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つぼ浦の無線貫通見てからこういうのありゃ良いのにってずっと思ってたやつ。(実際にある曲とか出てきちゃいます)
喋り「 」無線『』
つぼ浦『特殊刑事課つぼ浦匠、On Duty!!!』
他『『ナイスデューティー』』
今日もいつもと変わらず元気なつぼ浦の挨拶にみんなも声に元気が出る。つぼ浦っていつも元気だが、悩んだり落ち込んだりすることはないのか?繊細な心は持ってないのかなとか疑問に思う人がいるくらいいつもこのテンションだ。
まるん「お前いつも元気だな」
つぼ浦「おう、俺はいつだって元気だぜ」
そんなことを話してると大型の通知がくる。
青井『らだお、ヘリで向かいまーす』
まるん「んじゃ俺も行ってくるわ」
つぼ浦「おう!俺は小遣い稼ぐぜ」
まるんは大型へ、つぼ浦は銀行強盗の対応に向かった。
大型も終わり、犯罪が落ち着いてきたころ警察はドライブしたり、ご飯を買いに行ったり、みんなで喋ったりと各々チルタイムを過ごしていた。
つぼ浦は警察署の屋上のぎりぎりのところに足を下に下ろして座り、ひとりでゆっくりしていた。
つぼ浦は大型のときの無線がうるさくて、無線を抜けようとしていたが小型ので報告があるとき咄嗟に言えないと不便か、と思い音量だけゼロにして無線に入っていた。そのことを忘れてそのままにしていた。
つぼ浦「くぁー!夕暮れが綺麗でいいな!」
1人でゆっくりしながら今日あったことを思い出す。
銀行強盗対応の際チェイスで盛大に事故ったため、救急隊に連絡して来てもらった。それはいいもののヘリで来た神崎はバランスを崩して墜落し、無事死亡。何やってんだ!と言い合っていると車で救急隊の天羽よつはが来た。まずはつぼ浦を起こし、次に神崎を起こした。天羽よつはは心配したんだよ?と神崎に言い、神崎はごめんねと少し笑って言う。見るからにイチャイチャしてた。つぼ浦は、羨ましいという気持ちは湧かなかったが大切な人がいるっていうのはどういう感じなんだろうとは気になった。
思い出しながらなんとなく大切な人とかなんだとか言ってる曲あったなーと声を張らずに歌い出す。
つぼ浦「…幸せとは〜」(backnumberの瞬き)
ーーーー
ーーーーーー
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『…幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が 繰り返すようなものじゃなく ーーーーーー』
急に無線から歌が聞こえる。すごく優しい声で上手い。とにかく上手い。
オルカ『めっちゃ上手いな!これ歌ってるの誰だ?」
署長『綺麗だな』
まるん『無線じゃなくてみんなで集まってるとこで歌ってよー』
ネル『なんか、感動するな』
ミンドリー『少し切なくなってくるな』
歌ってるであろう人から返事がこない。
青井『これ、もしかしたらバグで声が勝手に入ってるのかも。でも、無線に入ってなければバグでも勝手に繋がったりしないはずだからみんなの声聞こえてるはずなんだけど…』
オルカ『これ、聞かせるためじゃなかったのか!普通に聞き惚れてたぞ』
ミンドリー『だよねー』
キャップ『もしかしてつぼ浦か?つぼ浦がこういう曲歌うとは思わないが声が似てるし、無線には入ってるぞ』
青井『あー…そうかも。あいつたまに音量だけ切ってるんだよな』
まるん『これつぼ浦!?』
ネル『こんなにうまかったんだな。歌声も綺麗だし』
オルカ『あ!匠だ!屋上いるぞ!』
警察署の外にいたオルカが無線で知らせる。すると無線を聞いていたみんなは音を立てずに屋上に向かう。ゆっくりとドアをあけ見てみるとつぼ浦がいた。気づかれないギリギリのところまで行って耳をたてる。
風に揺られながら歌うつぼ浦はいつもの元気なつぼ浦とは異なって、すごくやわらかく綺麗だった。みんなは見惚れて、そして黙ったまま聞き惚れていた。
つぼ浦は歌い終わったあとそういや飯食ってねぇなと思い立ち上がって後ろを振り向くと10人くらいの警察がやべっみつかったというような表情で立っていた。
つぼ浦「うおっっ!何やってんだお前ら」
みんなで顔を見合わせ、青井が口を開く。
青井「お前の声が全部無線にのってることを伝えようと思ってな」
つぼ浦「え」
まるん「今ものってるぞ」
つぼ浦「い、いつから…」
青井「えっとn」
オルカ「匠!歌綺麗だったぞ!」
青井「あw」
つぼ浦はみるみる顔が赤くなっていく。そしてロケランを構える。
署長「ちょっとまて!」
つぼ浦「忘れろーーーーーーーー!!!!!!!」
みんなはロケランに吹っ飛ばされ、ダウンした。そのまま逃げていくつぼ浦の背中を見てみんなは、ダウンしてしまったが歌を聞けてよかったなと顔が綻んだ。
後日、歌を聞いていた職員たちがいなかった職員にこのことを話し、つぼ浦は「歌って!」と迫られ逃げまわるのだった。
こういうの好き。