「なんだろこれ」
千葉「見てみます?」
私達だって感情はある
こんな時気になって葉っぱをかき分ける事くらい地主神である私達もしてしまう
埼玉「そうしよー!」
千葉「はい!」
そして2人で葉っぱをかき分けた
結構葉っぱがあったので大変だったが”私達が気になっていたもの”の正体がわかった
…分かった瞬間 私達は驚愕した
埼玉「あ…ああっ…」
千葉「な、な何…ですかこれ…っ!?」
…そこには体中からヤマモモを咲かせて動かない【高知】がいた
いつも明るくて太陽のような高知さんとは思えないほど体は冷たくて そして息はしていない
おそらくタヒんだのだろう
地主神が土地が消える以外でタヒぬ事があるなんて思わなかった
千葉「高知さんっ!!ねえ高知さん!!!起きてくださいよ!!ねえってば!!!」
私は必死に高知さんに声をかけた
もしかすると体が冷たくて息をしてないのは勘違いでたまたまで
ただ寝ているだけでは無いのかと思ったから
…そう信じたかったから
だけど高知さんは起きなかった
もう手遅れだった
埼玉「…っ」
千葉「……」
私達は何も言えなかった
その場で呆然と立ち尽くす事しかできなかった
埼玉「…あ!伝えないとっ…!皆に!この事をっ!!」
千葉「!」
さっちゃんが言った言葉でハッとさせられた
そうだ 私達が皆に伝えないと
_私達は必死に走って走って
やっと私達と同じ地主神を見つけた
千葉「徳島さん!香川さん!」
そこに居た地主神…【徳島】さんと【香川】さんの名前を大きな声で呼んだ
香川「千葉ちゃんっ…!?」
徳島「…」
2人はどうやら私達に気づいたようでこちらを振り向いてくれた
埼玉「2人とも!!高知さん…が…っ」
さっちゃんがその事を伝えようとした瞬間
目の前に写ったものを見て私達は固まってしまった
そこには近くの木に座って冷たく動かなくなっていた【愛媛】が居た
体中からみかんの花を咲かせていて
いつもの優しく穏やかな愛媛さんだとは思えなかった
香川「どうしようっ…!!愛媛ちゃん…愛媛ちゃんがっ!!!あああっ…!!!」
香川さんはパニックになっていた
一方徳島さんは落ち着いていた
…落ち着いていたというより呆然としていると言った方が良いのだろうか
徳島「…」
しばらくして2人がなんとか話せる状態になったので事情を聞いた
千葉「それで…何があったんですか…?」
香川「えっとね…私達実は…_」
香川さんはその時の事を語ってくれた
◤
香川「私ってすっごいんだよー!!うどん好きすぎてうどん大会みたいなの出れそう!」
徳島「うどん大会ってなんだよ…」
徳島と私はいつも通り2人で歩きながら楽しく話していた
私はいつも通り自信げにうどんの事を語り
徳島は呆れながらもしっかり聞いていた
しばらくすると愛媛ちゃんが木にもたれて寝ている所を見た
香川「あっ愛媛ちゃんだ!」
徳島「驚いた あいつも木にもたれて寝たりするんだな」
でも私達は何かおかしいとすぐに気づいた
徳島「愛媛…?」
私達の勘は当たっていた
近づいてみると愛媛ちゃんは体中から花を咲かせ冷たくなって動かなくなっていた
_
香川「…って感じ」
千葉「そっか…」
徳島「…思ったんだけどよ」
徳島「そこの高知…その姿…もしかしてこいつもか…?」
埼玉「…」
徳島「…そうか」
私達は何も言えなかった
なんて言えばいいのかわからなかった
だけど徳島さんは察したようだった
…そして香川さんもまた同じように
四国の仲間を2人も失って2人しかいない
そんなの心細いに違いないし次はどっちなのか
そもそもこんな事になるのかと不安だろうに
2人はこんなにも冷静で察して
私だったら無理だろうな…
千葉「…私達今から伝えに行こうと思ってるんだけど君達も来ます?」
徳島「…そうする」
徳島さんは返事し
隣で香川さんは静かに頷いた
香川「でも伝えるってどこに?創造神様は居ないし日本さんも忙しくて居ないし…」
埼玉「それは……あっ!」
どこに伝えたらいいのかわからなかった時
さっちゃんは気づいた そして私も同様
埼玉「あいつ…あいつ……っ東京に伝えればいい!東京なら!」
さっちゃんはどこか恥ずかしげにそう言った
普段”あいつ”と呼んでいるので名前呼びするのは少し恥ずかしいのだろう
私達は直ぐさま東京さんの所へ行った
_しばらくして私達は無事に東京さんにこの事を伝える事が出来た
東京「体中から花を…ですか」
どうやら東京さんはこの事を全く知らないようで 少し驚いていた
香川「なっ…なんとかして生き返らせる…とか出来ないかな!?」
香川「私達なら…出来るかもしれない!わかんない…けど…っ」
香川さんは突然大きな声を出した
だがすぐに自信が無くなったのか声が小さくなった
東京「…出来なくはないかもしれませんね」
香川「ほんと!?」
東京「北陸の皆さんならできると思います」
徳島「北陸…」
“北陸”という言葉を聞いて徳島は少し不安げな顔をした
無理もない 北陸は普段実験をしては爆発させて遊んでいる連中だ
…そう言ってもそれは【富山】さんと【石川】さんの方で【 新潟】さんや【福井】さんはしっかりしている
ただ実験をしているのは富山さんと石川さんのみで新潟さんや福井さんは全くしない
東京「普段はあんな感じですけどやる時はしっかりやってくれる方々ですよ」
千葉「そうなんですか…?」
確かに2人はやる時はしっかりやっている
その瞬間もう2人に頼るしかないと思った
東京「でも流石にあの2人でも生き返らせる事なんて…」
東京「いや…絶対できないとも限らないですけど」
その言葉を聞いて私達は希望を失った気がした
そうだ 生き返らせる事なんて出来るはずない
そんな事が出来るのなんて創造神様だけ
私達で創造神様を探すしか無いのか
東京「…でもなぜこんな事に」
そうだ そもそもなぜこうなってしまったのか
何か理由があるはず
その理由を探さないと何も出来ない気がした
その時
香川「私知ってるっ!!」
発言したのは香川さんだった
皆驚いたがとりあえず香川さんの話を聞いた
香川「少し前に聞いた事があるの」
香川「実は私達地主神は何者かに祟られていてある条件を全部満たしてしまうと体中から花が沢山咲いてそのまま放っておくと神とか関係なくタヒんでしまうって……」
香川「それを常世咲きと呼ぶんだけど…」
香川さんはそれから沢山説明をしてくれた
“常世咲きと呼ばれる祟りがあり、それはある条件を全て満たしてしまうと体中から花が沢山咲いてそのまま放っておくとタヒんでしまう。祟ったのは誰か未だ不明。これはほとんど知られてなかったが結構前からそんな迷信はあったようで創造神様の迷信の件からそんな迷信も信じなくなって完全に忘れ去られたとの事
正直迷信だったし噂でしか無かったから最初から信じてなかったけどまさか本当だなんて”
…そう言っていた
確かにそんな話聞いたような聞いた事ないような 本当に忘れ去られてしまっていたのか
徳島「…よく覚えてたなそんな事」
香川「私 記憶力は凄いから皆が忘れてそうな事も覚えてるよ」
香川さんの記憶力の事は前から知っていたが
まさかここまでとは思わなかった
そんないつか分からない事を詳しく話せるくらいはっきり覚えているなんて…
香川「その…条件が分からないってのは覚えてないんじゃなくて本当に明かされてないの」
埼玉「…その迷信を広めた人に話を聞けばもしかするともっと詳しい事がわかるんじゃない?」
埼玉「条件の事を覚えているかは怪しいけど…」
その瞬間後ろから声がした
???「その迷信を広めたのは誰かって知りたいの?」
【群馬】さんだった
優しくて頼りになる人で
そして私がとても尊敬している人
群馬「それなら知ってるわよ♡」
香川「それって誰っ!?」
群馬「私よ♡」
その言葉に全員驚きを隠せなかった
まさかこの迷信を広めた人が群馬さんだとは誰も思わなかっただろう
東京「な、なぜ群馬さんが…?」
群馬「実は私 なったことあるのよ 」
群馬さんはその時の事について語ってくれた
◤
当然体中から花が沢山咲いた
その事に驚きと恐怖を隠せなかった
初めての事で誰もなった事のない事だから
どうすればいいのかわからなかった
何も分からなかった
けれど思いついたのよ
体中に咲いてる花を全部むしり取ればいいんじゃないかって
大当たりだったわ
そうしたら元の姿に戻ったの
自分は天才なんじゃないかと思ったのよ
そして何か起きた時の為にこの事を皆に知らせようと思ったの
でも普通に知らせて広めてしまったら自分の身に何が起こるのか分からない
だから迷信のように
噂のように広める事にしたの
ほら 私達って神だけど人に近い感情があるじゃない?
迷信や噂って人は拾って広めたくなるじゃない
花粉を無意識のうちに運ぶような蜂のように
だからそうしたのよ
成功だったわ
その事について沢山調べた甲斐があった
_
群馬「以上よ」
徳島「す、凄いな…」
群馬「うふふ 嬉しいわ ありがとう♡」
香川「それで調べて分かったことって!?」
群馬さんはまた語ってくれた
色々と話してくれた
………だけど群馬さんでも”条件”の事はわからなかったようだ
群馬「ごめんなさいね」
千葉「いえいえ!お気になさらず!…ほんとにありがとうございました!」
群馬「うふふ♡ それじゃあまた♡」
群馬さんはその場を後にした
それから私達はなんとか常世咲きの情報を得ようとした
群馬さんが話してくれた事以外は何の情報も得られなかった
だけど私達は諦めなかった
どうしてもこの祟りを止めたい
《そしてみんなを助けたい》
そう思ったから