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ぺちゃ_24
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悠莉
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あれからなんだかんだあってまた家から音一つしなくなった。
俺も眠い、眠いけど。
今日のことは反省しないといけない、と一番自分がわかっている。
寝て時間を消費するのはさすがに…
皆の役に立てることは?
編集、個人の撮影…こう考えるとたくさんあるじゃないか。
マウスがカチカチと鳴いて、キーボードもそれと合わせるようにいろいろな声で鳴いている。
やはり、みんなの声一つないことが怖くて、本当にやっていいのか不安になる。
が、これは反省だ、と自分に言い聞かせやる気を出そうとする。いや、そうしかできなかったのかもしれない。
普段のみんなで撮影する光景、当たり前のように率先して仕事するみんな。
思い出しては俺が悲しくなるだけだった。
なぜ俺はその輪の中に正しく入れなかったんだろうか。
皆に預けて、俺は楽して。俺はできたはずなのに。もっと、もっと、みんなを超えるくらい。
最年長とかいう、一番頑張らなきゃいけないポジションが頑張ってないだなんて。
本当、ひどい奴だろうな、俺。
その分今日頑張って反省して…。みんなの役に立てるよう、最年長として頑張って…。
そんなことを考えながら手をはやめて少しでも最善を尽くす。
⛄『僕っすか!?』
🦍『いや普通そうでしょw』
🐷『忘れんなw!?』
🍌『ほら!こっち来て!』
🍆『…はははw』
再生される声。普段のシーン。でも突っかかる。
俺、笑えてない…?俺、面白くない…?俺、いらない…?
「…はぁ、ッ」
俺が視聴者なら俺のせいで面白く感じれない。
せっかくいる、面白い人々をつぶして回ってる。
俺なんかよりみんなが面白くて、俺はそれをもったいなくしている。
その事実が嫌なほど脳内で回り続ける。
分かっている、わかっているけど…、
そのシーンは俺だけをカットして4人のシーンに仕上げた。
かなりマシになった。いまだに編集が下手でみんなより違和感があるけど。
なんだかんだ終わって時計をふと見ようと顔を上げた。
だが時計を見なくてもわかるくらい窓から光があふれていた。
今寝ないともう起きる時間になって寝ることが出来ない。
でも俺は寝ないって選択をした。
だってさ、みんなのために少しでも役に立つ、か自分のために寝る、だったら寝ない方が得だから!
最後まで音は俺の部屋からしか響かないかった。
少し離れたベッドからアラームが鳴り響く。
いつもなら真横でうっとおしいほどうるさいあのアラーム。
そのアラームと同時に今日あげる動画が作り終わった。
アラームを止め、いつもとは違う眼で階段を下りた。
いつもと同じ朝食を同じ時間に作って、同じように準備して、同じように家を出る。
同じように暮らして、同じように動画を作る…。
まるでプログラミングされたロボットのよう。
でも俺はなんも役立つことが出来ない、怒らせることしかできない、おかしなロボットだ。
今日も同じ、昨日と同じ一日が始まった、そう勝手に思っていた。
お待たせしてすみません…
NEXT…♡25
コメント
1件
悠莉さん、第6話読みました。主人公の「俺なんかよりみんなが面白い」っていう自己否定のループ、すごく胸に迫るものがあった。自分をカットして動画を仕上げるシーン、彼にとっては精一杯の“役に立つ”方法なんだろうな。「寝ない方が得だから」って自分を奮い立たせる感じも切ない。でも、そうやって動画を作り終えたところに、まだ何かを変えたい気持ちが見えた気がする。次が気になります。