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「雨。」
wkiSide
wki「だから！なんでそうなんの！？」
mtk「だって！本当のことじゃん！」
俺は今、付き合ってる元貴と喧嘩をしてる。
理由は、俺が他の人と浮気をしてると…
いやそんなことしてねーし。
風呂場にスマホ持ってくし、女子から
「次も遊ぼうね！」
とメールが入ってるのを見たらしい。
女子って言っても、バイト先の人だし、、
そんなやましいことなんてしてないって
ずっと説明してるのに、聞いてくれないし…。
wki「じゃあもういいよ！」
wki「別れるか！？」
mtk「なんでそうなんの！？」
mtk「僕はただ、確かめたいだけなのに！」
wki「だからずっと説明してるだろ！？」
wki「スマホも見せてるのになんで信じてくれ
ねぇんだよ…。」
mtk「だったら最初から怪しい行動しないでよ！」
wki「俺は知らなかった！」
wki「元貴に言われるまで知らなかったんだから
無理だろ！？」
mtk「…！もういい！！」
そう言って元貴は出てった。
流石にここまで信じてくれないのは腹立つ。
今回は絶対探しに行かない。
—4時間後
長い。
もう日付をまたいでる
なのに帰ってこない、
元貴との喧嘩で元貴が出ていくのは
何回かあったけど、一番長くて2時間ぐらいしたら
戻ってきてる。
こんなに長く帰ってこないのは初めてだ
俺も怒ってたけど、今は心配が勝つ
外は雨も降っているし…
探しに行くか、
嘘だ。
いつもの公園にも居ない、
涼ちゃん家にも居ない、
どこだ、？思い当たるとこは全部行った。
なんか、嫌な予感がすr…
え？
俺の恋人は……
交差点のど真ん中で…
血まみれで…
人がいっぱいいる。
もしかしたら、
元貴じゃない…かも、
そんな願いは一瞬にして消えた
綺麗な形のした眉毛
シュッとした鼻
アヒルのような形が特徴的な口
綺麗な平行の二重の目は…
閉じていた
手を握った時、とても冷たかった
あぁ、雨のせいかな…
そうだよね、きっと…まだ
心臓に手を当てた時
もう、考えるのをやめた。
人が騒いでいる
救急車やパトカーが何台も止まっている
離れてください、そう言ってる
運転手の人はお酒を飲んで寝ていた
警察の人が起こしている
全然起きない
喧嘩をして出てった元貴は
居眠り運転の人に轢かれた
俺が…追いかけなかったから、
段々雨が強くなってきた
人の声や救急車などの音が、雨の音で
かき消されていく
大粒の雨が元貴の顔を濡らす
目の前が霞んで、元貴の顔がよく見えない
やだ、このまま…やだ
雨が降っているから
目から出てくる雨は
見えない。
・・・
だいぶ文章おかしい
