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○○『はぁ、、、緊張したぁ、、』
それから2時間後。
無事に防弾学園に到着して、たった今
学園長に挨拶をしてきたところ。
門をくぐった瞬間、ここはお城かと
見間違えるかとような造りに圧倒された
入ってすぐ広場には丸くて大きな池が
あり、中央にそびえたつ象の口からは、
マーライオンのように水が流れ出ていた
校舎はヨーロッパを思い出させるような
建築構造で、まるで別世界に飛び込んで
しまったかのような錯覚すらした。
この学校もしかして…お金持ち学校!?
私の家は至って普通の家庭なんだけど…
こんなところに通わせてもらって大丈夫
なのかなぁ…
校舎内はもちろん高級仕様。
構内の移動はエスカレーター。
床は一面、赤茶色のカーペットが敷かれ
ホテルのような内装で、日本の高校だと
はとても思わない。
どんな子達が通ってるの?
私…馴染めるかな、
浮いちゃったらどうしよう、
そんな不安を早くも抱きながら、
昇降口に向かう途中。
歴代学園長の銅像が飾ってあるのを
見つけた。
ちなみに今の学園長は三代目で、
少し白髪交りのダンディーで素敵な方
だった。
一般的な校長先生とはだいぶイメージが
違い、貫禄(かんろく)のあるいで達に、
ちょっぴり気おれそうになって
しまったほど、
目の前の銅像たちは、私に向かって優し
く微笑んでいるように見えた。
○○『初めまして、今日からお世話になります。』
なんて言ってみる
初代学園長はお爺様で、二代目はお父様
らしい。
さすが格式高い学園。
こんな立派な銅像まで置いてるんだなぁ
と思いながら眺めてると….
○○『あっ、、、、』
初代学園長の首元のブローチに
ゴミを発見。
気になって思わず手を伸ばしたら….
ーーポロッ
ゴミだけじゃなくて、ブローチごと
取れちゃった….?
うそでしょ!?
取れたブローチは、コロコロと絨毯の上
を転がっていく
ーNEXTー