テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

事故ったら推しがいる世界に転生しました。

一覧ページ

「事故ったら推しがいる世界に転生しました。」のメインビジュアル

事故ったら推しがいる世界に転生しました。

4 - 第4話 推しがいる & 大切な物を思い出した

♥

46

2024年04月02日

シェアするシェアする
報告する

推しが目の前に!!

私はリヴァイ兵士長の言う通り着いて行った。

「リヴァイ兵士長。私は一体何処に連れていかれるんでしょうか。 」

「てめぇが今から行くのは此処だ。」

そう、連れてこられた場所はまさに私の推しがいる……

” 団長室 “ だった 。

「え、あ、え?リヴァイ兵士長。」

「なんだ?」

「もう、団長と話すんですか?ちょっと心の準備が出来てないんですが……。」

「は?心の準備とかあるのか?お前に」

「ありますよ!いやぁ、まじで無理ねんけど……、ホンマに無理、スミスと話すとかまじで無理なんやけどぉぉぉぉ!!!しんどい!」

「……は?」

「あ、すみません。取り乱しました。」

「そんな事言ってるとエルヴィンが中かr」

団長室のドアから開いた音が聞こえた。

「何を話しているんだ?」

「よぉ、エルヴィン」

「嗚呼、リヴァイと……誰だ?その子は?」

「嗚呼、此奴は104期生のてめぇと会いたがってた餓鬼だ。」

「嗚呼、この子が。」

「………………。」

私は硬直していた。

何故ならあの私の憧れの!!

嫌、もう推しだ、そうだ!推しだ!

推しが目の前にいるからだ!

「あ、あの、えっと、……。」

「コトだったけか?」

「…………はい。」

名前を呼ばれた瞬間私は心の中で震え上がった。

「そうだな、リヴァイ少し席を外してくれ。」

「了解だ。」

リヴァイ兵士長はその場から去り、私はと言うと、

「コト、団長室の中に行こうか。」

「…………はい。」

其の儘、私は言われた通り入った。




団長の右腕とは


私は団長室に入り、スミスの目の前に立った。

「コト、何故私の右腕になりたいと思ったんだ?」

「……言った通り、私はエルヴィンさんが推しで一目惚れだったんです。」

「……君は私の調子を狂わせるな。」

「……そうですか?」

「……私の右腕になってどんな事がしたいんだ?」

「貴方様を守りたいです。」

「私をか?」

私は頷き、スミスを見詰めた。

「分かった。認める。」

「え、?」

案外すんなりと話が進み、

スミスに認められた。

「だが、右腕となるんだったら104期生の元へはあまり戻れないぞ?」

「えぇ、大丈夫です。」

「そうか。104期生の指揮官キースにはそう言っておく。」

「はい。」

「これからはこの塔の寝室を使ってくれ。 」

「はい。分かりました。 」

「なら、これからよろしく頼むぞ。」

「はい。こちらこそです。失礼します。」

私は団長室からでて、廊下に出た。

私はスミスに言われた通り、寝室を探しに行った。

ここの塔は104期生の廊下と違って、広くて、色んなものが置いてあった。

だけど、賑やかの方は104期生の皆だった。

「……そうだ、104期生のみんなにお別れを言わなくちゃ。」

私は思い出して、104期生の寮に向かう。

寝室はどんな感じなんだろうと思いながらも104期生の寮に着いた。

「……。」

私はこっそり扉を開けた。

「エレン、ミカサ、アルミン……?」

私はキョロキョロと周りを見渡す。

「……今の時間は、?」

私が時計を見ると、今頃皆が訓練してる時間だった。

私は納得して寮から出ようとした時だった。

「やっべぇ、忘れ物しちまった、」

誰かの声が聞こえた。

後ろを振り返ると見覚えのある顔がいた。

「嗚呼?御前誰だ?」

「あ、嫌……。」

「え、待ってくれよ。上官とか言わないよな?」

「嫌、上官では無い……。一応君と同じ104期生なんだけど……。理由が色々あって、上官の右腕になることになったの。」

「はぁ?!御前すげぇじゃん!」

「そう……?」

「おう!……てか、なんで右腕様が104期生の寮に?」

「私の幼馴染に別れの言葉を言おうかなって思って。」

「幼馴染?誰だ?呼んでくるけど。」

「……ミカサとエレンとアルミン。」

「嗚呼、あの3人が言ってた女の子って君なのか。」

「ミカサに関しては、家族なの。」

「へー、なら呼んでくるわ!」

「嫌、忙しいと思うし……。」

「気にすんなって!待っとけ!」

「え、ちょ……。」

ジャンはせっせとミカサ達を呼びに行った。

そーいや、ジャンはミカサが好きだったよな。

今度お礼でなにかしてあげなきゃな。

「呼んできたぜ!」

「ありがと。ジャン。」

「·····?俺御前に名乗ったっけ?」

「·····」

やばい、そうだった。

この世界線では私のこと知らないんだ。

ジャンは!馬のくせに!(?)

とりあえず

「あー、最初の時に教官に頭突きされてたからさ~笑」

「·····」

え、待って違うの?この世界線は違うの?

「マジかよ笑あれ見られてたの?笑」

「うん笑」

良かった。合ってた見たい。

「コトー!」

聞きなれた声が聞こえた。

後ろからだった。私は振り返った。

「·····!」

そこには、黒髪ロングの女の子がいた。

「ミカサ!」

「コト、大丈夫?」

「え、何が?」

「あのチビに何かされてない·····? 」

「あのチビ·····あー!リヴァイ兵士長殿ね!何もされてないよ!」

「良かった、」

やっぱり、私とミカサは血の繋がった一応家族だから少し安心する。

·····私の親元気にしてるかな。

一緒の墓にグッズを入れてくれたのも最後の情けなのかな。

「おい!コト!どこ行ってたんだよ!」

「·····、」

「?コト!」

「あわ、ん?あー、エレンか!」

「御前あのリヴァイ兵長に認められたんだってな!応援してるからな!」

「有難う~」

嗚呼、そうだった。

友達に死んだのは笑われても良い。

でも、親友を置いてきた私はどうすればいいの·····。

「·····、コト大丈夫?」

「·····!アルミン!全然大丈夫!」

「そう?体調が悪いなら無理しないでよ?」

「うん、!」

あーあ、惜しいことしたな。

私もこの3人みたいに親や親友に大事にされてたのかな。

” 帰りたいな “

そう思った瞬間だった。

行成、視界が明るくなった。

目をあけるとそこは·····。

事故ったら推しがいる世界に転生しました。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚