SixTONESの末っ子くん

ジェシーside

あれから2日経ち、今日は北斗が帰ってくる日。

今は俺と髙地が家に居て他のメンバーは仕事。

髙地「ジェシー、今日のご飯何がいい？」

ジェシー「何でもいいよ！髙地が作るやつ全部美味しいから」

髙地「嬉しいけど、何でもいいは困る」

ジェシー「AHAHA！じゃあ北斗の食べたいものにしよ」

髙地「そうだね」

なんて話をしてたらドアが開く音が聞こえて来た。誰だろ？

玄関に行くと、

ジェシー「AHAHA！北斗だ、おかえり！」

俺を見るなり力が抜けたように座り込む北斗。

北斗「うぁぁぁぁぁん」

ジェシー「頑張ったねぇ」

この2日間ほんとによく頑張ったと思うよ

たくさん我慢して、吐き出せなくて、どんどん溜まって…

それが今溢れちゃったんだね。

泣き声に気付いた髙地も玄関に来た。

髙地「北斗おかえり。よく頑張ったね」

北斗「うぁぁぁぁぁん」

髙地「ジェシー、北斗運んでくれる？ここじゃ風邪引いちゃうから」

ジェシー「分かった。北斗抱っこするよ？」

“抱っこ”という言葉を聞いて手を伸ばす北斗を抱っこして、

俺はそのままソファに腰掛けた。

その10分後、慎太郎と大我が帰って来た。

慎太郎「ただいまー、って北斗居んじゃん！」

大我「ただいま。北斗帰ってたんだ」

ジェシー「ついさっきだよ」

慎太郎「北斗おかえり！偉かったねぇ」

大我「よく頑張ったね」

慎太郎も大我も俺に抱っこされて泣いてる北斗を見てすぐに状況が分かったんだろうね、

北斗の頭を撫でながら声をかけてた。

そして1時間後、樹が帰って来た。

樹「ただいま」

北斗「ｸﾞｽｯ､じゅいっ」

樹「北斗おかえり。よく頑張ったな！」

樹が北斗の頭を撫でると涙でびちゃびちゃの顔に今日1番の笑顔

可愛い〜！やっぱり樹が1番みたい。

泣き止んだ北斗は樹の隣にぴったり座る。

優吾「北斗、晩ご飯何がいい？」

北斗「ほっくんおむらいしゅ」

優吾「分かった、ちょっと待っててね」

北斗「あい！」

・

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北斗の要望通りオムライスを食べて、お風呂に入った後

北斗が“遊びたい”って、でも皆は止めるの。

俺はちょっとくらいいいと思うけどね。

北斗「あしょぶの」

慎太郎「明日休みだから明日遊ぼう？」

優吾「今日は遊ばないよ」

北斗「やぁ､ｳﾙｳﾙ」

優吾「泣いてもダメ」

北斗「うぁぁぁん」

髙地の一言で本格的に泣く北斗。

俺が抱っこして、樹が“嫌だったね”って言いながら頭を撫でてるとすぐに寝た。

疲れてたんだろうね。

ー続くー