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私はずっと、この生活が変わることは無いと思っていた。
高校1年の春、私(R)は、第一志望校に入れてとてもわくわくしていた。私のクラスは1年3組だった。
私の前の席の子は「I」後ろの席の子は「A」、そしてAの幼なじみの「N」。私は、IとAとNとすぐ仲良くなった。そして、毎日4人一緒に過ごしていた。
AとNはバスケ部に入り、ほぼ毎日のように部活があったので一緒に帰れなかったが、Iとは電車のホームまで一緒だったのでよく一緒に帰っていた。
Iはとても優しくて、私のしょうもない話もよく聞いてくれて、Iといるととても温かい気持ちになれた。
Aは大雑把な性格で、細かいこと(肌のケアとか)は気にしない!とかよく言うけど、肌も綺麗でめっちゃ美人だったから、男子からすごくモテてた。
Nはとにかく頭が良くて計画的に(時間を大切にみたいな感じ)行動してて、かっこいいと思う。
AとNは運動神経抜群で、「The・スポーツマン」って感じがした。それに、2人の相性がいい。NがAがシュートしやすい場所にパスして、Aがシュートをきめる。アニメとか漫画に出てきそうなくらい完璧でかっこいい!
6月下旬にグループで新聞を作るという授業があった。その時、私はその3人と一緒にやろうと思い、3人を誘った。もちろん答えはOKだった。私はこの新聞で絶対にやりたいテーマがあった。
そのテーマは「韓国ドラマ」。
私...「私、韓国ドラマをテーマにしたい!」
A...「えー私スポーツ関連のがいいんだけど…」
N...「私も!スポーツのほうがいいーIは?どうしたい?」
I...「私はどっちでもいいかな…」
私とAとNで、意見がわれてしまった。とても気まずい雰囲気…
A...「そっかー…じゃあ韓国ドラマにしよっか」
N...「そー…だね韓国ドラマにしよー…」
私...「え!いいの!?」
A...「いいよー」
私...「やったー!!ありがとー!」