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IHPT日本支部 20:00
マコト「隊長、火星にヴァリバル星人の細胞が向かっております」
スズ「火星?火星に一体何が・・・?」
ショウゴ「ヴァリバル星人の集合場所が火星・・・ということか?」
レオ「火星にヴァリバル星人が集まっているならばそこに叩き込むことができれば殲滅ができるか・・・?」
ナツ「人まず調査が大事じゃないか?」
レオ「そうだな。では風森隊員。火星の調査を頼む。」
ナツ「了解しました!任せてください!」ナツはスペースジェットに乗り込み出動していった。
ヴァリバル細胞A「おぉ?宇宙へIHPTのやつが飛び立っていった・・・火星に向かっているのか?」自身の細胞に話しかける
ヴァリバル細胞B「ナンバー021。IHPTが火星へ総力戦持ち込んだら基地が手薄になります」
ヴァリバル細胞C「なるほど、その時襲撃すりゃ基地は全滅だ!」
スペースジェットの飛び立つ様子を地球にあえて残ったヴァリバル星人は見ていた。
それが原因でIHPTに悲劇が起きることは今は誰も知る由もなかった。
ヴァリバル細胞A「火星に集合しているヴァリバル星人に次ぐ。IHPTのスペースジェットがそこへ向かった。」
22:00
通信でナツとスズが日常会話をしている
スズ「最近彼女さんとはどうなんですか~?」
ナツ「最近ちょうどピークでね、そろそろ結婚しようと思ってる」
スズ「マジすか!IHPTで最初の婚約者じゃん!」
ナツ「隊長既婚者だぞ」
スズ「え!それ聞いてないんですけど!!」
ナツ「元IHPTコードネーム:エスと結婚しているぞ」
スズ「ほぉ・・・興味深い」
その時ナツの搭乗するスペースジェットに悲劇が起きる
ナツ「うぉ!なんだ・・・!細胞こちらへむかってくるっ・・・」
スズ「どうしたんですか!?風森隊員!!」
ナツ「細胞が・・・くるな・・・くるなああああ!!」そして通信も途切れてしまう
スズ「風森隊員!風森隊員!!隊長!突然スペースジェットとの通信が切れました・・・」
レオ「なんだって!」
ショウゴ「まさか・・・ヴァリバル星人が調査に気づいたのか・・・!」
マコト「風森!風森!!」
レオ「なんだ・・・みんなモニターを見ろ!!全隊員集まれ!!」
IHPT日本支部のすべての人員がモニターのもとへ集合した
モニターにはヴァリバル細胞に寄生され目が緑色に光る風森ナツ隊員がいた。
レオ「風森・・・風森なのか・・・?」そして語りだす。
ナツ「我々ヴァリバル星人は火星を我等の兵器怪獣とした。」
レオ「火星が兵器怪獣・・?」
マコト「隊長、火星になんと生体反応が現れています・・・奴が言うことはでたらめではなく本当です・・・」
火星は無数のヴァリバル星人の寄生・改造により直径約6,779 kmを誇る兵器怪獣と化したのだった
兵器怪獣は火星に一つ目がと醜悪な牙が付いたような恐怖を煽る姿と化していた。ナツは目に格納されている
ナツ「降伏せよ。さもなくばこの火星怪獣を地球へ送り込んで破壊する」
スズ「なんてこと・・・それだけで地球は致命傷よ・・・」
ナツ「IHPTジェットやスぺクトラの対策も既にしている。」
レオ「なんだって・・・」
ナツ「火星怪獣の深部にはお前たちのかわいい部下がいるからな」
ショウゴ「・・・!風森隊員・・・」
ナツ「最後に・・・IHPT基地は完全に私のものだ。」
それと同時に停電し、スペースマンの姿のヴァリバル星人がモニターエリアへ突入した。
ヴァリバル星人「喰らええ!!」指から金色の光を放つ。たちまち集まった人員が溶けて死んでいく
レオ「ヴァリバル星人・・・!まさかこれを狙って・・・」
ヴァリバル星人「IHPTは緊急事態になったらここへ皆を集めるからなぁ・・・少しは考えたらどうだ?」
ナツ「これで邪魔はできない。一週間の猶予を与える降伏するかよく考えておけ。」そしてモニターからナツが消えた。
スズ「ヴァリバル星人・・・なんて汚い宇宙人なのっ・・・」
ショウゴ「てめぇらはイレギュラーの鏡だなっ!!クソ野郎が!!」
ヴァリバル星人「そんな口をしていいのか?」指から金色の光を放とうとする
マコト「上野~!!!」その時スラッガーがガラスを突き破りスペースマンの指を切り飛ばす。
レオ「・・・信じてたぜ・・・相棒!!」スぺクトラがそこには立っていた。
ヴァリバル星人「お前は・・・スぺクトラ・・・!なぜここに・・・!!」
スぺクトラ「獅子堂隊長にあの時の恩返しをしようとな・・・」
スズ「遅いですよ・・・スぺクトラさん・・・!!」
スぺクトラ「さぁヴァリバル星人。かかってきな!」
ヴァリバル星人「ぐっ・・・うおおおおおおおおおおおお!!」巨大化する
東京 0:00
ヴァリバル星人「しねえええ!!」金色の白熱光線を発射する
スぺクトラ「でぃああああ!!」焦っていることが丸わかりでまったくもって攻撃が当たらない
ヴァリバル星人「なぜだ・・・なぜ前夜と比べて当たらないのだ・・・!!」
スぺクトラ「だめだな。お前にスペースマンの皮を被る価値はない!!」閃光弾を次々とぶつける
ヴァリバル星人「うがぁあああ!!やめ・・・やめろおおおおぉぉおぉ!!」ボロボロの身体を持ち上げる
スぺクトラ「スラッガーシュート!!」スラッガーを紅に輝かせヴァリバル星人の身体を貫いた。
スズ「やったああああ!」
レオ「なんとか基地はどうにかなった・・・な」
ショウゴ「しかし多くの人員がヴァリバル星人に殺されてしまいました。」
レオ「そうだな・・・一体どうすれば火星怪獣を撃破することができるか・・・」
マコト「そうだ、ナツが残した化学兵器を応用すれば火星怪獣の撃破使えるのでは?」
スズ「でも・・・風森隊員はどうなるの・・・?」
マコト「・・・風森隊員は・・・」
スズ「なんで殺す流れになってるの・・・?救わないとだめだよ・・・?」
ショウゴ「俺はスズに同意だ。助けてからの兵器使用のほうがいいかと」
マコト「そうだな、救ってから使用しよう」
レオ「風森隊員・・・待っていてくれ、必ず助けて見せる。」
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