注意⚠️キャラ崩壊
腐を感じる方がいるかも
not 腐
この幸せがずっと続けばいいのに
そんなこと叶うだろうか。
𓏸𓏸「では叶えたらいいのでは無いか?」
白い霧
自分の体もよく見えないが、
なにか懐かしく暖かいものを手に入れた気がする。
パチッ
太宰「ん、?朝か、」
珍しく朝に起きることが出来た日。
太宰「叶うか分からなければ叶えればいい、、か。随分と大きなことを言うじゃないか。」
でもなんだろうか。
何故か行動する気になれた。
今日は何時もと違って朝に起きれた。
深夜に起きて苦しむような日ではなかった。
探偵社の頃とは違う別の部屋。
あの後は部屋を用意してくれた。
数少ない荷物をそこにまとめて寝てすごしている日を送ろうとしていた。
太宰「守るべき幸せか、」
そこで1番に出てきたのは探偵社だった。
過去の分からない私を暖かく迎えてくれた。
光とはなにか教えてくれた。
新しい私で過ごせた。
太宰「散歩に行ってみようかな」
私服など私は殆ど持っておらず、部屋着に使用していた服も寮に置いてきたものだから、
プライベートで着る服等なかった。
が
部屋のクローゼットによおいされたものと見られる服が沢山かけてあった。
勿論サイズもピッタリ。
太宰「一寸趣味が中也みたいだし、中也チョイスの服なんだろうな」
中には帽子まであったもんだから、中也チョイスがあるのは確定だった。
中にはふざけているのもあった。
太宰「なんだこれ、」
手に取ったのはサングラス。
芥川くんの変装サングラスみたいな感じではなく、
ドット型の淵で作られた青のサングラスだった。
太宰「あの蛞蝓、、」
言いながらもつけてみた。
、、、以外も合うかもしれない。
今度つけて中也を弄ろう。
そんなことを考えていたら不意に笑ってしまった。
太宰「ふふっ、。」
久々に心の感情が表にでた気がする。
1人ではあるが、私にとってそれは大きな進歩でありとても嬉しい現状でもあった
私は中からいい感じのやつをとり、
包帯は勿論、
加えて中也が選んだであろう帽子をとった
太宰「中々にあうもんだねぇ」
帽子と言えば賢治君も帽子を持っていたっけ。
今度中也の帽子と市販の麦わら帽子すり替えてやろ笑
私は静かに外にでる。
皆がこの状況なら通らないであろう場所を通ることにした。
探偵社前
不思議と通りたくなったのだ。
何故か元気が貰える気がして。
帽子と包帯で姿を分かりにくくしながら探偵社前を通り過ぎる。
今日はまだ
休んでて大丈夫って森さんも言ってたし、ゆっくりすごそう。
森さんも書類がごちゃこちゃしてて大変らしいね。
後ですり替えようかな。
そんなことを考えて一人微笑んでいたら、
𓏸𓏸「あれ、太宰さん、ですか、?」
後ろから懐かしい声が聞こえた
太宰「敦くん。久しいね」
敦くん。
少しは戸惑ったが冷静に対応出来た。
敦「太宰、さん、!」
敦くんは泣きそうに顔を歪めて此方に走ってきた。
タタタッ
ギュッ
太宰「えッちょ、敦くん?」
びっくりした。
急に抱きつかれてしまった。
中也以来だ。
敦「太宰さん!ずっと見なくて心配してました!いきてたぁあ、、」
今すぐに泣き出しそうな弱々しい声を出しながら言ってきた。
この時はどのように対応するのが正解だろうか。
分からなかった。
だから頭をなでた。
暖かくて、優しくて、正義感のある子。
一言。
太宰「うん。ごめんね。」
私なりに優しく感情を詰めた声で言った。
敦「うわぁぁぁぁ、」
敦くんは泣き出してしまった。
なんだか微笑ましくもあった再開の瞬間だった
15分後
敦「すみません、せっかくの綺麗な服を、グスッ」
服の横腹辺りは敦くんの涙でぐしょっという効果音が似合うような状態になっていた。
太宰「いや、いいんだよ。居なくなった私も悪いしね」
微笑んだ私をみて安心したのか敦くんはいつものように笑ってくれた
𓏸𓏸「ンッ?太宰?」
更に探偵社から声が聞こえた
太宰「あ、国木田くん、」
一寸気まずい。
国木田くんは私(と抱きついたまんまの敦くん)にゆっくり近づいて私に一言。
国木田「済まなかったな、」
謝罪だった。
国木田「あの時は話も聞かずに、、相棒として失格の対応だったな、」
国木田「乱歩さんから話は聞いている。太宰の決めた人生だ。止めはしない」
流石は乱歩さんだなぁ、と思いつつ分かりきった質問をする
太宰「ありがとう。こちらも主張出来なかったからね。いくらでも方法はあったと言うのに。ところでどうして外に?」
国木田「乱歩さんに今外に出ろと言われたんだ。」
国木田「そしたら敦が窓を覗いてから3秒も経たずに出ていくや泣き声が聞こえてきたやで俺も仕事を一通り終わらしやってきた」
太宰「なるほどねぇ笑」
チラッと下を見る
そこにはまだ敦くんが。
敦「もう会えないかとおもいましたぁぁぁ、」
国木田「おい敦、ずっとそこにいたのか?」
太宰「そうだよ。かれこれ20分くらい笑」
国木田「そんなに、おい敦太宰が疲れるぞ」
敦「うわぁん!」
太宰「聞いてないね笑この位は大丈夫だし、なんなら微笑ましいからこのままでいいよ。」
3分後
敦「すッすみません、国木田さんがきえ2人の姿が同時に視界にうつるともう見えないと思っていた光景にまた泣いてしまいました、」
さっきと同じような顔で敦くんは謝ってくれた。
太宰「芥川君がみたら発狂しそうだなぁ笑」
敦「芥川、そうですね、笑」
国木田「とにかく、よく笑えているようで良かった。」
国木田君が発して敦くんがピコンと反応した
敦「太宰さん!1度でいいので探偵社に来てください!」
国木田「一応ポートマフィアだぞ敦、」
敦「大丈夫です!僕はポートマフィアの太宰さんじゃなくて、優しい太宰さんに言ってますから!」
国木田「フッそうだな、来い。」
さらったいった敦くん。
、、、大分名言だね、。
ガチャ
敦「ただいまです〜、」
敦くんが申し訳なさそうに入る。
急に飛び出して言ったからだろう。
中からは大丈夫だよ〜などといった声が聞こえた。
国木田くんに続き入る。
視線が集まる。
谷崎「太宰、さん?太宰サンですよね?」
太宰「正真正銘、太宰さんだよ!」
与謝野「太宰か、久しいねェ、元気そでよかったよ」
太宰「お久しぶりです。笑健康そのもの太宰治です!」
乱歩「やっほぉ〜」
太宰「乱歩さん。2人に伝えて下さりありがとうございます」
乱歩「名探偵に何言ってるのさ〜当たり前だろう?」
太宰「そうですね笑」
暖かくて懐かしい再会に頬を緩ませた。
国木田「太宰は、ポートマフィアで仕事をするのか?」
太宰「まぁ、そうなるね。」
太宰「すぐには抜けられないし」
敦「敵になっちゃうんですか?」
しゅんとした顔で敦くんが尋ねてきた。
太宰「まあそうだね。だけどこれからは作戦を立てたり書類仕事をするだけにするから直接は人殺ししないよ。探偵社で温まったこの手を汚す訳には行かないし。」
森さんは悲しむだろうけどね。
敦「そうなんですね、、会えますか?」
急な敦くんの発言にびっくりしつつ、冷静にこた
随分と寂しくさせてしまったようだ。
太宰「流石に探偵社がポートマフィアに来ることは出来ないだろうから、私が遊びにきてあげよう!」
敦「パァァ」
敦くんはあからさまに喜ぶや否や、沢山お話した。
国木田くんは私の片目にある包帯の違和感がすごすぎてっていう話をしてくれた。
面白かった。
内容自体が面白くなくても、その場でみんなと入れることが楽しかったから。
また会えてよかった。
ある日の夜(探偵社終了前)
ガチャ
太宰「こんばんわ〜!」
国木田「なッ太宰!終了前だぞ!急にくるな!」
国木田くんは何時もと同じようで違うツッコミをした。やはり面白い。からかいがあるなぁ
太宰「頑張って仕事終わらせて来たのだよ〜褒めて国木田くーん」
って言っても流石にあの量はキツかったから実際褒めて欲しい。
国木田「何故探偵社の頃は仕事しなかったのだ、!」
ま、そうなるよね笑
やっぱり探偵社は面白い。
中也もだけどね。
敦「太宰さん!来てくださったんですね!」
コーヒーをお盆に乗せてやってきた敦くんは明らかに喜びの表情を見せて駆けつけてくれた。
コーヒーを零さないか不安だったけど、敦くんは上手くバランスをとったみたいだ。
太宰「バランス、上手だねぇ敦くん。見ないうちに成長してた?」
国木田「此奴、太宰に会えると分かってからメキメキと要らんスキルを含めて習得しおった。」
なんだか手に取るようにわかるな、
太宰「ふふ、敦くんらしいね。」
そんな新しい日常。
幸せで頑張る日々。
この幸せはしばらく続くだろう。
私は心から笑うことが多くなった。
中也が麦わら帽子を被ってたり、
森さんが書類が逆になってエリス嬢に泣きついていたり、
とても面白かった。
そして私は勿論幹部に上がった。
最近は『殺さずのマフィア幹部』とか言われてるとか。
なんだか聞き馴染みがあるなぁとも思ったけど、それはそれでいいと思えた。
私は世界一幸せだと思えるくらいの感情に浸っていた。
苦しささえを拭き取るような君の涙は
私を救ってくれました。
はい!
『今迄してきたのは 〜太宰治〜』
HappyEND完結!
今回ガチの最終話でした!
4000文字〜(バットエンド多分3000)
めっちゃかいたー!
ばっとえんどの没が2作( ・∇・)w
そして深夜投稿(2時)
体育祭練習で首踏まれて頭痛くて目が腫れた状態でかいたからおかしいのはみのがして〜
それでは次の幸せで会いましょう。
ばいばーい!
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