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会社では、洋平は、井上と真面目に仕事の話をしていた。
ピコーン
──気になるなぁ〜
誰だろう?美優かなぁ?いや、今は寝てるかなぁ?
お母さんかなぁ?何かあったのかなぁ?
「洋平さん、気になるなら、見てください。
2人だけだし、何かあったら大変だし……」
「お〜悪いな!」と、スマホを開くと……
〈愛してるよ♡〉
「え!」ブーッ、危ない、コーヒーを吹き出すところだった
「え?なんすか?」
「あ、イヤ、大丈夫だった」
ヤバイ、顔がニヤけそうだ、マスクマスク……
「そうですか? 何かあったんじゃ?」
「いやいや、大したことでは……」
「急ぎなら遠慮なく電話してくださいね」
「お〜ありがとう。コレは帰って確かめてみないと分からないし……」
「え? じゃあ急いで」
「いや、美優のお母さんが来てくれてるから大丈夫だ」
「そうなんですね……」
おー井上、許せ!
コレは恥ずかしくて言えない。
美優〜可愛いことしてくれちゃって……♡
「とりあえず、返信しておくよ!」
「はい、どうぞ」
〈美優〜♡俺も愛してるよ〜♡♡♡〉
「お〜、すまなかったな。じゃあ続きを……」
ピコーン
「どうぞ」
「あ、すまない……」
〈チュッ〉
「な!」ダメだ、笑ってしまう。
良かった、マスクがあって……
「大丈夫ですか?」
「あ、イヤ大丈夫だ。ちょっと慎重に扱わないと……」
〈美優〜帰ったらラブラブしようね〜チュッ〉
「良し、もう大丈夫だ。すまない」
「ホントに大丈夫ですか?」
ピコーン
〈チュッチュッチュッ〉
「あ!」
「大丈夫じゃなさそうですね? 一旦帰った方が……」
「いや、大丈夫だ」
許せ井上〜!
まさか、上司が仕事中にこんなことを……
〈チュッチュッチュッ、愛してるよ♡〉
「もう、大丈夫だ!」
許してくれ〜井上!
バカな上司を〜
夜、
〈今から帰る♡〉
〈うん♡〉
昨日より更に、ダッシュで帰って来たのか?
6分で帰宅!
「ハア〜ハア〜」
「お帰り〜記録更新! おめでとう‼︎ 大丈夫?」
「た、だ、い、ま〜ハア〜」
「もう、若くないんだから、やめてよ〜ゆっくりでいいよ」
「美優が……あんなの送ってくるから〜
早く、会いたくて、会いたくて……♡」
「ふふ、ごめんね〜返信が来たから、大丈夫なのかなぁ〜と思って〜♡」
「うん♡」
──全然 大丈夫じゃなかったんだけどね……
「美優〜♡」
「あ、ダメよ。お風呂入ってから……」
「そうか……消毒!」
美優の手を引いて……
「お風呂、お風呂♡」
「先に洗ってるからね〜♡」
「うん」
洋平は、頭から足先まで、念入りに綺麗に洗った。
「美優〜♡」
「は〜い」
美優の背中からシャワーをかけて……
お腹には、直接かけないで、
優しく……撫で撫で
「はい、座って〜髪、綺麗に洗ってあげる♡」
「ありがとう〜」
そして、頭から足先まで、美優を確かめるように
綺麗に洗う
「洋平、前は自分で洗えるよ」
「いや、ココこそ俺の仕事でしょう♡」
「ふふっ」
優しく優しく、泡で洗うように……
撫でるように〜
胸を……
「あ〜♡もう〜!」サッとシャワーをかけて、
ついでに、舌でなぞる
「ダメだってば……」
「美優があんなメール送ってくるから……」
「ん〜だって〜♡」
「早く会いたくてたまらなかったんだからな」
チュッ
「私もよ〜♡」
チュッ、チュッ
「美優〜大好きだよ〜♡」
「うん」
「愛してる♡」
「うん、あ〜♡」
「まだ、全部洗えてないよ〜
綺麗に洗ってあげるね♡」
「うん、あ〜♡洋平〜ダメだよ〜う〜ん」
「あ〜〜もう〜♡俺がダメそうだよ」
「洗って上がろう♡」
「そうだな……」
洋平は、美優を綺麗に洗って、背中を拭く
「大丈夫? 拭ける?」
「うん、ありがとう」
洋平も出て、カラダを拭き、パンツだけ履いて
頭をワシャワシャ
「美優〜♡おいで」
ぎゅー
洋平の胸に包まれる
「良い匂〜い」
「最近、帰ってすぐ、ハグ出来ないからなぁ〜」
「うん」
「お腹大丈夫か?」
「うん」と、下から洋平を見上げる
優しい優しいキスを贈る
何度も何度も舌を絡める……
「あ〜久しぶりだな、こんなに濃厚なの♡」
「ヤダ〜言い方!ふふ」
「愛を感じる♡幸せ〜」
「ふふ、私も幸せだよ♡」
「美優〜」
また、熱いキス♡
「さ、ご飯食べよ、母が作ってくれたの」
「う、うん」
──美優って、いつも切り替え早っ‼︎
余韻に浸ってるのは、俺の方だ……
「美優、食欲出てきて良かったな〜」
「うん、良かった〜」
「豚肉の生姜焼きに、ポテトサラダ、ナスのお味噌汁、あとは、常備菜がもう少なくなってきたからって、作り置きしてくれたの。ひじきや、きんぴら……」
「うんうん、美優の料理上手は、お母さんのおかげだなぁ〜」
「そろそろ、復活しても大丈夫かなぁ?」
「明日、休めば土日だし、仕事は来週からね」
「うん、少しずつカラダを動かさないと、式当日、歩けなくなるし……」
「そうだな、明日は、家の中でゆっくり歩いてね」
「うん、分かった。買い物も母がしてくれてるし、お料理も簡単な物なら出来るし……」
「うんうん、お母さんに感謝だな」
「うん。あ、朝ね〜母、聞いてたみたい」
「え?」
「終わった?♡って……若いって良いわね〜って……」
「え〜恥ずかしいなぁ〜ハハ」
「や〜ね。ふふ」
「ご馳走さまでした」
「ごちそうさまでした」
「洗い物するから大丈夫だよ」
「ありがとう、一緒にする〜」
「うん、分かった」
ふたり並んで、洋平が洗って、美優が洗い流す
「ふふ」
「ふふ」
チュッ
──うわ、手が使えないから、なんか新感覚♡
「ふふ」
チュッ
──はあ〜美優と居たら楽しい〜♡
「はい、終わり」
全部、洗い終わったら……
やっぱりキスがしたくなった
「美優!」
「ん?」
頭の後ろに手を回し、顎を上げ
キスをする
「うん、やっぱり、こっちの方がイイ」
「な〜に?」
「イヤ……大丈夫か? ちょっと座ろう」
「うん」
ふたりで、ソファーに座る
お腹を撫でる洋平
美優が、今日お母さんと話したこと
片岡ちゃんとメールしたことを
一生懸命に話してる
美優のことが愛しくて仕方ない洋平は、
聞きながら、時々相槌を打ち、
また、ずっと頬や髪にキスをしている
「洋平、聞いてる?」
「聞いてるよ〜」
「ずっとキスしてる……」
「もう美優のこと、可愛いくて可愛いくて……
ホントは、ずっと抱きしめてたい」
「ふふ、そうなんだ」
「今日だって、あんな可愛いことするから……
たまらなかったよ」
──まあ、状況も状況だったし……
また、隣りから上目遣いでジーっと見る美優
──あーその顔は、たまらん♡
悩殺だ…。
また、キスをしてしまった♡
「美優〜もう俺、無理だよ〜」
「ん? また我慢大会してたの?」
「うん、だって美優、体調悪かったし、昨日もちょっとラブラブしちゃったし……」
「もう大丈夫だよ♡」
「えーいいの?」
「うん♡」
「ラブラブしていいの?」
「うん、しよう♡」
──ズッキュ〜ン♡
「美優〜♡うん、しよう、しよう♡」
──あ〜なんでこんなに奥さんのことが大好きなんだろう
「はあ〜幸せ〜♡」
「ふふ、歯磨きするよ〜」
「は〜い♡」
仲良くシャカシャカ
「じゃあ、《《寝よう》》か!」
「ふふ、その言い方〜」
「美優♡また、大きくなったんじゃない?」
「う〜ん♡はあ〜」
「洋平ダメだよ、アレ付けなきゃ」
「あ、そうだった、先生に怒られる」
ゆっくり、優しく、愛し合いました♡