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地雷⚠️
設定お借りしました🙇(許可済み)
↓元の主様の作品に続きの
愛されシーンを書く形で描きます🥰
wki視点
「おはよーございます(小声)」
現在、地方ライブの宿泊先の廊下。
まだ朝と言えるか微妙な時間に
俺は片手に持った支給された
小型カメラに向かって、声を掛ける。
なんでこんな事してるかって言えば、
ファンクラブサイトで募集したJam’s の
ご希望による企画。
ミセスメンバーの寝起きドッキリの撮影
流石にこの時間なら寝てるはずだと言う
スタッフのリークにより、
これから元貴の部屋に突撃する手筈に
なっている
せめて誰か一人でも居てくれれば
寂しくなかったのに……とは思うが
元貴は人の気配に敏感だから、と
スタッフやカメラマンは誰1人居なく
俺1人廊下で寂しくカメラに語りかける 羽目になっている
涼ちゃんは静かに出来ないし、
ハプニングで面白映像より恐怖映像が
撮れそうだから、と
何故か俺だけに白羽の矢が立ったんだ
なんで俺がこんな早くに
起きなきゃ なんないの!?
俺だって、
連日のライブや移動で眠いの に……!
なんて、ブツブツ文句を言っても
しょう がない。
ファンクラブコンテンツの為だと、
腹を括ってにこやかにカメラに向かって手を振る。
「これから元貴の部屋に突入しまーす
みんな静かにねー(小声)」
そうスマホに話しかけ、ジェスチャーを
しな がら、マネージャーが借りた
予備のカードキーで
そっとドアのロックを開ける
カチリとロックが開く音が、 思ったより
大きく響いてドキリとするけど
部屋の中から物音はしない。
ホッと息を吐いて、
ゆっくりゆっくり音を立てないように
ドアノブを下ろし、慎重にドアを開ける
思った以上に
音を立てずにドアを開けることが出来て
俺って忍びの才能あるかも…なんて思う
インカメラに向かって
人差し指を口に当てジェスチャーをして
口だけ動かし、そろりそろりと摺り
忍び足で元貴が寝てるべッドに近付く。
ベッドに山が出来て、寝息が聞こえて
来ててちゃんと寝てる事を確認して
内心二ンマリ。
(よしよし)
枕元まで忍び寄ってしゃがんで、
撮影用スマホと別に自分のスマホを
フラッシュありの写真モードにして…
(よいしょ…….)
自分の顔と元貴の寝顔が写るように
画角調整の為に手を上げて画面を見る
「ヒッッ!!?」
思わず悲鳴を上げてしまった。
が、が、画面の中……で!!
ま、………真顔の………………元貴と………
目………………、目が、っ………目が合った!?
余りの怖さに手を滑らせ、自分の携帯を床に落としてしまった。
ゴンッと静かな部屋に鳴り響く音……
驚きの余りにバクバクと心拍数が上がる
油を刺し忘れた錻のおもちゃみたいに
ギギギとゆっくりと後ろに振り返ると、
怖いぐらいの笑顔が俺を出迎えてくれる
こっっっっわ!!
逆にめっちゃ怖いっ!!
『なぁに………………、
若井デリバリーしてくれたの?』
「へ、………………ぇ?うわぁあっ!?」
突然に言われた言葉。
その意味を理解する前に
ベッドに引きずり込まれた。
「ぇ、やだっ!!元貴、な、なんで!?」
『ん…? お疲れ元貴! 企画の、
早朝若井さんデリバリーでしょ?』
覆いかぶさられて首に顔を埋められて
元貴の口が当たって来る…
「バッッカ野郎っ!!ちげぇーよ!!
寝起きドッキリだって!ってか、
なんで起きてんのっ!?!?」
『じゃあ大成功だね、
びっくりしちゃったもん。
起きたら若井さん居るんだから。
いやぁ、嬉しいなあ……、
寝起きに若井食べれるなんて!』
ニコニコと嬉しそうな顔が更に近づいて
「ヘぅ?は……?ちがっ…..………、」
「じゃ早速。
遠慮なくいただきまーーす。」
「っ!?!?やだ、やだってっ!!…元貴、やめてっ!!だめっ!服脱がすなって……っ!!ばかぁぁあぁあ――――っっ!!!!」
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主様作品で一旦区切り