──全力で裕孝を愛してるから。
瑠斗から直球の告白をされた翌々日、水曜日。
「ほら、あいつ。例の転校生」
「何だよ、ヤンキーみてえじゃん」
眉間に皺を寄せて前方を睨みながら歩いている瑠斗の周りは、まるで見えない壁があるかのように誰もいない。
「ミツルの髪掴んで、チームぶっ潰すとか言ったらしい」
始めは顔が怖いという単純な理由で避けられ始めた瑠斗だが、不良グループのトップであるミツルと若干絡んだことによって、今では根も葉もない噂まで広がっている。
もちろん瑠斗本人に全くそんなつもりはなく、単純に有り余る思春期の性欲を封じられてイライラしているだけだ。
「寮内でのスキンシップは禁止」。そんな命令を出さなければ人目を憚らず俺に飛び付いてくる瑠斗なので、日々の我慢がかなりのストレスになっているのだろう。
「どうにか瑠**************
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コメント
2件
めっちゃ2人とも、可愛い、!!