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メンゲスとヤンクズ

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メンゲスとヤンクズ

2 - #2 人生の壊れ時

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2025年09月28日

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#2









































_/  輝 side


「んッ、むぅ…ッ…ふっ、」


「あ”っ…いた”ッ、やめッ…」


『はぁ、本当に輝さんって何も無いですね。』


「ッ…、は?」


『フ̶ェ̶ラ̶下手くそだし殴りがい無いですし、』


「別に、望んでやられてる訳じゃねーし…」


目が覚めて状況を理解した頃にはもう遅かった。最悪なもん口に放り込まれて、殴られて。

嫌だ。こんな所でこんなやり方で殺されたくない。そう思うと自然に涙が出てきた。


「__で、___けて___だろ。」


『はい?』


「なんでッだよぉ、俺は助けてやっただろーがよぉ。」


「こんなの拷問じゃんか、泣」


『拷問なんて…嫌な言い方ですね。』


『ただの嫌がらせですよw』


「いや、がらせ?でもどうして、?」


『あんたが俺の事助けたからでしょ。』


『あんたが必要もなく助けたから…、あんたがいなければ死ねたのに。』


「ッ、」


『ねぇ、輝さん。』


「何っ、」


『俺と一生一緒にいてくれませんか。」


「……嫌に決まってんだろ。」


『はぁ、自分で助けた癖に1人で生きていけって言うんですね。』


メンヘラかよ、めんどくせー。女だったらまだ分かるけど男って、キモすぎ。


『じゃあ、やり方を変えます。』


「は?やり方?」


『俺と付き合ってください。』


は?何こいつ。まだ一生一緒にいる方がマシなんだけど、付き合うとか無理無理。マジであの時 “助けなきゃ良かった”


『じゃなかったら、さっきのフ̶ェ̶ラ̶の動画バラまいちゃいますよ。』


「や、やめろ!っ、てかなんで付き合わなきゃなんねぇんだよ!」


『道連れですよ…、この人生という名の地獄を共にするんです。』


『で、どうするんすか。もし断った場合はSNSにも学校にも晒しますからね。』


付き合っても付き合わなくてもどの道地獄。だったらせめて女と関われる方にしよう。


「わ、わかった!付き合ってやる。だから動画を…」


『っ、本当ですか。じゃあ、一生一緒にいてくださいね。』












あの動画を取られてから星崎からは良く連絡をするようになった。


《やり取り》

____________________


『3限目終わったらいつもの所に来てください。』


『あまり遅くならないでくださいね。』


『あまりに遅いと何するか分かりませんよ。』

____________________


未だにあの動画は消されていない。きっと脅されているんだ。












_/ 宙 side


やっと来た。


『遅いっすよ。輝さん。』


「なぁ…あの動画、いつ消してくれんの?」


『一生消さないっすよ。』


『だって考えてみてくださいよ。何も無かったら今頃、輝さんだって俺から逃げていたでしょ。』


「当たり前だろ。」


『そういう状況にならないために動画を録っておいてるんですよ。』


「でも、だからって!」


『そんなに嫌なら今ここで殺せばいいでしょ。』


『ほら、もっと締めて。そんなんじゃ殺せませんよ、?w』


いつまで経っても力の入らない手。意志弱いなぁ、


『……良いんですね。こういう関係が続いても。』


「っ、お前…耳元やめろよ、」


『弱いんすね、耳。』


「だからッ、それやめ__」


「うぁッ…//」


輝さんの弱いところに舌をゆっくりと挿れる。

そこから舐めたり噛んだり。品のない音を立てる度、輝さんは感じてくれる。


「ん”っ、ふッぅ…// はっ、それいやぁ、♡」


「はッ、あぁっ…!」


『………ッ、ぷっはは!w』


『嫌いな奴に耳舐められて腰抜かしてるw』


『ww……ッ、はぁ、』


『今日、授業終わったら俺の部屋来てください。』


『その続きしてあげます。』


そう耳元で放った後、輝さんの顔を見ると物欲しそうな顔をしていた。こういう顔を求めている訳では無い。だけど、何故か刺さってしまった。



















_/ 輝 side


くっそ…

まともに授業受けられる訳ねぇだろ。あ〜、セ̶ッ̶ク̶ス̶してぇ。

そう、不服に思いながら目の前の扉を開ける。


「星崎、」


『あー、輝さん。まさか本当に来るなんてw』


『身体は正直ですね。』


「っ、//」


何かこいつと居ると調子が狂う。女では感じる事が出来ないもの。星崎の 声、言動、表情、エロい手捌き 全てに身体が反応してしまう。特にこいつの表情、ずっとニヤニヤしてやがる。



『”ココ”もうこんなじゃないっすか。』


『もしかして、授業中ずっとセ̶ッ̶ク̶ス̶の事考えてたんすか。』


『ダメじゃないっすか〜w

授業は真面目に受けないと、w』


「ち、違ぇよ!勘違いすんな、」


『へぇ、じゃあ俺の勘違いだったのか”今”確かめてみましょうか。』


「えっ、どういうッ……ぅわ?!」


『俺じゃなかったら誰の事考えてたんですか。』


「別に、誰の事も……んっ、はッんぅ…//」



そっから致した事は覚えている。だけど、こっからどういう経緯で始まったのかは思い出せない。覚えているのは、



「あ”っ、ひぅッ♡」


「んぉ”ッ、ま、で…おかしくッなるぅ♡」


「お”ほッ、イっク……んぁ”イクイクッ…!」



あいつはものすごくセ̶ッ̶ク̶ス̶が上手い事くらいだ。脳みそをミキサーでかき混ぜられている感覚。痛いとかじゃなくて何も考えられない感じ。全部どうでも良くなってめちゃくちゃになる。






























もちろん男はこっちから願い下げだ。だけど、あいつのセ̶ッ̶ク̶ス̶が良すぎるせいで気づけば俺は自分から星崎の家に足を運ぶようになった。



「星崎っ、!」


『あ、?なんですか輝さん。』


『セ̶ッ̶ク̶ス̶でもしに来ましたか。』







____________________



《おまけ》


Q.相手のどこが好きですか?


緑野 輝

A.セ̶ッ̶ク̶ス̶


星崎 宙

A.顔、性格、ファッションセンス、髪型、朝は機嫌が悪いとこ、子供っぽいとこ、痛みに弱いとこ、なんでも適当なとこ、セ̶ッ̶ク̶ス̶してる時、友達は大切にしてるとこ…とにかく、全部好きなんです。

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