テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
(ガサッ ガサッ)
M/R:ビクッ?!
「え~ん、おねえちゃ~ん!」
M:「えっ…?」
小さい男の子が泣きじゃくってる
迷子?
R:「僕、お姉ちゃん居ないの?」
「うぇ~ん!どこにいるか
わかんないっ ううっ」
M:「じゃあ、一緒に探そう?僕、名前は? 」
「ひろとっ」
二人で顔を見合わせる
(お面越しだけど)
R:「お姉ちゃんも心配してるね」
M:「んじゃあ ひろと
姉ちゃんを探しに 出発だ~!」
元貴はひろと君を肩車した
h: 「わぁ~ 高い♪ 」
R:(元貴、優しいな)
神社まで戻ると、花火が終わり
人はもう まばらだった
R:「ひろと君のお姉ちゃん居るかな~?」
「んーわかんないよぉ」
辺りを見回していると
浴衣の女の子が泣きそうな顔で
夜店の人に声をかけていた
『5歳くらいの男の子見ませんでしたか?』
「ちょっとわかんないな」
『どうしよう….』
h 「あっ!おねーちゃんだ!」
『えっ?ひろと!』
元貴がひろと君を下ろすと
走って行った
『こらっ!心配したんだから
良かったぁ~』
安堵したのか女の子は泣いていた
h:「お兄ちゃん達が一緒に
探してくれたんた♪」
『グスッ 本当にありがとございました
ヒロパの事でご迷惑お掛けしました』
M/R:「ヒロパ…」
「あっ この子ひろとって言うんですが、
私が大好きなバンドのメンバーが
同じ名前なので、 ヒロパって愛称で呼んでて」
R:「そうなんだ~♡」
ひろと君がじーっと見てくる
R: 「どうしたの~?」
h:「あん○んマン…..」
R:「もしかして好きなの?お面欲しい?」
h:「うん!!」
僕はお面を外してひろと君に着けてあげる
h:「わ~♡ありがと!」
R:「どういたしまして~♪」
頭を撫でていると
h:「…あれ?お兄ちゃん、
ミセスの 涼ちゃんに似てるね
おねえちゃん、見て~?」
「もう、ヒロパ何いってるの~
お面ありがとうございま…す…あっ ..えっ ..」
R:「お姉ちゃんはミセスで誰が好きなの~?」
「…もっ君…」
h:「僕は涼ちゃんが大好き~!」
R:「嬉しいな♪ひろと君、ありがとうね」
M:「それじゃあ、そろそろ帰ろっか 」
お面を外すと、元貴は女の子に着けてあげた
『////!!』
h:「わぁ~お兄ちゃんは、
もっ君に そっくりだね~♪」
女の子は耳が真っ赤で震えている
彼女にだけ聞こえるように
M:「いつもありがとう。
これからも 宜しくね♪」
元貴は優しく言った
『はい!!♡』
二人に手を振って別れると
僕達は気分良く家路に着いた
コメント
4件
可愛い💙 お姉ちゃんびっくりしただろうなぁ❤️💛🥰
ふは、お姉さん変わって欲しいなー ミニ若井さん可愛いっすねー
ミニ💙、可愛いです🤭💕