注意書きを読んでからお進み下さい。
わんく
当作品は”nmmn”というグレーゾーンな作品です。検索避け、隠語は勿論のこと、拡散、保存等の行為は一切おやめ下さい。
ご本人様、関係者様には一切の関与はありません。
あくまでも「名前をお借りさせて頂いている」という体で作品をご観覧になってください。
公共の場での閲覧行為は禁止です。
この作品のような”nmmn”は密かに楽しむものとなっております。それをお忘れずに。
何度も言いますが、絶対に以上の事は守ってください。
守れない方は一度注意させてもらい、変わらないなら、心苦しいですが、ブロックor通報させて頂きます。
以上のことを頭の片隅に置き、忘れないようにお願いします。
あと普通に 約6000文字ですので時間がある時に読むのをおすすめします。
長くなりました。それではどうぞ。
紫 × 桃
赤さん 傍観してます
※よくある「出られない部屋」系
「おーい、らーん、……ってこいつ全然起きねぇな…」
会議室くらいの大きさの部屋に飛ばされてもう数分程度経った。あるのはふかふかのベッドに、大きめのテレビ等。別室にはトイレ、風呂等、生活に欠かせないものは全て置いてあるようだ。らんが寝ているせいでこの部屋の捜索は出来ていないが、冷蔵庫があるという時点で少しは食料があると思われる。
ていうかこいつまだ起きねぇんだけど。流石に苛立ってきたので腹を蹴ってみることにした。
「おきろよっ……!!!」
「ぐはっ……!!ごほ、……っぅげ、……」
ベッドから身体を落としたらんは苦しそに腹を摩り、瞳を開いた。
「はぁ………やっと起きた」
「っぐ、…ぇ、…い、いるま酷くね……??手加減しろよぉ……」
「いや起きんのが悪い」
「それはそう」
生理的な涙を人差し指ですくってから、らんは冷静に俺に問う。
「………で、ここなに」
「いや知らん」
「………え???まじでなにここ」
「なんかドアも開かねぇし、閉じ込められてるっぽいわ」
「はぁ?……まじかよ……」
項垂れるらんを横目に今一度ぐるりと部屋を見渡し、調べてみる。付属の部屋にはキッチンもあるし、そこまで困ることは無さそうだ。机の上には何やらメニュー表もあり、隣の電話で注文もできるよう。タンスの中には着替えが何着もあり、冷蔵庫の中には水分がたっぷりと入ってある。その中には高級な酒やワインなどもあり、普段の俺らの部屋よりも充実しているように思えた。………タンスの下のソレラは見なかったことにして。
スマホは圏外で使えない。しかしテレビはニュースなど外の情報以外はやっており、ドラマとかも見れそう。
「取り敢えず、生活には困んねぇな。」
らんの方に身体を向ける。らんは返事もせず、唯手元の一枚の紙を凝視しているようだ。心做しか顔も青い。いつも冷静沈着ならんが焦っているようにも思えた。
「らん………?」
「…………あの、これ……、そこに、落ちてて……」
少々震える手に握られていたのは
『五十回イくまでヤらないと出られない部屋』
という紙切れだった。
「………うん、いや…は?」
流石に馬鹿げている。こんなもの誰が信じるか。
その紙切れのことが本当だということはこの部屋が物語っている。確かに、タンスの下にはそういう行為用のものが入っていた。見ないようにしてたけどまさかこんなふうに使うとは。
「……い、いるま、取り敢えずヤれば出れるんだよね?……」
「………そう、信じるしかなさそうだな……」
二人で頭を抱え項垂れた。
「おけ、風呂は入ったし、そういう用意は万端だね……、」
「おう、」
気まずい雰囲気が流れる。いやだって今からさ……?!火照る頬を無視するように、1つ疑問になったことを口にする。
「……そーいや、どっちが……下?」
「………じゃんけんで決めよ」
俺らの運命を決めるジャンケン。
俺が出す手は
「最初はぐー!」
「じゃんけん……」
「ぱー!」
「ちょき」
俺より2cm高いこいつが、地面に崩れ落ちた。
「うわぁぁぁぁ………まじか……えぇ………」
「はい雑魚乙ぅ〜」
いやいやと首を振るこいつをまじまじと観察する。
ふわふわで触り心地のいい髪、大きく睫毛も長めな目、高く、真っ直ぐな鼻、色のいい唇、ほんのりと赤い頬。らんは割と中性的な見た目で、まぁ頑張れば行ける。と思う。
「……らん、いける、?」
「うぅ……がんば、う……」
不安そうなこいつをベッドに組み敷く。これから身体を襲う快楽に恐怖を覚えているのだろうか。身体は緊張している。先ずは手始めに、額から。
キスを落とせば、らんはそれだけで顔を赤くした。自分がらんにこういう距離の近いことをするのはほぼ初めてと言っても過言では無い。多分。初めてだからびっくりしたんだろうな。可愛いところもあるようだ。
「………唇は、初めて?」
「…いや、いっかい、だけ」
「そか、……えっと…、いい?」
「別に、いいよ」
触れるように、確かめるように唇を重ねる。一度顔を離してから、もう一度。今度は舌を捩じ込ませて絡める。逃げる舌を見失わないように絡め、愛撫した。俺とらんの唾液が混ざり合い、甘い味を作っている。
「ん………んぅ、んふぁ…、っ」
そろそろ息がてぎなくなってきたのか、俺の服を掴む手が震えていく。顔を離せは、らんは涙の滲むその瞳でぎろりとこちらを睨んできた。
「っ、な、がい……」
「鼻で息すんだよ、鼻。」
「わぁ〜ってる!!」
「出来てなかったけどなw」
「いや!だって、それはいるまが……きもち……良く、するから、」
「…………きっしょ」
「ぅるせぇぇぇ!!」
わんわんと吠えるその声を抑えるために、首元で小さくキスを落とす。
「ひ………」
大人しくなったらんの頭を撫でれば、驚いたように目を見開き、嬉しそうに手に擦り寄る。らんのことなんて恋愛対象にすら入れたこと無かったのに、こんなことされたら誰でも堕ちてしまう。緩む口角を隠すように、らんには他の場所に集中させる。
「………ちくび、感じる?」
服の上から優しく触れると、らんはびくり、と身体を揺らした。
「………へぇ、感じるんだ?なに、自分で弄ったの?」
「ちが……っ……あの、……っ」
言い訳するらんを黙らせるように、胸のそれを優しく刺激する。顔を手で覆い隠し、必死に声を我慢しているようで、身体が強ばっている。何時ものシャキッとし、可愛らしいよりかは頼りになる男、のらんが俺の下で可愛く鳴いているではないか。これまで以上に大きな優越感が心を満たし、更に行為の激しさを引き立てている。
「っ……あ、いる、ま、…っ、早、…ぁう…ゃめ、」
「可愛い、らん……」
「へぁっ?!かわいく、……っなん……っう、」
駄目だ、これじゃ本当に理性を壊してしまう。いっその事、壊れてしまえば楽なのかもしれない。然しこいつの身体を心配するに、壊れることも出来ない。もどかしい。少々もやもやする心を忘れ去るように、指を早める。
「あっ……!ま、…っぅ、あ……ひぅっ……」
するり、と流れるように太ももに手を伝わらせば、らんは可愛らしい声を出して大きく身体を揺らす。
「次、下いくからな?行けるよな?」
「むぃ、……っ、むりむりぃ……」
顔を大きく揺らし、俺の手をやんわりと拒絶するが、力が弱すぎてなんの抵抗にもならない。
あ、そういやローションを塗るのを忘れていたな。
らんから身体を離し、近くにあるそれで手を濡らす。らんを見れば俺に背を向けてか細く息をしているようだ。よっぽど自分に顔を見られたくないのだろうか。顔は可愛らしく、整っているのだと言うのに。
ベッドに登れば、らんはぴくりと反応する。
「指いれるな?」
「ぁえ、……はぃ…」
ズボンを脱がし、顕にする。前方のそれも弄りながら後ろの穴に手を入れた。
「あぇっ……っ?!……ひぃ、…っやば、……ぁ、っ」
「うわ、めっちゃきつ………らん、可愛いよ。」
「ひぁ…っん……ふっ……ぁ、…っぅあ」
指を徐々に増やしていく。然しらんの声は大きくはならず、必死に我慢しているようだった。気に食わない。自分とだけの部屋なのに、どうしてこんなに嫌がるのだろうか。そうだ、それならば、一気に奥を突いてやればいいのだ。もう既に緩んでいる口角が更に上がった気がした。
「らん、いれていい?」
「まっ、……っは、こころの、じゅんび……っが、」
自分の大きくなりすぎて逆に痛いほどのそれをらんの穴に付ける。手の隙間から、怯えたような瞳が見えた気がする。が、見なかったことにする。
ソレは、すんなりと入り、容赦なく奥を突いた。
「お”ぁっ?!っうぁっ、いるま、……っあぇっ、!?」
「やばすぎ、………っらん、っ……!」
らんの手はシーツを掴み、顔を顕にする。
赤くなりきった頬に伝う汗。らんの大きな瞳は閉じられており、そこからとめどなく涙が零れ落ちている。口からは遠慮なく大きな声が漏れ出て、端には甘い蜜が伝っている。
益々唆られる。うちのリーダー、イケメンかと思ってたけどそこら辺の有象無象共より何百倍と可愛いようだ。普段はきもいとか言ってるけど、これに関しては我慢ができない。
着々と速度を上げていく腰が容赦なくらんの好きなところを突いて行く。いやらしい水音が響き渡り、部屋を反響して自身の耳に届く。やばい、これ中毒性ありすぎる。
「ちょあっ、あっ、あぅ……あぇ、ん……っ!」
「かわい……好き、好きだよ、大好き、」
苦しそうに口をはくはくと開けて必死に息を吸うらん。惨めで、醜くて、可愛い。理性を取り戻したらんは、必死に歯を食いしばって声を抑えている。快感に耐えてるようにも捉えられる。
「……っ、らん…?もっと……声、聞かせて?」
「ひ……ぁぇ……むぃ…、むぃっ!うぁ”!?……」
舌っ足らずで必死に拒否をする顔が、また可愛らしい。ふるふると振る首について行くように髪が揺れ、幼さが何時もの何倍と見える。絶え間なく流れ出る涙と汗が混ざり合い、塩っぱい水を作り出している。
らん……!好き、好き、大好き……!
溢れた気持ちはもう止まらない。
今日はこの夜を堪能することに決めた。
赤視点
らんと、いるまが1日浮上しない。幾ら通話室で待っても、一向に来ない。メッセも見ていないようで、段々腹が立つより、心配の方が勝ってきた。今日は久しぶりに対面する会議だ。来るといいのだが、矢張り心配なものは心配で。今日は早めに行くことにする。
見慣れた会議室に入れば、どうやら先に来た人がいるらしく、声がした。
「ちょ!も、触んな!!!」
「はぁ?!?!」
「おーっす、………っているまとらん?!?!」
まさかのふたり。浮上もしなかったくせによくそんなにイチャイチャしてられるわ。驚きと、怒りと、心配が混ざりあって纏まらない。というか、この状況はなんなんだ。何時もなら、らんがいるまにちょっかい出してキレられてるのに今日はその逆。珍しくて、写真に収めたいほど。心做しからんの顔も赤いし、うん、何があった???
「ちょ、まって、いる……!」
「しゃーねーだろ!!!まだナカに入ってんだから」
「家でとるからいーの!!!」
「なんの話だよマジでこの馬鹿ツートップがよぉ」
「だっているまがローター入れっぱなしにするからさ……!」
「ちょおいらん!!」
「………………………は?」
「……あ」
「……………ん??え??何、そういう関係???」
「ちーがーう!!なっちゃん聞いて!!」
え???まって、なになに????え???
自分だけで考えるのは埒が明かないので取り敢えずこのバカップルの言い分を聞いてみることに。
つまり、
『五十回イくまでヤらないと出られない部屋』
とやらに閉じ込められてしまい、じゃんけんで負けたらんが下に、いるまがらんをイかせまくって出てきたと。
いやツッコミどころ多くねぇか???
まずなんだその漫画みたいな話。あと何???らん体力化け物やん。。。いるまは嫌じゃなかったんか??
「はぁ………とりあえず、まぁ、どんまい、」
「なっちゃぁ……あぅっ?!」
俺に擦り寄ってきていたらんがびくりと身体を震わせ、座り込んだ。俺の足に縋るようにバランスを保っており、俺が足を動かせば多分彼は倒れ込む。急な展開に俺はまずらんを椅子に座らせた。
「ちよ!、やば、いって、らん!」
「ぁっ……、ロータ、ー、……!とめっ……んぁっ、!」
「え、?まじ、?」
どうやらナカに入っている異物が動き出したようだ。息も絶え絶えに伝えたらんは口を開け、端から唾液を垂らしている。真っ赤な顔に、涙の溜まった大きな瞳。刺激的で魅力的で、俺もいるまもごくり、と固唾を呑んだ。
「え、?スチッチって持っとる?」
「あ〜………うん、ぽけっとに入れてたわ」
「とめっ……あっ……やばっ!……ん、…あぅ、…!」
いるまが急いでポケットを探りスイッチらしき物を見つける。それから消せば、らんは苦しそうに肩で息をしている。桃色の綺麗な瞳は彼の影で隠れており、その代わりと言ってはなんだが、真っ赤な頬と唾液が零れ出ている。ぐちゃぐちゃな顔だけれどもそれがまた可愛らしく、美しい。
「らん、大丈夫か、?」
「はーっ、はーっ………う、うん………」
「わ、わりぃ、不注意で、、やっぱり出した方が……」
「う、んん……大丈夫、。ひとりで、出せる」
顔をあげたらんは悲しそうな顔をしており、いるまは流石に不味いことをした、と青ざめる。心配してらんの身体をさすったりしたけれど意味は成さない。やんわりといるまの事を拒絶してらんは会議室を去っていった。
「………終わった」
「…………え???結局挿れたん??」
「…………」
「まじか〜、、」
これは思ったより深刻な事件だな。
とかいって頭を悩ませていた。なのに。
「な、なんからんと付き合えたわ」
次の日、こういってけろりと帰ってきやがった。お前らふざけんなよ??会議もまともに進められずに終わったというのに平気な顔して帰ってくんなよ。まぁ付き合えたんだから良かったけどよ!!!
といっても、あんならんを見てしまえばいつも通りに接することは出来ず、俺とらんは一ヶ月くらい目を見て話すことは出来なかった。
コメント
2件