この作品はいかがでしたか?
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mg
2階は阿部ちゃんとふっかの行きたい所が揃ってるフロア。
エスカレーターをおりたら目の前に時計屋さんがあったから、まずはそこへ。
f「うほぉーっ⤴︎」
a「ねーふっかこれまさか買うつもり?」
f「んっふふ、実はな、銀行で金をおろしてきた」
a「買う気満々だったわ、」
m「阿部ちゃんって、腕時計しないよね。」
a「うん。何がいいのか分かんない。
時間はスマホで見ればいいし。」
f「阿部ちゃんは若者だなあ」
a「26なめんな。」
m「え!阿部ちゃんって26なの!?」
新情報ゲットなんだけど!
a「え、知らな…あ、言ってないわ。」
m「気にしてなかった。」
阿部ちゃんは安定の(?)歳下なんだ
f「いやー買っちゃったー」
a「馬鹿じゃないの?」
f「馬鹿ではないって!」
m「理由が納得できないだけですよ」
a「いや、そうだけどさ!」
f「え、だってカッコよくない?
手首がキラキラに輝いてるの。」
a「んー、分かんない。」
阿部ちゃん、俺も分かんない笑
a「あ!本屋!」
f「おぉー、行くか」
a「絶対行く。」
a「そして、勉強本を山ほど買ってやる」
f「俺はそこまで学力をつけたいと思うのが分からないや」
m「ふっかそん、俺もです。」
f「仲間ー」
a「はぶくなー!」
俺はしれっと雑誌コーナーへ向かった。
そこには最後の雑誌のお仕事で撮った写真が。
………懐かしいな
色んな仕事したな…
f「おーい?」
m「うわっ」
f「なに自分の表紙の雑誌手に持っちゃって、」
うわ、最悪。無意識だった…
m「い、いや、懐かしいなって」
f「へぇー」
m「あ、阿部ちゃんは?」
f「気持ち悪いくらいニヤけながらびっくりする量を持ってた。」
m「ってことはまだ買ってないんですね。」
f「そういうこと。また増えるかも」
m「熱心なんですね。」
f「熱心だよ」
会話が途切れそうな時、俺はつい言ってしまった。
m「俺、阿部ちゃん好き。」
f「………知ってる。
好きじゃない人のために毎日コンビニこねぇよ。」
m「阿部ちゃんを買いたい。」
f「言ってたな。んつーか、阿部ちゃん物じゃないし。」
m「そ、そうですけど、」
a「2人ともー?」
m,f「阿部ちゃん!」
a「んふふ、そんなハモらないでよ」
f「わりぃわりぃ」
m「口が勝手に…」
a「次どこ行く?……重」
m「阿部ちゃん持つよ?本。」
a「い、いいの!」
m「ダメだよ!今重いって言ったじゃん!
好きな人の荷物ぐらい持つよ!」
a「………はい。」
ab
好きな人の荷物ぐらい持つよって…
顔に出ちゃう!照れてるってことが!
4階でもそうだった。
意地張ってぬいぐるみ持ったけど、めっちゃ嬉しかった…
a「……はい。」
でも、今回は意地張ったって説得されるだけだと思い、めめに持たせた。
a「目黒、ごめんね。」
m「いいよ、阿部ちゃん。
俺、阿部ちゃんが持つの疲れて楽しめなくなっちゃうのが嫌。」
a「……」
そんなに俺を心配してくれてるの?
そんなに俺を気遣うの?
この日はっきり分かった気がする。
俺、目黒のこと好き。
絶対そうだ。
作者です!
どっかで書いたけどまた阿部ちゃんに好きと思わせた作者、どうかしてますね。
急いでいるので終わります!
以上作者でした
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