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※出水公平の夢小説です
※キャラ崩壊注意
※原作とは関係ありません
「」→夢主 『』→出水公平〔〕→その他のキャラ
〈〉→モブ
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『さっきはありがとう、話してくれて』
先輩は微笑みながらそう言った。
「いえ、こちらこそ、関係ないことまで聞いてもらっちゃってありがとうございました!」
『夢ちゃんさ、もうちょっとだけ俺に付き合ってくれない?』
その言葉に少しドキッとした。
「え?」
『せっかくだし、ちょっと見学してきなよ!普通の人は本当は入っちゃダメだけどね笑』
「それ私が入っちゃっていいんですか?笑」
『大丈夫でしょ〜笑 怒られたら俺が言い返しとくよ笑』
「じゃあ、お言葉に甘えて笑」
『やった〜笑』
私は初めて見る景色に目を奪われた。
『結構凄いだろ?笑』
「凄いですね...こんな感じなんだ...」
少しの間沈黙の時間が続く。そうすると先輩が静かに口を開いた。
『夢ちゃん、ボーダーに入隊してみないか?』
先輩の目は優しくて、どこか真剣だった。
「えっ、いや、私には...」
『君はあの日、怖い思いをしながら子どもを助けようとしたんだろ?』
『それって、めっちゃ凄いことだと思うぜ』
私は迷っていた。ずっと、先輩に会う前からボーダーに入隊するかどうか。私なんかが入ってもなんの役にも立たないんじゃって思ってた。でも、先輩に背中を押された気がして気がついた時には
「先輩、私ボーダーに入りたいです」
そう、言葉がこぼれていた。