テラーノベル
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甘くて短い恋をした。
それは夢のように儚くて
忘れられないくらいの
呪いのような恋 _。
第1の書記。
12月 6日 23時30分頃
バイト終わり、いつも通りコンビニ軽くおにぎりでも買って 駅に向かい繁華街を歩いているとあるものが目に止まった。 制服を着た子が路地裏で独り座っていたのだ。教養大学に通っているボクは、そんな彼を見て見ぬふりをすることが出来なかった。
「 こんな所で 何をしているの ?」
彼に近づいては、柔らかく微笑むようにしてそう言う。怖がらせてしまってはいけない、と意識するようにした。ボクが近づいくと彼は立ち上がった。ハーフの子だろうか、ブロンドの髪に、高い背丈。随分と綺麗な子だな、モデルでもしてるのかな、なんて考えてしまった。
「 キミこそ こんな時間になにしてんの。」
彼はボクを見下ろすようにしてそう言った。中学生だと思われているのだろうか。彼に比べて頭一個分は背が小さく、元々童顔なのでそう見えるのも無理はない。
「 おにーサンは バイト終わり 。
貴方は 高校生かな ?」
気にしてなんかはいないが、子供にみられたのは少々頭にきたので表情に出さないようにそう言った。
「 へェ、大人なんだ。
僕高校生だよ。 ただ散歩してるだけ。」
やっぱり高校生。 でも、こんな繁華街の路地裏にわざわざ散歩しにくるだろうか、もっと別の… 人が少なくて空気が綺麗なところでするものなんじゃ…じゃなくて! こんな時間に独りで歩いちゃダメ!
「 こんな時間に散歩? 補導されちゃうよ。
早く帰りなさいな 。」
ふるふる、と頭を横に振ってはそう言った。だが、彼は一向に帰る素振りを見せず、ただ黙っていた。寧ろずっとボクのことを見ているような…? 流石の身長差で、じっと見つめられると少し腰が引けたが絶対に引かない。引いてやるもんですか。
「 … おにーサンこそこんな時間に独りで
変な人に 捕まっちゃうよ 。」
ポーカーフェイスすぎるでしょこの子、表情1つ変えずにそう返してきた。確かにホストクラブのキャッチに合ったりナンパされたりはしたことあるけど、大概は 男です、と言えば去って行くものだったからあまり気にしてはいなかった。てかこの子ボクのこと舐めてる気がする、ぜんっぜん動かないじゃん…。
「 大丈夫です〜 !
ほら、早く帰んなさい。
お家の人が心配するよ ?」
ちょっとだけ 怒ってみる。彼はボクの顔を見て少しだけ しゅん、としたような顔をした。何か悪いことを言ってしまったような気がして、表情を緩めてしまった。
「 ヤダ。 家もう誰もいないし…」
ほらやらかした…。罪悪感に襲われながらなんとか頭を捻って言葉を絞り出す。
「 えっと、…その、えぇと…」
動揺してるのがダダ漏れになってしまった。
「 … なんてね。嘘だよ。
おにーサン 分かりやすくて面白いね。」
カチンときた。本気で心配したじゃん、明らかに むっ、とした顔で彼を見つめた。すると腹の虫がなってしまった。お昼から今まで何も食べていなかったのだ。夜の闇のお陰で顔色は悟られなかったものの、ものすごく顔が熱い。かっこ悪いじゃないか、なんて考えていると
「 … 僕も お腹すいた。
おにーサンなんか奢ってよ 。」
恐らく腹の虫がなったのはボクだけじゃなかったようだ。別にしつこくしちゃったので奢るのは構わないのだけど、お願いするならもっとちゃんとしないとじゃない??
「 お願いの仕方がもっと あるでしょ !
ほら、 お願いしますはー?」
耳に手を当てて彼の方に向ける。すると彼はボクの頬に手を添えて耳に口を近づけ、
「 お願いします、 おにーサン ?笑」
躊躇というもの一切なしに、寧ろボクのほうが困惑するようなことをしてきた。思わず肩が跳ねてしまったじゃないか、…。 でも、ちゃんとお願いしてくれたので 、近くのラーメン屋さんに寄ることにした。
すみません💦 一旦ここで区切ります!!
ハート付いたら嬉しいな。
えっぴもの大好きなので、ハートしてくれたらそのうちえっぴにたどり着けると思います。
道のりは長いけど…👉👈
じゃ!
あ、軽く人物紹介。
《 語り手 ( 受け )》
冴岸 陽 ( さえぎし ひなた )
身長 164.8 / 20歳
教養大学に通っていて、1年前に両親と弟が事故で亡くなってしまった。専門は世界史だが、大学も行きたくて行ってるのではないよう。お節介な性格で、すぐに不安になってしまうことも…。黒髪で襟足まで伸ばされている、ストレートというよりは少し癖っ毛のふわふわ髪。多忙のせいであまりご飯も食べれていないのか、痩せ型である。大学に入る前は███を…?
《 ( 攻め )》
八重 魁琉 ( やえ かいり )
身長 183.9 / 17歳
以前はモデルをしていた高校生。両親は研究者で中々家に帰ってこないそう。基本無表情で、気の許したひとには我儘になる。<独占欲はもうバリ強です。
フランス出身の母方譲りのブロンドの髪に父の遺伝の高い背丈。 元モデル業なだけあって体はある程度鍛えられている。
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