テラーノベル
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元貴はしじら織りの濃紺の浴衣、
僕は麻のベージュホワイトの浴衣を着た
M「涼ちゃん、
浴衣めちゃくちゃ似合うね!」
「元貴も凄く格好いい////」
M「最後にこれを、涼ちゃんも♪
よし!出発だぁ~!」
チラチラ視線を感じるけど
バレてはない…
M「射的あるよ~♪」
ドラ○もんの元貴と
「あっ景品にポ○モンあるじゃん!欲しい~♡」
アン○ンマンの僕
元貴のお兄ちゃんが用意してくれてたのは
キャラクターのお面達
こんな暑い中、マスクじゃ悪目立ちするし、
いいアイデアだ♪
M「やろ~♪
お兄さん一回ずつお願いします」
「はいよ~♪兄ちゃん達、頑張ってな」
「すごく上手だったね!ありがとう~♡」
元貴はメタモンのぬいぐるみキーホルダーを
ゲットしてくれプレゼントしてくれた
僕は一つも取れなかったな …
悔しい~!
「チョコバナナ美味しそう~♪
かき氷もいいなぁ!
あっ、焼きそばも~
ラムネも 懐かしい~♡
う~んどれにしよっかなぁ」
M「もうすぐ花火も上がるから、
全部買って一緒に食べながら見ようよ 」
「わぁ~いいのぉ?!最高だよ~♪」
M「いい所もあるしね♪」
丘になった道を歩くと
少し開けた場所に着いた
一つだけあるベンチに二人で座る
M「子供の頃から、ここで見てたんだ
誰も居なくて穴場だろ?」
「本当だ。ここだったら
誰にも見つからないね♪
一緒に食べよう~?」
M 「うん 旨そ~♪」
花火が始まるまで二人で分けあって 食べた
ヒュ~
バンッ バンッ
「わぁ、、綺麗」
M「迫力あるなぁ~」
色とりどりの花火が打ち上がる
夢中になって空を見上げていると
元貴の手が僕の手に触れ握った
バンッ バンッ
驚いて元貴を見ると、
綺麗な瞳と視線が絡む
ドキッ ドキッ
M「今日はデートしてくれてありがとう。
…俺さ涼ちゃんに初めて会った時、
一目惚れだったんだ。
『この人に声かけなくちゃ
絶体後悔する』って、
ガキだった俺は勇気振り絞って
声かけたんだ。
一緒に居て涼ちゃんの全てを
どんどん 好きになってさ
気持ち伝えたいって何度も思ったけど、
関係性が壊れる事が凄く怖くてさ。
この気持ち、このままでもいいかなって。
だけど、若井の涼ちゃんへの好意に
気付いた時、いつか誰かに
とられちゃうんじゃないかって、
無茶苦茶怖くなって
凄く胸が苦しくて
涼ちゃん、
俺の恋人になって欲しい」
綺麗な顔が近付くと
チュ チュクッ
元貴は溶けてしまいそうなキスをした
「////元貴、ありがとう。
気持ち凄く嬉しいよ。
僕、ちゃんと自分の気持ち確かめて
答えを出すから 」
M 「….うん。待ってる」
僕を愛おしそうに優しく抱き締めた
コメント
4件
あー覗き見してたい 尊すぎるぅ
夏のお祭りデート、良きです🤭♥️💛