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#青春?
君ヶ代 八千代
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“お願い事”、断ってもいいんだよ?
なんちゃって?
窓にたたきつける雨がより一層強まる。
「”お願い事”、…。」
「そうだよ~!引き受けてくれない?」
絶対に引き受けたらだめだ。
本能的にそう感じるのに、何故か引き寄せられていく。
危ないと分かっていても、断っちゃいけない気がして、気が付くと自分からそこに飛び込んでしまう。
炎に誘われる虫のように。
「…分かっ、た」
私を含める3人分の声。
それが、機械的に、なのに自然に、重なった。
息継ぎのタイミングも、声のトーンも。
恐怖みたいな何かが体の底から込み上げてきて、吐き気がする。
「そう、ありがとね~」
この、甘ったるい声。
軽いノリ。
何だろう、この感覚は。
でも、とてつもなく重い何かを背負わされたのだけは確かだ。
私が蛾になって、焼けた羽で羽ばたいて、落ちていくような感覚。
何も言えなくなって、目の前のそいつを睨みつけた。
コメント
3件
うわあ、めっちゃ不気味でゾクゾクした…!“お願い事”に引き寄せられる感覚、まるで蛾が炎に飛び込むみたいで、その比喩が怖いほど鮮明だった😭💦 3人同時に声が重なるシーン、すごく不気味で背筋凍ったよ…!甘ったるい声で軽く言われるほど逆に重いものを背負わされるのがたまらなく怖い…続きが気になるよ〜!🔥