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ある日突然、万事屋の面々はいつものようにドタバタしていたはずだった。次郎長の墓参りに行こうとした瞬間、空間が歪んで、気づいたら見知らぬ商店街のど真ん中に放り出されていた。
銀時「……おい、ここどこだよ。看板が全部『防風鈴』とか『獅子頭連』とかヤンキー臭ぇ名前ばっかじゃねぇか」
新八「銀さん! あそこ見て! 制服着た不良たちが……めっちゃガチで喧嘩してるんですけど!?」
神楽「ありゃー、こりゃあ江戸の歓楽街よりヤバそうな匂いがプンプンするアルね」
そこへ、髪が白黒の少年・桜 遥が、いつものように喧嘩の仲裁(?)に入ろうと歩いてくる。
桜「……お前ら、どこの所属だ? 見たことねぇ顔だな」
銀時(一瞬で状況を察知して)「お、おう……俺たちは……えーっと、『万事屋防風鈴支部』ってことでいいか?」
桜「は? 支部? そんなもんねぇぞ」
神楽「じゃあ私たち『宇宙最強の攘夷外人衆』でいいアルか?」
桜「……外人? いや日本人だろお前」
そこへ、颯爽と現れたのが梅宮 一。
梅宮「遥、また変な奴ら連れてきたのか?」
銀時(梅宮の貫禄にビビりつつ)「お、お前……なんか将軍様みたいなオーラ出してんな……?」
梅宮「将軍? 俺はただの三年生だ」
新八「銀さん、この人たち全員マジで強そうですよ……! しかも不良なのに妙に礼儀正しい……!」
ちょうどその時、獅子頭連の残党っぽい集団が「オラァ! ボウフウリンの縄張り荒らしに来たぞコラァ!」と乗り込んできた。
銀時「うわ、典型的なモブ敵登場パターンキター!」
神楽「やるアルかー!」
桜「俺の街で暴れるんじゃねぇ!」
ここで銀時が木刀を抜き、神楽が傘を振り回し、新八がメガネを光らせて突撃。……が、戦闘開始30秒で状況がカオスに。
銀時「……おいおい、こいつら(獅子頭連)弱すぎね? 俺の木刀が当たる前に気絶してんだけど」
神楽「こいつら、殴られるとすぐ『すみませんでしたぁぁ!』って土下座するアルよ!?」
桜(呆然)「……お前ら何者だよ。俺より速く、俺より強く、でもなんか……ふざけてる」
梅宮(静かに)「……面白い奴らだな」結局、獅子頭連は5分で全滅(主に銀時の木刀と神楽のパンチで)。戦闘後、桜が珍しく興味津々で近づいてくる。
桜「お前ら、強ぇな。……どこのチームに入る気だ?」
銀時「チーム? 俺たちは基本的に『金になれば何でもやる』派なんだけどな」
新八「銀さん! ここはヤンキー漫画の世界ですよ!? 不良の矜持とか仲間とかそういう熱い話が大事なんです!」
神楽「じゃあ私たち、仮で『万事屋ボウフウリン』ってことにしとくアル!」
桜「……は?」
梅宮「(小さく笑って)悪くねぇ響きだ」
その日から、風鈴町に奇妙な噂が流れ始めた。
「オセロ頭の最強の喧嘩屋に、変な白髪の男と中華娘、それにメガネのツッコミ役が加わったらしい」
「しかも全員、喧嘩はバケモン級に強いのに、戦ったあとで『腹減ったー』『パフェ食いてぇ』『給料払えよ』とか言ってるらしいぞ……」
銀時「なんで俺たちが不良の街の守護者ポジになってんだよ……」
新八「これ絶対、将軍様か神威あたりが『面白そうだから』って転移させたに違いないです……」
神楽「まぁいいアルよ。パフェ奢ってくれるなら、この街しばらく守ったげる!」
こうして、万事屋一行は当面の間、風鈴高校の「臨時不良兼便利屋」として、桜や梅宮たちと一緒に街を守り(+パフェを食べまくり)続けることになったのであった。……果たして、この街は平和になるのか。それともさらにカオスになるのか。