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< あらすじ >
森で暮らしていたオーエンがもしカインと出会ったらどうなってたのか気になったので書いてみた
パラドックス・ロイド 的な感じの絡み
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ザッザッ…ザッザッ…。
*珍しくオーエンは夢の森を歩いている*
「…… (あれは、人?自害でもしに来たのかな)」
*オーエンは人影に近づく*
「そこの奴、何してるの」
*その人影は、夢の森の催眠で眠らされてるところだった*
「……」
「(ふーん、僕の前で寝るとか度胸あるね。強い魔法使いでも無さそうだし、起こしちゃおうかな)」
*オーエンは魔法を使って人を起こす*
「ぁ…あれ…。…あいつらが居ない…。って、誰…!?」
「やあ、呑気に寝てたから起こしてあげたよ」
「あの、ここはどこだ?」
「…は?夢の森だけど」
「夢…の森…?なんだそれ。聞いた事ないぞ」
「知らないの?じゃあなんでここに来たわけ」
「うーん…どうしてだろうな」
「分かんないの?」
「ああ、そうっぽい。」
「それにしても…ここ寒くないか?」
*手が震えていた*
「ふっ、ここをどこだと思ってるの?北の国だけど」
「北の国!?俺、凄いとこに来てるな…」
「お前、面白いね。ここに来た理由が分からないなんて」
「そうだ、名前はなんて言うんだ? 」
「オーエン。お前は?」
「カイン」
「へぇ、そう。そんな名前知らない」
「だろうな、俺もオーエンなんて名前は知らない」
「これからどうするの、帰る?」
「うーん、どっから来たのかも分からないんだよな…」
「は?何それ。変なの」
「俺もそう思う、良ければ泊まらせてくれないか?」
*オーエンは驚いて目を開く*
「僕の家?嫌だけど」
「そこをなんとか…何でもするから」
「なんでも?じゃあいいよ」
*意外とすんなり了承した*
「おっ、ありがとな!」
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