🐯_side
先生 「 じふなさんは ___ 」
“ 声が出ないんです ”
🐯 「 は ? どういうこと ? 」
👼🏻 「 なんでですか !? 」
先生 「 原因が不明でして … 」
やっと意識が戻ったと思ったら
次は 声が出ない … ?
🐯 「 ね … ねぇ じふな ドッキリなんでしょ ? 」
🍼 「 … 」
じふなは何も言わなかった
🐯 「 なんか言えよ … 言えって !! 」
🦊 「 おいっ ! すにょあ ! 」
止めに入るうぉぬの声は聞こえなかった
必死だったんだ
現実を受け止めたくなくて
じふなは胸倉を掴んだ俺の手を払い除けて
手元にあるスマホを操作しだした
ぴこんっ
俺のスマホに一通のLINEが来た
じふなだ
『 ごめん 』
そう一言だけ書かれてあった
じふなは俺と目を合わせず ずっとスマホを見ていた
俺が欲しかったのはこの言葉じゃない
“ 嘘だよ ” って言って欲しかっただけなのに …
🐰_side
すにょあを見ていると胸が締め付けられた
一番 仲がいい二人だ
すにょあが ああなるのも無理はない
此方ではすんちょるが先生に話を聞いていた
🍒 「 治るんですか … ? 」
先生 「 … 今は何も言えませんが 」
先生 「 このまま声が出ないということも十分に有り得ます 」
🐴 「 そんな … 」
歌が好きなじふなにとって
とても酷なことだろう
勿論 じふなのことが大好きな俺達にとっても 辛い
じふなのことをヒョンとして慕っていた弟達は泣いていた
でも 一番泣きたいのはじふなだ
一滴も涙を零していないが心の中はぐちゃぐちゃだろう
そう考えているうちにいつの間にか俺も泣いていた
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コメント
3件
面白いです! いいお話で好きです!
ものすごく好きです😭🎀 ゆっくりでいいので続き待ってます…🫶🏻💖