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コメント
4件
初コメ、フォロー失礼します!! 設定からストーリーまで細かく、加えて好きな雰囲気の作品で読んでいてとても楽しいです!!
NOside
静かな廊下に、1人の足音が響く
男が無駄にでかい扉を開けた途端、視線が一気にこちらを向く
「なあに坊ちゃん、今日は随分遅いじゃない」
「ま、アントーニョはまだ来て居ないようだけどね!」
「また遅刻すんのか?あのばか…」
月2で行われる、裏組織で生きる中心的人物たちが集う会議。アーサー、いや、ロードはそれに参加していた。
「うわぁっすまん!ちょっと遅れても〜たわぁ〜!」
扉が大きな音を立てて開き、アントーニョが入ってくる
「会議まであと5分あるし、今日は遅刻じゃないよ〜」
「ソルにしては珍しいな。だが次からは10分前には着席するように!…少し早いが、全員揃ったことだし、会議を始める。まずはアルフレッドとマシューのとこの地区の現状を発表してくれ。」
アンフューラーの仕切りで部屋がシンと静かになる
「俺らの地区からかい?うちはちっさい弱小ギャング達が仕事の邪魔をしてくるし、俺が個人で活動していると知ると茶化してくるし、鬱陶しいんだぞっ!」
「僕のとこのホテルにも、自称ギャングの客が増えました。薬物中毒者などの異常者が同じような境遇の人らを集め、なんちゃってギャングでも作り上げているのでしょうね…」
「お兄さんのとこもそーゆー奴増えたんだよねぇ。自称ギャングだったりお前らの名を名乗って脅してくるやつとか。正直ちょーうざい。」
「俺の活動地域もだ。4、5人の弱小ギャングがシェアハウス…事務所に襲撃してきた時は驚いた。」
ま、返り討ちにしてやったけどな!と自信満々に言うロードを無視し、ヒーローが発言する
「菊と耀のとこはどうなんだい?最近また治安が悪くなったと聞いたんだぞ!」
「無視すんなよばか!!」
「私のとこはもう制圧したのでなんともありませんよ。老大さんが組織内のネズミを捕え、情報も吐かせることが出来ました。」
「多分、自称ギャングの奴らはどこかしらで繋がってるある…他の弱小どものことも拷問したけど同じことしか言わなかったあるよ。」
アーサー side
「俺のとこにも弱小ギャングのうちの一人を殺せという依頼が来て一応拷問した。ま、役に立つ情報なんてこれっぽっちも吐かなかったけどな。」
「やっぱアーサーのとこは口硬いやつ多いね!俺の地区の奴等ははよく喋るから、情報よく吐いてくれるよ。この前兄ちゃんに頼んだんだけど、南アメリカの方に組織があって、半グレ?自称ギャング?はみーんなそこに所属してるらしいんだ〜。そうだったよね?兄ちゃん」
「ああ、南アメリカの方から派遣されて来たやつから本部の野郎共から勧められて組織に入り、その新人共が他の奴らを勝手に勧誘して組織内で組織を作るのがほとんどみたいだ。」
そこの指示者は自分の組織をでかくしたいんだろ。と兄の方のBOSSが発言する
それだと辻褄が合うから予測はだいたい合っているのだろう。はぁ、帰ったらスコットに情報を集めてもらわねーとな。
「は〜!!やっと午前の会議が終わったんだぞ!」
「ちょっと。君はこの前殺したやつの戸籍を消す作業があるだろう?行くよ」
「ええっ?!そんなハードスケジュール俺が耐えれるわけないんだぞ!マシュ〜、ここは一旦昼休憩にしないか〜い?」
「んもぉ…しょうがないね、あ、アーサーさんも一緒にどうですか?近くに美味しいお店があって…」
急に話しかけられて驚いた。もちろん答えはYesだ
「もちろんだ。なるべく早く済ましてそこのアルフレッドに仕事をさせないとな」
「あはは…そうですね」
「ええ〜?坊ちゃん今日はお兄さんと食べないの?せっかく美味しいマカロン作って持ってきたのに!」
「うるせぇクソ髭。ま、食いもんに恨みは無いからそのマカロンだけ貰ってやるよ。おら寄越せ」
「酷い!お菓子だけじゃなくてお兄さんのことも愛してよ!?!」
「…早く行くよ。」グイッ
「おわっ…」
…なんでこいつ不機嫌なんだ?俺とフランシスが喋るといつも不機嫌になるな…もしかしてこいつ、 フランシスのことが好き…?
「…君が想像してること、何となくわかるけど全然違うからね。」
「ぇ、あ…そうか」
「ぷぷっ、いつまで経っても意識されないお子ちゃまじゃ、脈はナシかなぁ?」
「はぁ…フランシスさん。あんまりアルを虐めないであげてくださいね。」
「はいはーい、分かってるよ」
「お前…よくあんな量食べれたよな。」
「あんな量って、君が少なすぎるんじゃないかい?今日は控えめだよ」
「あんなんばっか食べてるからいつまで経ってもメタボなんだよばかっ」
「ははははっ!!ガリガリの君はもっと食べた方がいいんじゃないかい?そんな貧相な身体だったら殺しなんて出来ないんだぞ!」
こいつ…俺は心配(?)してやってんのに!!
「おい、言い合いは会議が終わってからにしろ!今から午後の会議を始めるぞ。午前の部で出た意見以外に何か他に情報あるものは発表してくれ。」
「はいはーい、僕が発言してもいいかな?」
「あぁ。」
イヴァンが資料を見ながら発言する。今日はトーリスと一緒に来てるのか、珍しいな…
「じゃ、トーリス君お願いね」
「はい。この前各部署にスパイが5、6人入り込んでいたんです…あっ、ちゃんと殺りましたよ!で、自分の部はレーザー技術が狙われていて、エドァルドのところはIT技術、特にセキュリティが狙われていました。ライヴィスのとこは物流システム、違法薬物の販売ルートの詳細などが狙われてましたね…」
「で、そのスパイの子達の出元を聞くと南アメリカの方の組織だったんだ〜。僕たちの組織の技術を横取りして、もっともーっと大きい組織に成長させる予定だったみたい。ボスの名前も聞こうと思ったんだけど、拷問用の毒が強すぎたみたいでみんな喋れなくなっちゃった。」
IT技術に薬物…俺のとこも狙われる可能性があるな。気をつけねぇと。…それにしても、スパイを送る人数が多くないか?それに弱い奴らばっか送ってる…思っているより、本部はでかいのかもしれないな、油断は出来ねぇ
「思ったんやけど、スパイ送りすぎちゃう?そんなに送って殺されてを繰り返しよったら部下へってまうやろ。」
「それ、俺も思った。うちだけでももうねずみちゃんは20人以上殺してるし、アントーニョのところでももう大量に見つけて処してるって聞いたんだけど」
「ん、ここ数ヶ月だけで…もう3、40人は殺してるんやない?全員が南アメリカからの奴とは限らんけど…」
「こっちもだ。兄さんに手伝って貰わないと回らないくらいにはスパイが大量にいた時期もあった」
「良く考えれば私の所もです。多い日は一日に3人以上見つけることもありましたね。」
「あのスパイやろうたち、我たちのこと舐めすぎある!あーんなバレバレな変装、怪しく思われないわけねーあるよ!! 」
「…とにかく、本部は人が多いってことでいいか?」
「そうだね、何十人、何百人スパイが殺されても懲りずに送り付けてくる…油断はできないんだぞ」
今回の会議はそこで終わった_
厨二病こじらせすぎてます
ごめんなさい