※注意※
この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmnmです。ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmnmが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします。
私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。
読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。
その他、BL要素(🌵×🟦🧣)、暴力表現あります。
初投稿ですので、お手柔らかにお願いしますm(_ _)m
俺は、隣でゲームに没頭する男をぼうっと見つめた。
綺麗な横顔だな、とか、目がキラキラしてて可愛いな、とか。 そんな取り留めのない感情がポツポツと湧いてくる。
青い羽織に赤色のマフラー姿の男、らっだぁは、俺がじぃっと自分を眺めていることにも気付かず、画面の中のキャラクターに向けて小さく声援を送っていた。
わざわざ俺の家に突撃してきて、やることがソロプレイしか出来ないゲームとは。らっだぁっぽいけど、夢中になりすぎではないだろうか。
「楽しい?」
「……めっちゃ。これいいね、また配信でやろっかな」
「最後までやるか?」
「ん………いや、辞めとく」
ワンテンポ遅れた会話は、らっだぁが本当に熱中している合図だ。
ここまで熱中するとは思わなかったし、邪魔するのも悪い。俺は、再びらっだぁに視線を向けた。
真っ白な肌、人間離れした蒼い瞳と髪の毛。マフラーに隠された首元は、白地に血管の色が映えて本当に綺麗に見える。
好きとか嫌いとか、興奮するとかしないとか、全部すっ飛ばした。美術品を見ているような感覚で、俺はいつもこいつに見入ってしまう。
「………綺麗」
「ん?どした 」
「いんや、なんもないよ。気にせずやってて」
綺麗だからこそ、思ってしまう。俺の手で、このガラス細工が台無しになるところを見たい。
そーいう大人なコトじゃなくて、もっと簡単に。粉々になってしまいそうなほどに、弱々しくなるところが見たいのだ。
どうすれば、らっだぁは壊れてくれるだろう。その体を突き立てて、真っ赤な薔薇を咲かせてやろうか。ぎゅっと首を握ったら、きっと赤と青で白い肌が彩られるだろう。
綺麗な肌のらっだぁには、何色でも似合う。全部試してみたいな、何をすれば一番美しく壊れるかな。
そこまで考えて、俺は我に返った。
邪な考えを振り払うように頭を振って、空になったコップにお茶を注ごうと立ち上がった。
「また麦茶でいい?」
「うん……あんがとね」
「おーう」
らっだぁに向けた感情に、恋愛感情があったのかは分からない。ただ、友達に向けるものではない、という自覚はあった。
あいつは、昔からの友人だ。色んなゲームも一緒にやって、たくさん話もした。そんなやつに、こんな気持ちを抱くのは間違いだ。
そう言い聞かせて、2人分のコップに麦茶を注ぐ。
「あ」
次に聞こえてきたのは、無意識に漏れた俺の声と、床に打ち付けられるコップの音だった。
見れば、床がびっしょりと濡れている。ボケっとしてたら、コップを落としてしまったようだ。
その音に反応して、らっだぁがなんだかんだとキッチンに来る。そして、床の惨状を見て顔を顰めた。
「もー、なにしてんの」
「やっべぇ、タオルタオル………」
「俺も手伝うから、早く持ってきて」
急いで、洗面所に向かう。靴下にもちょっとかかっていたようで、一歩前踏み出す度に冷たい不快感が感じられた。
タオルを手渡すと、らっだぁは床に膝をついてお茶を吹き出した。マフラーが邪魔らしく、うっとおしそうに背中側に回している。
上から見ると、首元が丸見えだ。
普段はきっちり上まで止まっているシャツのボタンは、暑かったのか第二ボタンまでが空いている。
傷1つない肌には、一粒の汗が伝っていた。室内でマフラーなんかしてるから、汗をかいてしまったのだろう。
それを見ていると、言葉にできないモヤモヤが腹の底から湧き上がった。
体が固まって、視線が首元に釘付けになる。目が離せない、気を抜いたら、どうにかなってしまいそうだ。
「どした?」
そう上目遣いで尋ねるらっだぁ。マフラーを緩めて、パタパタとシャツを扇ぐ姿は、ひどく扇情的だ。
頭のどこかで、何かがプツリと切れた感覚がした。
「らっだぁ、ごめん」
「え、」
次の瞬間、俺はらっだぁに掴みかかっていた。
フローリングの床に叩きつけ、上に乗りかかる。らっだぁが抵抗するより早く、赤いマフラーを解いて、白い首に手を掛けた。
そして、力いっぱいに握りしめた。
「ヒュ、かハッ…、……ぐゥ、ぃつ…ぉ……?」
「……」
「やぇ゙……かひュ、はッ……ッ、…」
怪しい呼吸音が聞こえる。らっだぁが何か喋る度に、振動する声帯の感覚が直に伝わった。
はふはふ、と酸素を取り込む口端からはだらしなく涎が垂れ、手足の痙攣が始まった。 焦点の合わない瞳は、ぼんやりと俺を見つめている。
苦しそうに歪んだ顔に、どうしようもない不思議な快感が走る。俺は、もっともっとと手に力を込めた。
「ぅア゙ッ……ぉね、がぁ…、カヒュ、やめ゙…ッ…」
「……らっだぁ、綺麗だよ、お前。すっごく綺麗」
「ぁ゙、ぇ……、は、…んッ、」
俺はそう呟いて、変色した唇にキスを落とした。
「!?ハ、ッ……、…?ぅウ゛……な、ん…、ハヒュっ、……」
驚愕の表情を浮かべたらっだぁは、自分の苦しむ姿に俺が興奮していることに気付いたらしい。ボロボロと、大粒の涙を流し始めた。
そりゃそうだ、急に友達に首絞められたら、怖いよな。
しかも、キスされるなんて。俺達は2人とも男だぞ?急におかしくなっちゃったのだろうか。
そう考えたら、なんだかやるせなくなってきた。俺は、手の力を抜いて、らっだぁの上から離れる。
「はい、ありがとね」
「ぅ゙……はっ、はっ、げほっ……ヒュッ」
どっちにしろ、 これ以上やったら、意識がぶっ飛ぶか死ぬかのどちらかだっただろう。別に、俺はコイツを殺したいわけじゃないし、切り上げて正解だった。
仰向けになっていたらっだぁは、大きく咳き込みながら上体を起こして必死に息を吸い込んだ。
そして、チラリと俺の方をうかがって一粒の雫を零す。
「は、ッ………ぐ、ちつぼ?」
薄く涙の膜を張ったコバルトブルーが、小さく震えながら俺を見上げる。手を床について、喘ぐように空気を取り込む姿は、やっと冷静になった俺の脳をじわじわと侵食した。
俺は、ぼんやりしながら返事をした。
「どうした?」
「ぃ、や……なんでも、ない」
「そっか」
そう言い捨てると、らっだぁは少し俯いた。逃げる事もせず、ぼんやりとしてマフラーを巻き直している。
少し冷たく接してしまっただろうか。そう思って、らっだぁの頬を手で包み込み、顔を上げさせた。
「あぇ、」
「………ふーん」
頬は真っ赤に紅潮し、小さく空いた口からは、熱を持った吐息が漏れている。
俺は、試しに首筋にクッキリと残った締め跡に指を滑らせる。すると、らっだぁの体がビクビクと小さく痙攣を起こした。
「ん……ちょ、ッ、」
「これで満足?」
「…ぃ、いじわるしないで」
少し期待したような、物足りなさそうな瞳で、らっだぁは俺の手に上から自身の手を添えた。今だ震えているが、恐らくそれは恐怖から来るものではないだろう。
「首絞められんの、クセになっちゃった?」
「……だったらなに?」
耳まで真っ赤にして、らっだぁは俺から目線を逸らした。
あーあ、やっちゃった。俺は、取り返しのつかない事をしてしまったようだ。
言葉に出来ない感情が爆発して、俺は何も言えずにらっだぁの頬を優しく撫でた。らっだぁは、待てと言われた犬のように、俺が動くのを待っている。
あぁ、らっだぁは本当に可愛いな。
俺は、もう一度らっだぁの上に立ち、さっきよりも優しく押し倒した。そして、首に手を掛ける。今度は絞めずに、ただ触れるだけ。
ゴクリ、らっだぁが生唾を飲み込む。早く早くと急かすように、俺の腕に手をかけた。
「もっかい、やっていい?」
「……ぃいよ。してほしい」
「仰せのままに。意識飛ばすなよ?」
じわじわと力を込めていくと、らっだぁの表情が恍惚としたものになる。それが可愛くて可愛くて、涎が垂れる唇に再びキスをした。
少し驚いたように目を見開いて、らっだぁは小恥ずかしそうに微笑む。
その笑顔をかき消すように、俺は力いっぱい首を絞めた。
はじめまして、らいむです。
最後まで読んでくださった方は分かったと思いますが、私はこういうのが大好きです。
これから、ちょくちょくこういった作品を投稿していきますので、たまーに見に来てくださると嬉しいです。
リクエストがあれば、ぜひコメントへ。性癖にぶっ刺さったら書きます。Dキス以上のことは基本書きませんので、ご了承ください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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