コメント
1件
体調不良!? もうやばいいい😭 ドキドキして見てます!!
ここ最近本当に忙しかった
ありがたいことに
目まぐるしく毎日が過ぎていく
取材や番組出演などの合間に打ち合わせをしていた俺たちだったけれど
今日の若井は少し静かで
よく見ると顔色も悪く血色がない
ほんの少しだけ、返事がいつもより遅れて返ってくる
ガタッ
勢いよく椅子から立ち上がり、机越しに
若井のおでこに触れる
「若井、もしかして調子悪い?熱ない?」
たぶん、いや、かなり熱い気がする
「そう、かな?別にふつーだと思うけど…」
そういった瞬間
若井の身体はグラリと傾き椅子から崩れ落ちる
「若井!」
慌てて駆け寄る
やっぱり身体が熱い
「今日はここまでで、すみません、涼ちゃんもごめん」
「謝ることじゃないよ、それより若井を病院連れて行かなきゃ」
スタッフが車で連れて行ってくれるというので俺が付き添うことにした
「元貴じゃなく、他の人に付き添ってもらったほうがいいんじゃない?騒ぎになるといけないし…」
涼ちゃんの心配はもっともだったが
他の人に譲る気にはならなかった
「大丈夫、絶対バレないようにするから。また落ち着いたら連絡する、ごめん、ありがとね」
車入り口に付けたんで、と声がかかったので、意識が朦朧としている若井を車まで涼ちゃんに協力してもらって運ぶ
俺と若井で後部座席に乗り込むと、マネージャーも助手席に座り付き添ってくれた
朦朧としている若井を支えながら心配と不安で心臓がバクバクする
(ごめん、もっと早く気づいてれば…)