この作品はいかがでしたか?
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いいねが1.6万いってて!!!びっくりです;;;; ありがとうございます 😿💗
⚠ネタバレ注意!!!
・一虎のお話
・若干暗めかも!!
・本誌と内容違う!!!
最後まで見てってね〜! すたーと!!!
「お前は俺のもんだ」
マイキーにそう言われたあの日から、俺はマイキーといることが多くなった。
時々、佐野家にもお邪魔している。
マイキーのおじいちゃんは怖そうに見えるが、心がとても暖かい人で、 真一郎くんはこんな俺を弟のように可愛がってくれる。エマちゃんとは何だか気があって一緒にいるのが楽だ。
俺は佐野家のみんなを知る度に、この人たちだけは何がなんでも守ってみせる、という思いが強くなった。
それから、なんだかんだあって俺たちは中学3年生になった。
もうすぐ10月に入る。 そろそろ芭流覇羅が結成されるだろう。
10月31日になる前に俺はどうしても会いたいやつがいた。
“花垣武道”
あいつと話がしたい。花垣は俺が知らない未来も知っている。その話が聞けたら俺はみんなを助けれる可能性が高くなるのだ。
次の日、マイキーと花垣がダチであることを耳にした。すぐさま俺はマイキーにこう頼んだ
「花垣に会わせてくれ!!!!」
その言葉を聞くとマイキーは眉を顰めた。
「……なんで会いたいんだ??」
「あ、え、えと、、俺ガキの頃1回だけ花垣に会ったことがあって、、助けてもらったんだ、その時のお礼、言いたくて、」
マイキーは怪しい目でこちらを見ている。
でもさっき言ったことは嘘ではない。俺が黒龍に絡まれているところを花垣が助けてくれたのだ。なのに、俺は礼も言わず逃げてしまった。だからその時のお礼をしたい、という気持ちもある。
「…いいよ そういうことなら会わせてやる。ついてこい。」
そう言われたので俺はマイキーについていった。
武道視点
ついさっきマイキーくんから連絡が来た。会わせたい奴がいると。
数分後、マイキーくんの姿が見えた。
武 「マイキーくん!! いきなり呼び出してどうしたんですか??」
マ 「こいつがたけみっちに会わせてって言うからさ〜、」
そう言ったあと、マイキーくんは視線をそらした。
その視線の後を追うと、そこには”羽宮一虎”がいた。
「かず、とらくん??」
なんで一虎くんが、??
虎 「花垣。お前に話がある。悪いけどマイキーは席を外して貰えねぇか…??」
マ 「ん、わかった。話終わったら連絡しろよ!」
そうしてマイキーくんが居なくなり、一虎くんと2人きりになった。
「あ、あの、、何の用ですか、??」
虎 「…覚えてるかわかんねぇけど、1回花垣に助けて貰ったことがあって、その時のお礼言いに来た。あの時はありがと。」
嗚呼、確かそんなこともあったっけ。でもそんな理由だけでわざわざ会いに来るなんて、なんか意外だなぁ。
虎 「それと、さ、俺、未来からきた、んだ。」
え、今この人未来から来たって言った!?!?
虎 「前に千冬から花垣がタイムリープしてるって聞いたことがあって。花垣には伝えといた方がいいかなって。」
確かに、俺が知っている過去と今の過去は全然違うかった。
まず、真一郎くんは生きている。そして、一虎くんが東卍にいる。その2つには一虎くんが関連していて、一虎くんにしかその話は変えられない 。どうにもタイムリープの話は本当みたいだ。
虎 「俺はみんなを助けたい。神様が俺に最後のチャンスをくれたんだ。ってそう思ってる。それで、みんなを助けるために花垣に協力してもらいたいんだ。」
「!! もちろん!! 俺に出来ることがあれば!!!!」
びっくりした。
彼がみんなを助けたいという日がくるなんて。
その日から俺と一虎くんは、みんなを助けるために協力しあうことになった。
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