コマクノオク

4 エモガーリー
たまにいるエモがる奴

自分を特別だと勘違いし、自分に酔っている奴。

そういうやつは友としてはいいが恋人向きではない。

そういうやつこそ、必ずと言ってもいいほど浮気するのだ。

(恋人を好きな自分が好きという、浮気しないタイプもいる)

わたしはそういう奴を妖怪”エモガーリー”と名付けた。

エモガーリーは己が好きすぎて周りが見えないことが多々ある。

自分が身につけるもの、触れてきた時間や空間、経験。全てに自信がある。

究極のナルシストなのだ。

そのため”浮気をしてる自分”に酔ってしまうという悲しい末路も存在する。

全ては”〇〇をしているオレorワタシ”こそが一番尊くて、愛おしくて、エロいのだ。

どんなエロよりも自分自身が一番エロくてエモい。めでたい思考の持ち主なのだ。

読書が好きなのではなく、読者をしている自分が好き。

コーヒーが好きなのではなく、コーヒーの良さをわかっている自分が好き。

新品よりヴィンテージが好きなのではなく、周りと違うものが好きな自分が好き。

と、散々色々言ったが

ワタシ自身が妖怪エモガーリーである。

ただワタシは浮気はしたことはない。

(ただの自己紹介になった)