………
部屋の前に来たはええけど…
気まずくて入れへん…
zm「…どうしよ」
((ガチャ
zm「えっ」
ut「……っえ?」
zm「ぁ、大先生……」
ut「…なんや、zmか。rbならおらんで。」
「じゃ…、」
zm「っ待って!」
ut「っ!?」
zm「大先生……、ちょっと話さへん?」
ut「…………」
いや気まず
zmなんも喋らへんし
なんかずっと泣きそうな顔してるし…
ut「な、なぁ…」
zm「あ、あのな!!」
ut「あ、ごめ…」
zm「あ…」
ut「…どうぞ……」
zm「…、あのな。」
「その…、大先生の話…聞こうと思って。」
ut「え、?」
zm「…大先生が苦しんどるの、何となく分かってた。」
「笑顔がぎこちなくなったなって思ったし、みんなからも大先生の様子が変なの聞いてたし。」
ut「………」
zm「俺は大先生やみんなに救ってもらった。」
「だから、今度は俺が大先生を救いたいんや。」
ut「……w、ほんま、お人好しやな、w」
zmの真っ直ぐな瞳に
なぜか吸い寄せられた。
半分無意識に口が動いた。
途中、気持ちが溢れて泣いた。
それでも、zmは何も言わずに聞いてくれた。
ut「……って話や」
「情けない話やろ、っw」
zm「そんなことない!」
ut「ぇ、」
zm「大先生はよう頑張ってるよ。」
「そりゃ書類はミスばっかやし期日守らへんし戦いもあんま出来んけどさ」
ut「うぐ…」
zm「大先生がなんの努力もしてないなんて思ってへんよ」
ut「っ……」
zm「大先生が本当は頑張り屋なのも、誠実なのも、ちゃんと分かってる。」
「みんなやって分かっとるで?」
「tnはきついこと言うけど、大先生ならもっとできるはずやって思って言うてんねん。」
「無能やと思ってたらそもそも書類なんか渡さへんで?」
ut「……たしかに、そうやな」
zm「大先生がおらんとあかんねん。」
「………なぁ、」
ut「?」
zm「もう、無理に頑張らんでええんやで?」
zmのこの一言で
暖かい、でも、
俺の周りにあったモノを全て吹き飛ばすくらい
強い風が吹いた気がして
今までが嘘のように
心が軽くなった。
コメント
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表現の仕方が綺麗だし 2人の心の…綺麗さが出てて好きっす