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伊藤ぺいん妄想短編集

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伊藤ぺいん妄想短編集

2 - お母さん兼お兄ちゃん兼黄金の風

♥

1,240

2024年05月28日

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<前回のお礼と今後の方針>

自分の趣味を詰め込んだ前回の作品が思ったより反響があってビビりまくってる 一般人参です。

前回の「100年後を夢見て」でフォローしてくださった方々、コメントをくださった方々、♡を押してくださった方々、そして何もせずとも見てくださった方々本当にありがとうございます。

まだ学生の身分なもので完全に気分で更新しておりますので作品の期間が開くこともあると思いますがそこはご容赦いただけると幸いです。

では前置きはここまでにしておきましょう

<注意>

この作品は9割が捏造でできています。

ご本人様とは一切の関係がありません

たくさんのキャラ崩壊あり


では本編へ


「ぺいんせんぱーい!」

「ぺいん先輩!」

本署のメインロビーでぼーっとしていると、背後から2人、俺のことを呼ぶ声がした。

振り返って見るとなずぴとつよきが一直線に俺の方に向かってきている。

「おーどうした2人とも?」

「一つぺいん先輩に聞きたいことがあって…」

とつよきがいうのでどうしたの、と疑問を投げかけてみるが何故か2人とも少しいうのを躊躇っているように見える…いや恥ずかしがっているのか?これは

「なーに?恥ずかしがってないでちゃんと言いなさい」

「…実は…」

「ぺいん先輩のことお兄ちゃんって呼んでいい?!」

となずぴが元気よくいう

…ん?

「え?お兄ちゃん?」

「いや〜実は前ぺいん先輩のことお兄ちゃんって呼んだじゃないですか」

「呼んでたな〜…」

「それで意外とお兄ちゃんって呼ぶのが気に入ったから呼びたいんだけど…ぺいん先輩的にはどう?」

「ん〜…」

考えてみる。10歳の女の子と24歳の男性が同時に俺に向かってお兄ちゃんと呼びかける…

「…だめです」

「「え〜?!」」

「ぺいん先輩あの時お兄ちゃんって呼んでもいいよって言ってくれたじゃん!」

「言った覚えありませんけど?」

「あの時僕のこと弟にしてやるって…」

「言ってないって」

何を言っているのだろうか俺の後輩達は

記憶を勝手に捏造するとか救急隊に頭見てもらったほうがいいんじゃない?

とか思ったし言おうと思ったけど流石にライン越えかな…

「お、ぺいん君」

「あ、ミンドリー」

「ミンドリー先輩聞いてくださいよ!」

「ぺいん先輩自分のことお兄ちゃんって呼んでいいって言ってたのにそんなこと知らないって言うんですよ!」

「ちょ、俺の悪口言うのやめて?後そんなこと言ってないし…」

「ぺいん君」

「…何?」

「浮気?」

「何言ってんのミンドリーマジで?!」

まーたミンドリーの悪い癖が始まったよ!

「まさかぺいん君10歳の子も24歳の男もいけるとは…」

「浮気じゃないって…なずぴとつよきが急に俺のことお兄ちゃんって呼びたいって言い出したんだよ」

「そうなの?」

「うん!」「はい!」

「ふーん…」

ミンドリーのサングラスの奥の目が細くなっていくのがわかる…これやばいやつでは?

とか考えてたら急にミンドリーに抱き寄せられた

「…ぺいん君は俺の内縁の妻だからね、2人には悪いけど取らないでもらえるかな?」

「何言ってんのお前マジで?後なんかちょっと抱きしめる力強くない?離して?」

「いやでもミンドリー先輩、ぺいん先輩が妻であってもそれは僕たちのお兄ちゃん呼びをする理由にはならなくないですか?」

「え、つよきも何言ってんの???」

「…言われてみればそれもそうかもね。ごめんね、少し強く当たりすぎたかも」

「いや別に問題ないですよミンドリー先輩」

「もしかして俺の声聞こえてなかったりする???」

「じゃあぺいん君は俺の正式な妻であり」

「僕達にとってのお兄ちゃんってことで」

なんか勝手にミンドリーの妻(正式)にされそうになってるしなずぴとつよきからはお兄ちゃんにされそうになっている…

え何これマジでどういう状況???

というかミンドリーは俺のことをそろそろ解放して???

「あれ?ぺいんさんたちここで何してんの?」

「さぶ郎!」

「さぶ郎今ね〜ぺいん君が俺の正式な妻になったよ〜」

「そうなの?!おめでとう!」

「さぶ郎?!」

「ついでにわたしとつよきのお兄ちゃんにもなったよ!」

「そうなんだ!おめでとう!」

「さぶ郎もそっち側かよ!」

くっそやばいやばいやばいどうしよう?!

いやでもミンドリーの妻になって、なずぴ達のお兄ちゃんになって何か不都合なことあるか…?

…世間的に見たらかなりやばいやつじゃね?めっちゃ不都合だったわ

「ちょっと待ってくれ4人とも!」

「どうしたのぺいん君?」「どうしたのお兄ちゃん?」「どうしたんですかお兄ちゃん?」「どうしたのお母さん?」

「もう呼び方変えてるんじゃねぇよ!…じゃなくて、俺正式な妻になることもお兄ちゃん呼びも許可した覚えないんだけど?! 」

「あれ?許可してなかったっけ?」

「許可のきどころかkすら言ってねぇよ!」

「…このまま流せるかと思ったんですけどね」

「俺のことどんだけ舐めてるの?」

ふぅー…落ち着け伊藤ぺいん。冷静にいけ冷静に…

一旦冷静にいい加減ミンドリーの腕の中から抜け出して…やめてミンドリーそんな悲しそうな顔しないで俺の心がすごく痛い

「…ともかく俺はミンドリーの正式な妻ではないし2人のお兄ちゃんでもありません!」

「「「えー…」」」

「えーじゃねぇよ!」

めっちゃ落胆した顔で声を合わせる3人

正直心がすごく痛むし思わず許可したくなっちゃうけどそれをやると俺が社会的に痛むどころか普通に死ぬのでグッと抑える

全くマジで…ん?

「どしたのさぶ郎?」

「…えっと、さぶ郎のお母さん呼びは大丈夫?」

「まぁ…結構昔から呼ばれてるし、さぶ郎なら多分変な風に言わないし大丈夫でしょ」

「やったー!」

そう言って跳び上がったかと思うとさぶ郎は走ってどこかに行ってしまった…全く、誰に似たのか落ち着きがないなぁ

「…ぺいん君」

「ん?何ミンドリー?」

「いつか絶対に認めさせるからね」

「…」

そういうとミンドリーはどこかに行ってしまった。しかもすっごく真剣な表情で。

ミンドリーのあんな顔見たことないよ俺?

「「ぺいん先輩」」

「ダメだよ?」

「まだ何にも言ってないです先輩」

「じゃあ何いうつもりだったの?」

「これからお兄ちゃんって呼びますねって言うつもりでした」

「ダメです」

そういうと2人は頬を膨らませて俺のことを見つめてくる

…そんな目で見つめられても絶対に折れないからな

「はぁ…分かりましたよぺいん先輩」

「わかってくれたか2人とも…」

「次は私たちも認めさせにくるので覚悟しておいてください」

「違うそうじゃない」

すごいダメな方にわかってしまった2人は言い終わるとすぐにどこかに行ってしまった

これまたすごく真剣そうな表情で。あんな鬼気迫る雰囲気の2人見たくなかったんだけど

「俺はミンドリーの妻でも2人のお兄ちゃんでもなくて、黄金の風だってのに…全く」

ため息を吐くけれども、嫌な感じはしない。家族みたいに見てくれてるってことは、信頼してくれてるってことだ。1月に起きた時からたった3ヶ月ちょいでよくここまで仲良くなれたもんだなぁ

そんなことを思っているとピピっと通知がなる。客船だ

「…信頼してくれてるみんなのためにも、いっちょやりますかぁ!」

無線に黄金の風ヘリ行きまーすと入れて走り出す。みんなからお願いしまーすと声をもらって、元気が出てくる。みんなに信頼されていることが嬉しい。みんなと一緒にいられるのが楽しい。

この平穏を守るために今日も黄金の風が吹く


ちなみにこの後ぺいんの肩書はミンドリーの妻兼さぶ郎のお母さん兼なずぴとつよきのお兄ちゃん兼黄金の風になります

近いうちに多分ニトロのお父さんもつきます

ここまで読んでくれてありがとうございました。

ちょっと質問なんですけれども僕に関することとか本編の裏話(作者視点で書いてて思ったこととかこの場面で登場人物達はこんなこと思ってたよとか)って需要ありますかね?可能ならコメントで答えていただけると幸いです。

ではまた次の作品で

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コメント

6

ユーザー

待ってくれ、、、最高すぎん?!?!ほんっっっっと言葉使い丁寧でマジで絶対いい子ですやん?性格絶対いい子じゃん?マジで、、、惚れさせようとしてる???????

ユーザー

おもろーい

ユーザー

いい作品です! 自分なずぴとぺいんの絡みをもっと見てみたいなって思ってるんで、こういうのを待ってた!って思いながら読みました。

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