何で、そんな優しいの?と好きな人に聞かれたことがあった僕はそんな優しくないし、人を助けられる力も無ければ名誉もない
だから僕は優しくないだから僕は答えた
『君の方が何億倍も優しいよ』
優しく答えた
驚いた顔をしていたそしてそれはどこか優しい目をしていた
あぁ、やっぱり君の方が何億倍優しい
好きな奴がいたんだ
佐野『何で、そんなに優しいんだ』
と興味本位で聞いてみたそしたら驚く言葉が聞こえてきた
晴明『君の方が何億倍も優しいよ』
そんな言葉がきこえてきた
それはそれは優しい声で
俺は驚いたけどその時に嬉しいと思ってしまった
だから好きなんだ
愛してやまないんだ
佐野『起きろよッ……起きろ!….ッ』
だから人間の寿命なんて気にしてはいなかった
だけど、幸せはたったの一緒で
それは簡単に俺のものから離れていくことが分かった
恵比寿『みーくん……….もう、無理だよ、人間は死んじゃうのが早いんだ』
佐野『こんなところで!俺まだ、まだ……お前に、言いたいことが』
言いたいことがあった
好きだって、100年後も愛しているって
あんたが言ってくれたぐらいに俺もそう言いたい
佐野『だから………目、開けろよ……..』
恵比寿『みーくん………..』
佐野『なぁ、死んだやつを生き返らすことって出来るかな?』
恵比寿『ッ!みーくんそんなことは……神の僕たちでも出来こないよ………』
佐野『神だから出来ねぇのか?ッ』
恵比寿『違うよ、それは死んだ人を生き返らすなんてそれなりの代償が必要なんだよ。それでも、その代償をあげてもできるかは0に近いものだ……..諦めよ?….』
佐野『俺の命をあげれば』
恵比寿『何言っているの?みーくんが居なくなったら僕生きていけないよ』
佐野『じゃ、俺を救ってくれた奴を素直に見送れって言っているのか!』
恵比寿『そうじゃないけど、だけどそんな事はやめて、新しい恋でもし((
佐野『俺に、俺を最後まで愛してくれた人を忘れて別の人を愛せって言っているのか?俺はそんな事はしたくない!だって、俺の事が大好きでしょうがなくヘタレでだけどお人好しが安倍晴明だ俺が好きになった男だ』
恵比寿『知っているよ、そんな事』
佐野『お前は…….慣れているからいいよな…….もう、話しかけ無いでくれ』
恵比寿『あっ、待って、みーくん!』
数年がたった
今では思い出すだけになってしまった。思い出も少しつづ忘れていくそんなある日
佐野『は…….』
晴明『佐野…..くん……?……』
佐野『晴明……?……』
晴明『何でここに……..佐野くん天国来ちゃった?!』
佐野『いやそれはこっちが聞きてぇだよ!』
晴明『けど、なんか言われた気がする』
佐野『誰に、』
晴明『神様だよ、』
佐野『へー』
晴明『きっとこれは運命だね!』
佐野『国語の先生が運命なんか言ってどうする』
晴明『けど、やっと逢えたね佐野くん!』
佐野『あぁ、そうだな』
また一緒に過ごしていくんだ
これは俺とあいつの物語
誰も知らない
知ることは無い
物語だ
[完]
コメント
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初コメ失礼しますm(_ _)m いや、最高ですね💕︎ とても、尊いです🤦♀️💓