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元貴の家のピンポンを押す。

外には雨が降っていて、俺はずぶ濡れだった。


こんなんで元貴と会うのか…

でもこれで最期だから。



「若井…?」



元貴が出てきた。

俺がずぶ濡れだからか戸惑った顔をしてる。


そんなところもかわいいなぁ…


と思いながら俺は決意し、言った




「昨日人を殺したんだ。」



昨日っていうのは…まぁ嘘だけど。

事実なんだけど、殺人したまま来たって思われるのは嫌だったから。



「…は」



「…だから、俺は昨日〇〇を殺したんだよ。」



元貴がこれ迄に無いほど呆然とした顔をしている。

まぁ…そうなるよな。


嗚呼、罵倒されるかな。蔑まれるかなぁ。

決意は固めたはずなのにどうにも身体が震える。



「〇〇って…僕のことをいじめてた…」



「〇〇が…元貴の事を、元貴の音楽を悪く言ってて…言い合いになったんだ。」


「彼奴が手を出してきたから、思わず押したら…」


元貴なら言わずもがなわかるだろう。


「打ちどころが悪くて、そのまま、、」



暫く沈黙が続いた。


お願いだから、罵倒してくれ。俺を否定して、諦めさせてくれ。


この、どうしようもなく諦めきれない俺を。




「…つ、どうして若井は…僕の家に来たの?通報するかもしれ無いじゃん…」



あゝ、この人は何処まで優しいんだろう。

俺が全部悪いのに。

でも、きっと元貴は通報しないだろうから。



これじゃあ…本当に、諦めきれない。


このままじゃ、泣きそうになる。


だから、



「最後にありがとうと、ごめんを伝えに来た。」


「結構短かったけど、俺さ元貴と出会えてよかった。」


「若井・・・最後って、まさか、」



元貴はやっぱ感づいちゃうか笑



「もう俺はここにはいられないと思うから。どつか遠い所に行って、死んでくるわ。」


「じゃあな」


といい、手を振り歩き出す。



そこに元貴が衝撃の言葉を言った。




「それじゃ、僕も連れてって・・・!」











短くてごめんなさぁぁい!!

時間制限で…泣


明日に更新できるようがんばります!






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