『翠』×「桃」 微:『赫』×「桃」 『赫』×「黄」
わ
ん
く
『別れてほしい』
「え、なんで?なんかしたっけ俺、」
「嫌なとこあったら直すから…!!」
『…すぐに泣くとことかメンヘラなとこ』
『最初は別に良かったんだけど、ちょっともう…』
「そっか、ならしょうがないよね。今までありがと」
『俺よりもいい人見つけて幸せになれよ』
「うん…笑」
無理だよ
1年以上付き合ってて、初めての恋で、
赫よりいい人なんて居ないよ
その日は1日中泣いていた
俺達のこと見守ってくれてた翠に言おう
「ずっと好きだったんだけど、」
『…うん』
「こういう俺の面倒くさいところが嫌なんだって」
『そっか』
相槌を一個一個うってくれてほんとに優しいな
『俺は嫌いじゃないよ、ましてや結構好き…//』
「え?」
『こんなときにごめん』
『ずっと好きだった』
『赫ちゃんのこと忘れれるわけないと思うけど、俺のことなんて好きじゃないと思うけど、』
『…試しで付き合ってみない?』
「いや、それは…」
俺は赫のこと忘れることはない
でももし翠のこと好きになったら少しでも忘れることできるのかな
そう思って俺は
「いいよ、よろしくね」
『ほんと!?嬉しい!』
「ほんとだよ笑」
付き合ってからは水族館や遊園地、いろんなとこに連れて行ってくれた。どれも一生の思い出になった
翠と居るのはとっても楽しくて翠からの愛も感じれて、
俺を一番に優しく接してくれた。
もうそろそろ半年記念日だろうか、
俺はその前に、言わないと
「ねぇ、翠」
『ん~?』
「俺やっぱり赫のことずっと考えちゃうんだ笑」
『…そうだよね、正直わかってた』
『でもそれでもいいかなってずっと心の中に締まってた』
「うん、ごめん」
『別れよっか』
「俺、ほんとわがままでごめんね。今までありがと 」
やっぱり俺には赫しかいないんだよなぁ
なんて考えながら夜の街を歩いていると、
誰かとすれ違った
「…赫?」
俺の声は届いてなかった
「そりゃそうだろうな…」
赫は
『黄〜これはどう?めっちゃ俺たちに合いそうじゃね!?』
「うわぁ!めっちゃいい!これにしよー!」
『はえーなw』
新しい恋人できたんだ
俺の人生、全て嫌な方向へ進んでいく
「全部諦めたほうがいいんだ」
「もう、いいよね…」
End
コメント
1件
らんらーん悲しい事言わないでよ😭