テラーノベル
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「AB型・乙女座の勘は何時でも冷静、私の腕前を評価して頂きたい。ユニオンフラッグの愛馬も説得済みさ」
スペースコロニーにて聖戦が勃発! グラハムが不敵な笑みで格納庫を出た、地球は青い……刹那・F・セイエイ。興味深い案件だー絶対服従の確約は貧困と民族紛争に未だに山積する課題の国歌独唱、女性仕官ソーマがスーツを脱ぎ愛機のメンテナンスに働く。
「少慰……彼等の動向を、弱小組織に慈悲など皆無では」
「そそられる。軌道エレベーターは新人類のニヒリズムに敗れ去った遺産、神は過ちを犯した」
「……と、言いますと?」
「ユニオンはガンダムを共有出来ないー莫大な予算とディレンマに揺れるそこはかと無い事実無根の叱責」
「天秤は壊れた……そう解釈して良いので?」
「フラッグなど一時しのぎの使い捨て要員、文章と由悠季はシンパシーで繋がった。ピーリス軍曹……分かるかね」
風は東。社員食堂にて言霊が錯綜する、シリアルのジャンクフードなど不味い……悲しい職業だ! グラハムはバイキングのビュッフェの行列に並び一人言を呟く。
「アザディスタンの王は反逆のシンボル。見せしめの商品、惑うなよ」
ソーマは拳を固く握り敬礼した。これが現実、我々は負けるのか……?
コロニーの仮設ホテル。アレルヤは夢の中……皆が休息を取り次の作戦に備える、スメラギは主治医と面会中だった。ティエリアが部屋の個室のドライフラワーの水を取り替えたー
「薬を処方しろ。健康は金で買える、刹那……お前はガキだ」
ロックオンが荷物を渡しに一階のロビーを歩く、世界は栄光の明日を求む性分……ハロが飛び跳ねた。
「ケンカ、ケンカ! イッショウワカリアエナイ~」
「お前って奴は」
突然の地震!? またドンパチだ、アレルヤ不在の今、民を守れープトレマイオス発進!
「血で染まりゆく両手に火薬の匂い……俺も堕落者の一端って事かよ」
エクシア飛ぶ素粒子が白昼間のオーロラに耀く後光、ソーマのへリオンが敵意を剥き出しに迫る。私だって!!
「ソレスタルビーイング、ガンダムに極刑をッッ」
銃撃戦とライフルの雨が虚空の宇宙に弾ける愚かな醜い戦闘ーグラハムが到着した。
「軍曹。イノベーションの士気を感じろ、実践を上げてこそプロの仕事! 死ぬ気で生き延びれ」
「ヴァーチェに一任しろ……ヴェーダの答えだ。啓司の様な血族が未来に必要なのだ!」
「……」
「新血、か。お前にぴったりの文章だな……アレルヤ! 起きてるだろ?」
ベッドの上で軋む身体、独りでに動く口元。彼だー掛け時計の秒針だけが煩くこだまする、意識が遠のく……窓の外は避難勧告のサイレンが響く!
「キュリオスに乗れ。どのみち滅ぶべき文明だ、俺に貸せ!!」
寝間着と裸足で母艦に戻ったハレルヤが人格を交代した、叫べ……ユニオンを撃つ!
「こ、これは……」
マイスターの暴走が全員の息を呑む。グラハムとソーマが一進一退の戦乱大活劇の渦中に飛び交う硝煙と業火に戻った、スメラギが迎撃の合図を同時に上げた!
「ハーハッハハッ!! 天国へ行こうぜ相棒ーー」
次々と倒されるユニオンとへリオンが爆発してはコロニー内部を激震させる花嵐、彼等は踊り子に過ぎない。戦死者達に最大の賛辞をーグラハムと刹那が再び対峙する!
「関ヶ原の戦いの大義名分だよ少年! 我が宿命のライバルっっ」
「エクシア、もってくれー俺が歪んだセカイを正す! 勝負だグラハムッ」
エレベータ付近のMSが撃沈した。破壊衝動の名の元にハレルヤの気を掴んだティエリアとロックオンがプトレマイオスに帰還した、トランザムの影響下ー? 残された二人が雌雄を決す……エナジー切れのGNドライヴが空しく自由を奪う。
「みんな! メガ粒子砲で大気圏突入のスタンバイよ、戻って来て」
「刹那!! 限界じゃ……」
ソーマがへリオンで離脱した、無線のメッセージが彼等のコックピットの脳内に共鳴する。地球へ落ちる重力に逆らえ、バトル・ファイトはお預け……
「少慰! 無理は禁物です、速くカプセルへー」
グラハムは満足げだった。ユニオンは滅びない、ガンダムマイスターに借りが出来た……
戦士達はハレルヤの意識統一をキュリオスの祈りと共に聴く? 船内は安全だった。
「アレルヤ。故郷を馳せろ、全て俺に託せー弔い合戦の幕開けだ」
母なる大地がガンダムを抱擁しては受け入れた。
コメント
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読み終わりました!タイトル『女の吐息』なのに、いきなりスペースコロニーで聖戦勃発、AB型乙女座の決め台詞にグラハムや刹那の名前が出てきて、ぶつ切りなのに妙にリズムがあって面白いです。第3話ということで、まだ物語の全貌が見えないワクワク感があります。ユニオンフラッグの愛馬って何だろう……気になります。🙂