※以前はこうはや(亘清×速水)シリーズにあったのを改めて独立させました。工藤の兄貴存命。
ただただ速水くんがふたりの兄貴に愛されているだけ。
小林→速水←永瀬
どうぞ!
『こ、小林の兄貴…?またわたくしめが何か粗相しましたデショウカ…?』
『んー?別にー なんでだー?』
『だ、だって…その…っ(だってだって!わざわざ僕の隣に座ってくるんだもん!)あ!狭いから俺移動『あ”⁇』ヒイイイィィなんでもありません‼︎泣』
他にもソファ空いてるのに‼︎
助けて飯豊くん!
…あ!無視された‼︎泣
…しかも何するわけでもなく、
寝ようとしてる小林の兄貴…
まだ仕事中なのになんて自由人だ…
『速水ぃ 俺は寝るからなー
どっか行ったら永眠させるぞー』
『(あ…終わった…)』
『速水ちゃーん おまえまた計算ミス…って何してんだ』
『な、永瀬の兄貴…‼︎』小声
いつもミスしたら炙ってくる永瀬の兄貴が今日は後光が射す仏に見える!
『おいおい…なんなのコレ?小林は何してんの?
んで、おまえはなんで泣きそうなわけ?』
だってあの後飯豊くんらはみんな事務所から逃げてしまい、僕一人でこの空間に耐えてたんだ……!ぐすんっ
永瀬の兄貴は小林の兄貴より先輩だからもしかしたら小林の兄貴も言うこと聞いてくれるかも…
『かくかくしかじかさんかくまる…というわけで…俺のこと助けくれませんか?』小声
『無理』
『即答⁉︎』小声
『こいつカシラの言うことしか聞かねーし…
一回寝たら中々起きねーし寝起き最悪だからな』
『(終わった)』本日2回目
『……おまえ連れてくのも面倒だし…(つーかちゃっかり小林のヤツ速水の腰離さねぇな)』
『永瀬の兄貴?』小声
『(ドカッ)報告書、一緒に確認してやるからここで作業するぞ
次ミスったら髪炙るからな』
『ヒェ…ッ すいませんッ』小声
…永瀬の兄貴なんで僕らの隣に座ってきたのかな
前のソファも空いてるし…
でも、ちゃんと仕事を教えてくれるし優しいな!
『よろしくお願いします』小声
『(…小林に気を遣って無意識で声抑えてんの気に食わねーな)』
『ありがとうございます永瀬の兄貴』小声
『やれば出来るんじゃねーか速水』ナデナデ
『⁉︎…えへへ
ありがとうございます』にへぇッ
『……………今の無しだろ…』ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデッ←
『⁇永瀬の兄『うるっせぇなー』うぎゃあッ⁉︎申し訳ございませんッッッ』汗
なんと小林の兄貴が起きてしまった!
『あー?なんで永瀬の兄貴が?』ジーッ
『(嘘つけずっと狸寝入りしてたくせに)』
『お、俺のミスを確認してもらって…』
『ふーん?……』
『……なんだよ小林』
『終わったんならどっか行ってきたらどーすか永瀬の兄貴ー』
『あ”? 舐めた口きいて炙られてぇのか小林…』
『な、なんで喧嘩に…⁉︎』
というか、僕を挟んで殺気を飛ばさないで‼︎泣
その頃、
廊下にて。
『…よし、暫くここに入るなよおまえら』
『了解です…』
小峠の兄貴達に早々に見捨てられたことを僕は知らない…。
『あ、あのぉ…?』
『『あ”⁇』』
『ヒイイイッ…なんでもないです!』プルプルッ
何故か…僕はあのまま小林の兄貴と永瀬の兄貴の間に挟まっている。
というか3人仲良くソファに座っちゃってるけどなんで誰も事務所に戻ってこないの⁉︎
助けて小峠の兄貴‼︎泣
『(うぅ…動きたくても、小林の兄貴には腰掴まれて…永瀬の兄貴には肩に手をまわされて……なんで⁉︎)』
二人ともめちゃくちゃ怖いけど同じくらいにめちゃくちゃカッコ良いからなんか恥ずかしい!
顔が近いよう…!
『速水ー?熱でもあんのかぁ』
『ふ、ふたりの顔が近くて…その、恥ずかしいんです…ッ』
『『………』』
…は⁉︎また素直に答えてしまった‼︎泣
『煽るのも大概にしろよ…
押し倒してやろうかガキが…』ボソッ
『…はーやみ〜』
(もみッ
『ひゃ…⁉︎』
…へ?お尻⁇なんか揉まれて…⁉︎
(もみもみ
『小林の兄貴…⁉︎あの!なんでお尻っ…//』
(もみもみ
『柔らか〜マジで野朗のケツかよ』もみもみ
『‼︎ やめてくださいッ////』
『やめろ小林…』イラッ
『うわ⁉︎…むぐ!』
ぼすんッ
ぎゃあああ‼︎
な、永瀬の兄貴の胸に抱き寄せられてしまった‼︎
な、なんか柔らかい!
あと良い匂い!
…というか、永瀬の兄貴こわッッッ⁉︎
顔が怒ってらっしゃる‼︎⁉︎
『………永瀬の兄貴ー 速水返してくださーい』
…顔はわかんないけど、小林の兄貴も声が怒ってらっしゃる‼︎泣
『おまえが速水にセクハラするからだろ』
『スキンシップだよなぁ?速水』
凄まじい狂人二人の圧…
左右に引っ張られて身体は痛いし怖いし…
…僕の涙腺が限界を迎えた。
『…う…う”ッ』ポロポロッ
『『⁉︎⁉︎』』
『ご、ごめんなさいッ…喧嘩しないでくださいッ…うぅ…俺が何かおふたりを怒らせたら…ッごめん、なさい…ッ』ポロポロ
この後、速水のガチ泣に固まってしまった二人に部屋に入ってきた工藤と保護者面の和中の説教が始まった。
『馬鹿なのか?死ぬのか⁇輪切りか⁇』
『和中、やめろ
とにかく舎弟に寄って集って何してんだ…』呆れ
『うぅ”〜ッ…ずびまぜんッ』ずびずび
『無辜之民
速水、おまえが謝ることはない』ナデナデ
『違いますよ和中の兄貴ぃ
永瀬の兄貴が俺から速水をとったんです〜』
『工藤の兄貴、俺は小林が速水にセクハラしてたんで守ってました』
『…横行跋扈 ……小林?
今のが本当なら貴様は輪切だが?』
『……速水…本当か?』
『いや…セクハラというかッ ……
た、戯れてた…?かな…』
『速水、セクハラを助長させる言い方だ』
『う”…すいませんッ…
でも、俺の尻を触る…というか男の尻くらい大したことないような……』
『お?マジかーっ
なら触って『 『『ダメだ』』』冗談でーすっ
触りませーんっ』
おしまい!
コメント
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うーーん好き❤️❤️❤️❤️