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まただね
1編1話
朝。ホームルームが終わって、1限目が始まるまでの短い休憩時間だ。
廊下は生徒たちが話す声で賑やかになっている。
隣のクラスへ遊びに行っていた椿は、友達と話している。
👩「昨日、あんたのクラスの先公めっちゃキレてなかった?」
💗「美衣が全部悪いんだわ、今回の事件に関しては。」
💗「もう退学処分食らったからいいけど。」
そんなとき、椿とその友達に一人の男子生徒が声をかけてきた。
💙🐱「すみません。」
澄まし顔で、高身長。
白い肌、美しい青の瞳を持っている。
どこか優しい雰囲気を感じられる。
💙🐱「この席、自分のなので…」
💙🐱「まだお話したければ、別に気を遣わなくてもいいですけど…」
💗「あ?誰あんた。」
👩「うちのクラスのにゃーくん!」
💗「…?何言ってんのあんたまで…」
💙🐱「やっぱり、迷惑でしたね…すみません…」
椿はその表情を見るや否や、早く退いてあげなければならないと感じた。
💗「…よし、私の教室来て話そ。」
👩「はえ?」
💗「いいから。」
椿とその友達は椿のクラスへと移動した。
椿のクラスにて、結葉とも合流して話している。
💗「あのさ、隣のクラスの赤髪男子って何者?」
💗「あんたの初恋泥棒?」
結葉「あ〜、あの子?」
結葉「私も名前分かんないんだよね…」
結葉「ねえ、あの子の名前ってなんて言うか分かる?」
👩「乃木 冷峰っていうんだ。」
👩「クラスでも有名な美人にゃーくん。」
結葉「…にゃーくん?」
👩「猫っぽいからにゃーくんって呼んでる!」
💗「ふーん…」
椿は心の中で確かに思った。
冷峰の顔は、自分たちでは手も届かないようなものだと。
💗(私が男だったら良かったのに…悔しすぎて泣ける…泣)
一方冷峰は、隣の席の矢倉 湊と話していた。
💙🐱「…なんですか?」
💙🐺「テンション低すぎでしょ笑」
💙🐺「休み時間までそんな真面目にならなくていいのに〜笑」
冷峰が真面目なのには理由がある。
中学時代の勉強しなかった後悔を高校で取り返し、社会に出てやっていけるようにする為だ。
でも周りを見てみれば、全員中学時代の彼と同じようにふざけ倒している生徒ばかり。
だがそれの逆を行くのが冷峰だ。
💙🐱「…用が無いのであれば、他のお友達と話してきてはどうですか?」
💙🐱「どうせ、僕みたいな陰キャと話したところでなんの得にもなりませんから。」
💙🐺「いや、俺さ…冷くん以外の友達いないの笑」
💙🐱「…え、?」
💙🐺「ほら、俺らって動物が取り憑いてるでしょ?」
💙🐺「それで今まで普通に話せてた友達とも、話したくても逃げられちゃったりして。」
💙🐺「特に俺は狼が取り憑いてる訳だから、余計に警戒されてさ。」
💙🐺「別に噛みついたとかも一回すらないのに酷いよね笑」
💙🐱「そうですね。」
冷峰は基本的に感情的なところを見せない。
だが湊にだけは見せられる、共感の眼差しを向けた。
真剣でありつつも、少しだけ寂しそうだった。
💙🐺「…手、よく見せて?」
💙🐱「…はい…?」
💙🐺「なんか手が気になる。」
湊は細かいことを気にしがちだ。
冷峰の左手を細部までしっかり見る。
💙🐱「…怖いです、止めてくださいね?」
💙🐺「手、まるでハンドモデルさんみたい笑」
💙🐺「もしかして、冷くんの家の人ハンドケアサロンで働いてるの?笑」
💙🐱「まあ、お母さんが元ハンドケアサロンの店員さんだったのでそれの練習みたいなことをされていたからでしょうか…」
💙🐺「言ったこと本当なんていう偶然あるんだ笑」
💙🐱「偶然と言うんですか?これ。」
💙🐺「偶然だよ笑」
💙🐱「たまたまではないですか?」
💙🐺「それ一緒の意味笑」
湊の笑顔は、とても明るかった。
冷峰は湊を見て、ふふっと微笑みを浮かべた。
一方一年生のクラスでは、華音と女子生徒が話していた。
👩「ずっと思ってたけど、最近鈴原さん元気なさそうだよ?大丈夫?」
💛「うん、大丈夫!」
💛「ボーッとしてるだけ!」
とは言いつつも、ヤンキーの男子生徒から虐められているとバラしたら半殺しにされるので言い出せないことを妬ましく思っていた。
💛「本当に、なんでもないからね…」
いつものような明るさは消え、暗い気持ちになる。
すると例の三人が哀れみの目で見つめてくる。
それから小声で喋り出す。
🖤🐭「華音ちゃん、可哀想だよね…」
❤️🐶「でも…何があったのかな…?」
❤️🐶「僕らも含めた周りが分からないっていうの、怖いんだけど…」
💙🐶「もしかしたら…」
💙🐶「小鳥遊くんかな…?」
🖤🐭「有り得る…、中学校の頃から有名な不良だったらしいからね…」
🖤🐭「相変わらず僕らは本当かどうかも知らないけど…」
💙🐶「だよね…」
❤️🐶「それをどうするか…、考えてみようよ!」
🖤🐭「あ〜、それめっちゃいい!」
💙🐶「僕もそうした方がいい気がする!」
三人は急に明るくなって笑顔になる。
華音と女子生徒はそれを見て不思議そうに首を傾げた。
1編2話
三人は昼休憩に集まって喋り出した。
❤️🐶「僕、授業休憩の時に考えてみたんだ!」
輝海はノートを取り出してそのページを開く。
❤️🐶「字が下手っぴだから読めないかもしれないけど…」
❤️🐶「多分、華音ちゃんは小鳥遊くんに虐められてると思うの。」
❤️🐶「2限目の時、妙に小鳥遊くんの顔色伺ってたから。」
💙🐶「つまり、小鳥遊くんは教室に誰もいなくなる休憩時間を狙って華音ちゃんを虐めてるのかな?」
❤️🐶「そういうこと。」
🖤🐭「どおりで皆知らないわけだ…」
🖤🐭「…ん?、誰もいないタイミングってことは…」
🖤🐭「朝もじゃない?」
🖤🐭「僕いつも早めに来るんだけど、その時にはもう華音ちゃんのカバン置いてあるの。」
🖤🐭「で、よく見たら小鳥遊くんのカバンも置いてあるの。」
💙🐶「朝早くだと先生もほぼいないから虐める側としては狙いやすい時間帯だよね。」
💙🐶「関係ないかもだけど、虐めてる方は男子不良っていうのがタチ悪くない?」
💙🐶「周りからだと普通にイライラする。」
❤️🐶「分かる。」
🖤🐭「僕もすごいイライラしてるかも。」
🖤🐭「『女子虐めてんじゃねえよ』って。」
🖤🐭「まぁ、もう周りの子だけどね。」
三人の声は、廊下の騒がしい生徒たちの声で掻き消されていた。
清掃時間のチャイムが鳴り、輝海はノートを閉じて机に入れてから廊下へ移動。
三人はいつも一緒に行動する癖がある。
小鳥遊はそれを見て小さく舌打ちをした。
二年生の廊下にて、一年生と同様に廊下に並んでいた。
💗「クソめんどいって外掃除…」
結葉「花粉飛んでるもんね、私らが一番の被害者じゃん。」
💗「それな!?あいつマジヤバい!笑」
👩🏫「静かに!怒」
先生は大声を出して怒鳴る。
湊と冷峰はそれを静かに見ていた。
💙🐺「まじか…」
💙🐱「あの人たち、ギャルですね。」
💙🐱「スカートが短いですし、シャツの袖を捲りあげてセーターをベルトのようにしている…」
💙🐺「冷くん気持ち悪り〜笑」
💙🐺「女子の脚見てるじゃん、完全に変態だ笑」
💙🐱「いいえ、最近あの三人のような制服の着方をしている高校生をネットでよく見かけるんですよ。」
💙🐱「それを思い出して言っただけです。変態ではありません。」
💙🐺「分かりましたよ〜笑」
そう言いながら二人も清掃場へ向かった。
そして…高校三年生。
誰もが怖気付く静かな教室が並ぶ。
🧡🐻「皆、掃除行くぞ。」
❤️🐼「はーい。」
先生がいなくとも行動できる真面目さがある反面、全員日焼けした肌を持っていて、制服の着崩しが目立つ。
ほぼ強く、凶暴な動物が取り憑いた男子生徒がわんさかいる。
そして女子生徒はいないので、平成の男子校状態だ。
💛🐗「掃除?やってやるよ、面倒くせぇけど。」
💛🐗「宗匠、てめぇもそう思うだろ?」
💚🐯「確かに面倒くせぇな。」
🧡🦁「でもしっかり掃除すれば、先生のことを好きにしてもいいらしいぜ?」
🧡🦁「グチャグチャにしても、噛んでもいいってよ。」
🖤🐍「おい鳳辻、宗匠に変なことを吹き込むな。噛むぞ。 」
🧡🦁「おっかないな、暢ちゃん。」
🧡🦁「そういうこと言うから女子にモテねぇんだろ〜。」
全員声変わり後の比較的低い声だ。それが怖気付かれる原因にもなっているそうだが、 本人たちの声はまるっきり地声。
💜🦊「待て。」
1番強い番長と言われる男子生徒が口を開くと、全員静まり返る。
彼は、宮木 光一。
💜🦊「皆、仲良くしようぜ。」
💜🦊「こうやって言い合いばっかやってたらキリがねぇ。」
💜🦊「後輩たちからの信用も薄くなるぞ、それでもいいのか?」
❤️🐼「番長…!」
熊猫が取り憑いた栢が光一にキラキラの目を見せた。
💜🦊「…柏、可愛いな。俺の癒しだよ。」
❤️🐼「えへへ…」
💙🦈「そんなことより早く掃除行きましょ。」
💙🦈「じゃないと先生のこと好き放題できねぇっすよ。」
💜🦊「あぁ、梁島の言う通りだな。皆掃除行くぞ。」
全員清掃場へ移動しだす。
その様は組織や団体の人間たちが出陣したような空気を纏っていた。
2編1話
清掃後、5限目が始まる前の休憩時間。
一年生の教室では、小鳥遊が華音を虐めているのを目撃した三人が廊下から様子を見ている。
🖤🐭「わあっ、輝海くんが言ってたこと本当だった…」
❤️🐶「これで虐めは確定したね。」
💙🐶「後はどういう虐めなのかだよね。」
❤️🐶「たったの1日でだいぶ進展した感ある。」
華音が泣いているのを見て、小鳥遊はニヤニヤしていた。
それを偶然通りかかった女子生徒が見てしまった。
👩「…は?」
👩「私の友達虐めやがって、許さない…!!怒」
次々に生徒がやってくる。
🧑「あいつ…!怒」
🧑「おい、やばいって…!鈴原さんの頭蹴ってる…!!」
👩「先生二人とか、呼んできて!!!、やばいから!!!」
💜🦅「想定はしてたけど、やっぱり大事になったか。ははは、面白ぇ。」
💛「…!貴方…!怒」
💜🦅「女が怒っても可愛いだけ。怖くもなんともねぇ。」
💜🦅「続きやんぞ、お前ら。」
小鳥遊には同じく不良の友達がいた。
🖤🦇「へーい。」
🖤🐸「面白笑、動画撮っていい?笑」
💜🦅「勿論だ笑。」
🖤🐸「わあ〜、凄〜い笑。女の子なのに全然泣かないじゃ〜ん笑」
廊下で三人はひたすら見続ける。
❤️🐶「あいつら華音ちゃんにカメラ向けた。」
💙🐶「最悪…」
華音はついに我慢の限界が来て、大きい声で怒鳴る。
💛「なんなの!?怒」
💛「初対面で殴ってくるとか脳無しよ!怒」
🖤🦇「うるせぇわ、お前は俺らの玩具にされてればいいんだよ。」
💛「その口二度と開けないようにしてもいい?不快なの怒。」
🖤🦇「お前さっきからうるさいね?口にこの雑巾突っ込んでやろうか?」
🖤🦇「縦に入れるか横に入れるか、どっちがいい?」
💛「どっちも嫌よ!怒」
🖤🐸「ちょっと〜、そんな抵抗しても無駄だってば〜笑」
💛「あなたも動画撮らないで!怒」
💛「虐めるの楽しんでるってことは、虐められるの好きってことなんだから!怒」
🖤🐸「…は?お前ガチでふざけんなよ。」
三人は華音の頭に掴みかかって、口に掃除で使った雑巾を咥えさせた。
🖤🐸「はぁ〜!笑」
🖤🐸「華音ちゃんにはこれが似合ってるよ〜笑」
また動画を回す音が聞こえる。
💜🦅「ほら、女の子座りは?笑」
💛「う〜!!!怒」
華音は首を必死に横に振る。
🖤🦇「可愛いなぁ…笑」
🖤🦇「おい、写真いっぱい撮れ笑」
🖤🐸「オッケ〜笑」
輝海たちは廊下からその三人を睨みつけながら話す。
❤️🐶「あいつらやばいでしょ。」
❤️🐶「掃除で使ったすごい汚い雑巾を華音ちゃんに咥えさせてるって、気持ち悪い。」
🖤🐭「あれじゃ、汚いお水が華音ちゃんの口に入っちゃう…」
💙🐶「先生呼んだらしいから、多分大丈夫だと思う。」
💙🐶「職員室からそんなに遠いわけでもないしもうすぐ来るんじゃないかな?」
👩「足音聞こえてきた…!」
👨🏫「小鳥遊は?、教室にいるのか?」
🧑「はい、華音ちゃんに掃除で使った後の汚い雑巾を…」
👨🏫「状況は分かった。」
👨🏫「人数は何人ほどだ?」
🧑「小鳥遊も含めて三人くらいの声が聞こえました…」
👨🏫「分かった、じゃあ少しだけここで待ってろ。」
👨🏫「笑、そんなに不安そうな顔しなくても大丈夫だ笑」
👩🏫「先生たちはあんな生徒たちにも負けませんからね笑」
👨🏫「じゃあ行ってくる。」
先生7人が一斉に教室へ入って行くのを、輝海たちは見届けるしかなかった。
まるで警察が来たような怖さがあった。
そして教室が静かになった頃、華音を女性教員2人が御手洗に連れて行った。
🖤🐭「良かった、ひとまず華音ちゃんは大丈夫だったっぽい…!」
👩「でも肝心なのはあの三人が後でどんな顔見せるか、よね。」
👩「あれだけ虐めておいて、苦しそうな顔してたら絶対に面白いわ。」
そのとき、教室から揉めている声が聞こえ始めた。
恐らくあの三人だ。
🖤🦇「俺は指示出ししただけっす。」
🖤🐸「だったら僕だって動画撮っただけじゃん!!」
🖤🐸「何も被害被らせてない!」
💜🦅「うるせぇ、お前ら退学行きだわ。俺は絶対ねぇけど。」
🖤🦇「は!?裏切ってんじゃねぇぞ!怒」
🖤🐸「自分だけそうやって逃げてさ、恥ずかしいとか思わないの!?怒」
👨🏫「うるさい!怒」
👨🏫「全員退学したくないなら二度とこんなこと起こさない!怒」
🖤🐸「黙ってください!!怒」
🖤🦇「今はこっちで話してんだ!、先公はどっか行ってろよ!怒」
👨🏫「お前ら二人から退学させてもいいぞ、その代わり俺は責任とらないからな怒」
🖤🦇「生徒を脅迫するの楽しいっすか?」
👨🏫「脅迫じゃない、注意だ怒」
🖤🐸「もう脅迫罪で訴えますよ?」
🖤🐸「そんな声張りあげないでください、迷惑です。」
👨🏫「これくらいの声で訴えられてたら教師としてやっていけないだろ怒」
👨🏫「まず鈴原にしっかりと謝りに行ってこい、そしたら退学は取り消してやるから。」
💜🦅「はぁ、分かりやした〜。」
小鳥遊たち三人は華音のもとに向かった。
華音が御手洗から教室へ戻る時、丁度謝りに来た小鳥遊たちに会う。
逃げようとしたが、三人の甘ったるい手つきでそれを止められる。
💛「…なんなの?」
🖤🦇「…あのさ、!」
🖤🦇「俺ら、謝りに来たんだ…」
🖤🐸「本当、ごめんね、?動画なんて撮っちゃったから、傷ついたよね…?」
💜🦅「…すまん。」
💛「…いいよもう。」
💛「私だってこんな身長高いの気持ち悪いって思ってるし。」
💛「それに、すぐ怒っちゃうし。」
🖤🐸「いやいや、華音ちゃんは悪くない、!」
🖤🐸「僕たちだよ、悪いの…」
💛「許したからいいってば。」
💛「ほら、早く教室戻らなきゃ授業に遅れるよ。」
だがそのときの華音の目は全く笑顔ではなかった。
話し方にも今の気持ちが反映されている。とても無愛想で冷たい話し方。
三人はしばらく反省する羽目にあった。
2編2話
三人が反省した日の翌日だ。
華音はいつも通り学校へ行く支度をする。
翌日になっても華音の機嫌が直らない。
💛母「華音〜、ご飯食べなさいよ〜?」
💛母「お母さん仕事行くからね〜!」
💛「分かってるよ!怒」
華音の怒り声が聞こえて、大学生になった兄である和人が起きてきた。
華音より背が高い。
💛🐰「華音、どした…?」
💛🐰「もしかして、二度目の反抗期…?」
💛「違う!怒」
💛「お兄ちゃんは寝てて!怒」
💛🐰「酷くない…?」
和人の頭には兎の耳が生えてきて、しゅんと垂れさせている。
いつもだと華音は和人の兎耳を撫でてから朝食を摂り、学校へ行く。
だが今日はそういう気分ではない。
💛「もう学校行く。」
💛🐰「待って、ご飯食べてから!…」
和人の兎耳はまた垂れた。
💛🐰「何があったんだ…華音…?」
華音が食べなかったご飯をラップで包み、昼ご飯に食べる用としてとっておく。
💛🐰「…そりゃそうだよな、だって兄の俺は夕方からの通信大学なのに華音は普通に高校行ってるもんな…」
💛🐰「俺に怒るのも無理ないや…」
そう言って和人はまた寝室に戻る。
一方学校では。
💛「小鳥遊さんたち、すごい落ち込んでる。」
👩「ウケる笑」
💛「ふふふっ、それな笑」
💛「ざまぁみろだよ笑」
華音たちのそんな様子を見た輝海たちは、少し不安だった。
❤️🐶「華音ちゃん元気になったはいいけど、ちょっと小鳥遊くんたちも可哀想になってきたかもね…」
💙🐶「うん、しかも今日に限って自習日…」
💙🐶「最悪… 」
🖤🐭「でもさ、二年生の先生たちが教えてくれるらしいよ。」
❤️🐶「…って関係なくすんな笑」
小鳥遊たちが騒がなくなったので、とても平和だ。
二年生では。
💙🐺「冷くん、こんな話聞いたことある?」
💙🐱「なんですか?」
💙🐺「三年の先輩たちの話。」
💙🐺「あんまり大きい声で言っちゃいけないから小さい声で言うけど…」
💙🐺「物凄い強いらしくって…」
💙🐺「しかも全員健康肌。小麦肌っていうのかな…?」
💙🐺「後、俺らの比にならないくらいビジュが強いんだって…!」
💙🐺「一回見てみたくならない?」
💙🐱「いいえ、特に先輩のことを見に行く気はありません。」
💙🐱「まず見に行く必要は無いのではないですか?」
💙🐱「僕たちいつも見てるでしょう。三階に結構彷徨いてますし。」
💙🐺「違う違う、だってそれ直接顔見たわけじゃないでしょ?」
💙🐱「そうですけど…」
💙🐺「だから見に行こって言ったの。」
そう話している間、三年生の一人が教室を覗く。
💙🐺「あ、見て見て!」
💙🐱「あれが三年生の顔、ですか…」
💙🐱「まるで野生動物のような切れ者っぽい顔してますね。」
💚🦒「失礼しまー…いってぇっ!?」
キリンが取り憑くと背が怖いほど高くなる為、怪我をしやすい。
💙🐺「えっと〜…大丈夫ですか…?」
💚🦒「んえ!?、ちょ…笑」
💚🦒「漢文の先生いねぇじゃんか、ハッハッハ!笑」
男子生徒は手を大袈裟に叩いて馬鹿笑いしだす。
周りの二年生たちは吃驚して窓側へ後退る。
💚🦒「え?笑、あ。ごめんなさーい、帰りまーす…いってぇ!…」
三年生の男子生徒は教室の方向へ戻って行った。
👩「…え?」
👩「さっきの化け物並に背が高い人って、まさか先輩だった?」
👩「学校一緒だった?」
🧑「ないないない!あんな背の高い先輩いなかったよ!!」
🧑「多分…身長3、4mはある…?」
👩「こっわ…」
👩「でもなんか…優しくなかった?」
🧑「え、確かに優しかったな…!」
💙🐱「皆して…もう…」
💙🐺「まあ、あんまりそう言うなって笑」
自分の教室に戻った二年生たちは、今日だけ早帰りだった。
結葉「よっしゃ〜!早帰りサイコ〜!」
💗「それなすぎる笑」
そのとき、湊と冷峰が隣に来た。
💙🐺「あ!、椿さん!」
💗「…は、あんた誰?今日初めて会ったけど。」
💙🐺「隣のクラスの矢倉です!」
💙🐺「そしてこっちの可愛いのが冷峰です!」
💙🐱「可愛くないですけど。」
💗「…あ!!今日の朝会ったヤツ!?」
💗「つーか、私の友達とクラス一緒でしょ?」
💗「羨ましいな?、あんた良かったじゃん。」
💙🐱「…?」
結葉「ニャーくん!私たちの友達美人だから、早めに告りなよ!」
結葉「また明日ね〜!」
椿と結葉は二人を後にして一緒に帰って行く。
二人は少し首を傾げて「なんだろう…?」と感じた。
低クオリティ😭
次回は3章、遂に進展起きます🐾
夢彼(ゆめか)《性別?》
コメント
3件
わあ〜っ雪菜さん、2章も一気に読んじゃったよ🌸✨ 華音ちゃんの虐めシーン、胸がぎゅーってなった😭💦 でも輝海たちみたいに気にかけてくれる子がいるのが救いだね…! 冷峰くんと湊くんの空気感、すごく好き…! あのふわっとした会話がエモいよ〜💕 3章でようやく進展ってめっちゃ気になる…! 続き、心して待つね…!!