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「あっ!おかえり、千景くん♡」
「ただいま。良いお風呂だったよ。」
「きゃ〜〜♡♡ お母さんお母さん!今の新婚さんみたいじゃない!?」
「ふふ、本当だわ。顔も性格も良しならばもう言う事は無いわね!」
杏や杏の母親で俺を称賛し、杏の父親はただウンウンと頷いている。
本当にこの親子は、と呆れながらも愛想笑いを浮かべ好青年を装う。
「……あはは、そんな、褒めすぎですよ。」
俺がそんな事を思っていると、やや息を荒らげてほんのりと頬を赤面させた颯がリビングから恐る恐るといった様子で顔を出す。
頬が紅潮し髪が湿っている颯の様子から、明らかに風呂上がりだと察したのか、杏の母親が颯に声を掛けた。
「あら、颯。あなたもお風呂に入ったの?」
「えっ…!?お、お兄ちゃん、まさか、千景くんと入ったの!?」
杏が俺の名を呼んだ瞬間、颯の肩がビクッと跳ねる。そして俺の方をキッと睨みつけると、強がりを見せるかのように声を張り上げる。
「っ…!んなわけねぇだろ!!誰がこんな、っクソ野郎と風呂なんか…。」
俺の事を批判するように口調を荒らげる颯に杏や両親が黙っているはずも無い。
「こら!千景くんにクソ野郎だなんて汚い言葉使ったらダメよ。杏の彼氏なのに失礼だわ!」
「そうだよお兄ちゃん、千景くんに謝って!」
「お前もいい大人なんだから、その口をどうにかしなさい。」
(へぇ……そんな態度取るんだぁ。)
俺を恐怖の対象として見ていながらも強気な態度を取る颯にニッコリと笑いかけると、短い悲鳴を上げて急いで2階へと駆け上がっていく颯。完全に俺を好青年だと認識してくれている杏や両親を内心嘲笑いながら宥める。
「杏やご両親からそんな有難い言葉を頂いて嬉しいです。俺は別にクソ野郎呼ばわりされようが構いませんよ。…でも、杏と付き合っていく上で、杏のご両親とは勿論ですが、颯さんとも仲良くなりたいと思っているので、少し一対一でお話してきますね。」
…先程のあの態度はなんだ。俺にあんな口を聞いていいわけがない。これはお仕置しなければならないだろう。
そんな事を考えながら杏達から一度離れて2階へと歩みを進め颯の部屋を目指す。
「……えーと、確か此処の部屋だったかな。」
そう言いながら、俺はドアノブを握って引くも扉が開く様子はない。
鍵がかかっている。
(へぇ、もしかして俺が来るの分かって鍵かけたのかなぁ。…悪い子。)
控えめに颯の部屋の扉を軽くノックする。
ーーコンコンコン。
「颯さん、居ますよね?俺です、千景です。今すぐ此処を開けてもらえませんか?」
内心が表に出ないよう、出来る限り優しく問いかけるも、颯から帰ってきた返事は俺の欲しい言葉とはかけ離れたものであった。
「…っ、!?だ、誰が開けるか!テ、メェなんか…俺に、近づくなっ!」
その言葉を聞き一瞬にして笑みが消え、無意識に口から出る声が一段と低くなる。
「……へー、そんなにあの写真ばら撒かれたいんだぁ?」
「……は…なに、言って、」
「さっきの颯さんのイキ顔可愛かったなぁ♡まずは写真を現像して学校にばら撒いて、SNSに写真を投稿して全国に拡散して、それから……」
淡々と俺がそう口に出した瞬間、震えた声色が扉越しに聞こえてくる。
「…っゃ、やめ、やめて、くれ…っ!開け、る、開けるから!」
ーーガチャ
扉が開かれると、そこには震えを必死に抑えるかのように両腕を掴み縮こまっている颯の姿。思わず口元がニヤけてしまう。
「あは、颯さんかーわい。…ねぇ、さっきのあの態度はなんですか?俺のことをクソ呼ばわりするなんて、余程酷い目にあいたいみたいですね。」
俺が再度急に声色を低くすると、びっくりしたのかビクリと肩を揺らしながら怯えた瞳で俺を見てきた。
「ひっ…、ち、違…っ!」
颯は怯え、後退りをしていた。
どんなに恐怖感を植え付けようと、逃げようと関係ない。
颯が後退りをする度に、俺は一歩一歩と颯を壁に追い詰めていく。
「あとさぁ颯さん。何ですぐに部屋の扉を開けてくれなかったんですか?俺浴室で言いましたよね?俺の言う事は何でも聞いてください。…言う事が聞けない悪い子は、お仕置ですよ。」
ーーくちゅ…ぢゅ、れろぉ…ちゅぱ…♡
そう言いながら颯の唇へ口付けし舌を颯の口内へ捻じ込み貪る。
「…っ、んんッ…!?ふ、ぁ…あ、ん…っんー、っ!」
首を振りながら何とか俺から逃れようと抵抗する颯。無駄な抵抗だと何処か冷めた感情を浮かべながら、颯の両足の間に俺の片足を滑り込ませ、颯の頬を両手で固定し自由を奪う。
ーーじゅるるるるるっ…♡♡
俺から逃れようと必死に抵抗する颯の舌を勢いよく吸い上げた瞬間、面白い程に身体をビクビクと痙攣させ、ガクンと腰を抜かすと荒い息を吐きながらその場に座り込んだ。
「…っ!?んんっ!んーーっぅ、!!」
「ふふ、少し大人なキスをしただけでこんなに乱れちゃうんですね。…やーらし♡」
耳元でそう囁くと、真っ赤な顔と涙目で俺の方をキッと睨みながら強気に言い放つ颯。
「〜〜っ……、るせ、ぇ、!この、変態、野郎…!!」
「あは、かーわい♡ …ねぇ颯さん、もう他なんかどうでもよくなるくらい颯さんに夢中になっちゃった。責任とってくださいよ。」
俺の言葉に瞳を見開き言葉を失う颯をベッドへと押し倒した。そして制服のポケットから小型のローターを取り出す。
「ぅあ!…っひ、!な、んで、そんな…ものっ、」
「あー、これ使うと喜ぶ暇潰しの玩具ばっかりだったんですよ。気持ち悪いですよねぇ。…それと、これも。」
軽くため息を吐きながら、制服ズボンのベルトを外し颯の両手に目を向ける。
「…っゃ、待っ、それ…」
「抵抗したら面倒だし、縛っちゃいますか。」
怯える颯とは別に、これからの展開にニタァと黒笑を浮かべ颯の両手を捕らえると頭上で縛り上げた。
「…っい、嫌だ、!!ゃ、たす、け…」
両手を縛られてもなお、何とかして俺から逃れようと身を捩る愚かさが微笑ましい。そんな颯を更に追い込むように、机上のペン立てからハサミを掴むと颯が身に纏っていた薄めのTシャツをハサミで切り始める。
ーージョキ、ジョキ
「ひ、っ…ぁ…ぁ、」
先程まで身を捩っていた颯であったが、小刻みに全身を震わせ一瞬にして大人しくなる。どうやら腹部にひんやりとしたハサミが当たっているようだ。
「あはは、そんなに震えちゃって、本当に可愛いなぁ。さっきみたいに身体動かしたら、手元が狂って颯さんの肌艶の良いお腹を切っちゃうかもしれないですね♡」
脅すように言い放ち、態と颯の腹部にハサミを強く押し当てる。
「ぁ……ご、ごめ、なさ…ぃ、!」
ハサミを颯の腹部に強く押し当てた瞬間、大袈裟なくらい身体を震わせて瞳から大粒な涙をポロポロと零して泣き始める。
そんな颯の様子に俺は頬を紅潮させながら興奮を昂らせる。
「ぁあ〜〜♡♡ 颯さんの泣き顔は可愛いなぁ。 可愛い、可愛いです♡」
しゃくりを上げながら涙を流す颯の目に顔を寄せると、天井の電気に反射してキラリと輝く宝石のような涙をペロリと舐めハサミを進めていった。
ーージョキ、ジョキ、ジョキ
俺が服を切る度、身体をビクンと大きく揺らし、涙を沢山零す颯を愛おしく思いながら上下の服を切り刻んでいった。
コメント
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続き超嬉しいですっ☺️