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今日はもう家にいるから、とマーカスに告げられた。先ほどのアンリエッタを見て、心配になったのだろう。

もう事情を聞いたから、そんなドジはもうしないと、言おうとした。が、今夜にでも話し合いをしたかったため、反論はしないでおいた。


「いらっしゃいませ」


常連客の来店に、アンリエッタはいつも通り声を出した。


「あれ? 何か良いことでもあった?」


夕方の最初の客は、ご近所に住んでいる人だった。朝や昼は、学術院関係者や冒険者が多いが、夕方はご近所さんが主な客層になっている。


「え?」

「機嫌が良さそうな声だったからさ」

「そ、そうですか?」


話し合いに応じてくれたからなのか、それとも数日振りに会えたことが嬉しかった、から? あとは、さっきのだろうか。


気恥ずかしくなり、顔が赤くなっていないか心配になった。


「もしかして、さっき昼寝しちゃったからかも」

「あら、羨ましいわね」


別の常連客もやってきて、会話に加わった。根掘り葉掘り聞かれて、下手なことを口走らない内に、会計を急いでした。


「ありがとうございました」


その二人が店を出て行って、アンリエッタは息を一つ吐いた。マーカスが兄でないとバレてから、時々このように茶化されることがあった。今の羨ましいに、変な意味はない、よね。



***



常連客との会話を聞いていたのか、マーカスは機嫌が良さそうな顔で、アンリエッタの手を掴み、ソファーの上に座らせた。

しかしアンリエッタは、こんな雰囲気で始まる話し合いではないことを分からせるために、前置きを忘れずに言った。


「ポーラさんから、何か頼まれたって聞いたんだけど、どうして教えてくれなかったの? 他の人に聞いたら、直接マーカスに聞いてほしいって、言われて。それって、私が知っちゃいけないものではないってことでしょう」


すると、マーカスは驚いた顔をした。恐らく、最近なかなか顔を会わせなかったことについて、追及されるのだと思ったのだろう。

しかし、まさかそれがポーラからの頼みであることまで、アンリエッタが知っていたとは思わなかった。そんな反応の仕方だった。


「……どうして、いや他の人……? あぁ、パトリシアか。それで手紙のやり取りを始めたのか」


一人で今までの状況を整理して、自己完結しながら納得した様子だった。


「それで、パトリシアは俺から聞けと言ったわけか」

「パトリシアさんを怒らないであげて。今はそのことについて、私が怒っているの。まずそれを忘れないで」


論点を間違えないで、とアンリエッタはマーカスを睨んで言った。すると、マーカスも理解したのか、目を逸らした。


「そもそもマーカスが、話してくれないせいで、こんな面倒な手段を取ったんだよ。どうして、毎回そうやって隠すの? 私に関係ないことなら分かるけど、関係しているのに、そんなことされたら」

「……どうする? 追い出す?」

「それを選択しなくちゃならない事態までにしないで。お願いだから」


俯き、隣に座るマーカスの手を握った。


どうしたら、何度言っても同じことを繰り返す、この男に聞いてもらえないのか。悩んだ末の、言葉と行動だった。


普段のアンリエッタならば、ここまで通じなければ、諦めていた。けれど、相手がマーカスだからこそ、諦めなかったし、伝わるよう、このように何度も向き合った。


「すまない」

「謝るなら、理由を教えて」

「……否定したいから」

「え?」


予想外の言葉に驚いて、返す言葉が見つからなかった。


心配だとか、守りたいとか、そんな理由だと思ったのに、否定? 何を?


「アンリエッタに言うと、それが現実になりそうだったから」


まさかの現実逃避⁉ いや、その前に確認しないといけないことがあった。


「マーカスの言う“それ”って? 否定したがるほど、何が不安なの?」


そう、否定も逃避も、“それ”に対して直面したくないほどの、不安や辛さを抱えることで発生する。マーカスにとっての“それ”は、恐らくアンリエッタが銀竜に会いに行くことだろう。


けれど、ポーラとユルーゲルのお陰で、行っても問題なさそうな話しになってきている。対策も講じてきている最中である。マーカスが思うほどの不安は、徐々になくなってきているのだ。

もうそこまで心配する必要はない、と思っていた。


「ポーラが立てた仮説はもう知っていると思うが、もし仮にアンリエッタの体がそれに耐えられなかったら」


仮説というのは、銀竜が神聖力を供給するために、アンリエッタを呼んでいるというもの。どれほどの量を銀竜が求めているのか分からないため、アンリエッタ自身、それに耐えられるのかは未知数だった。


しかしそれは、本当に試してみないと分からないことであるため、マーカスが心配するのも分かる気がした。アンリエッタ自身も、不安がないわけではなかったからだ。


「今回頼まれた件だってそうだ。アンリエッタが遠くに行ってしまう可能性があると思うと、言えなかった」

「それは現実にならないよ」


まだ内容を聞いていないため、説得力はほとんど皆無だった。が、どんな内容でも、答えは変わらないと思える自負があった。


「絶対にならない。自信を持って言えるよ。マーカスは? 私が誤った選択をしたら、離れていくの?」

「それはない。離れたくない。手放したくないんだ」


両肩を掴まれて、真剣な眼差しで、宣言するかのように、強く言われた。だから、微笑んだ。気持ちが、思いが一緒だったから。


私が選択を間違えたらマーカスが正してくれればいいし、マーカスが誤った選択をしたのなら私が止める。互いに離れる選択を取らないように、選ぶなり模索すれば、余程のことがない限り、離れたりはしないと思った。


「だったら、大丈夫。口に出したからって、それは現実にならない。そうでしょう。私たち、同じ気持ちなんだから」


だから話して、とマーカスの頬に触れながら、アンリエッタは促した。マーカスは一度目を閉じた。敵わないな、と聞き取れないほどの呟きをしたように感じたのは、気のせいだったのだろうか。


「ポーラから、ゾドのある貴族について、調べてほしいと頼まれた」

「貴族?」


銀竜のことで、どうしてゾドが出てきて、さらにそこの貴族が関わってくるの?


「あっ、確かパトリシアさんも貴族名鑑を使って調べているって聞いたけど、それと関係しているの?」

「それも含めて調べいるところだ。対象はカラリッド侯爵家だけなんだが、色々注文が多いから、それでここのところ忙しかったんだ」

「調べは終わったの?」


暗に、まだ忙しいの? と同様の質問をした。それは、またなかなか会えなくなることを心配して、聞いたことだった。


「いや、調べる方はあと1/3程度。それに関する案件は、まだ手付かずといったところだ。……そんな顔をしないでくれ。二日に一度は顔を見せるから」


そう言ってマーカスは、アンリエッタの額にキスをした。

確かに、しばらく会えそうにないと思ったら、少しショックを受けていたのは事実だった。だから、その言葉と行為に一瞬喜んだ。途端、負担になりたくないという感情も沸き上がった。


「大変そうだったら、無理して来ることはないからね。私は大――……」


丈夫、と言いかけたところで、マーカスに腰を引っ張られた。


「これだけでも、十分疲れが取れるんだが」

「そ、そうなの……?」

「あぁ」


さらに腰を引き寄せられ、空いている方の手が、アンリエッタの頬に触れられた。アンリエッタは急いで、マーカスの体を押した。


ようやく話し合いの場を設けて説得したのに、このままマーカスのペースに乗せられたら、聞き出せなくなる。それに、これを逃したら、明後日まで待つことにもなってしまう。それだけは、絶対にダメ!


「パ、パトリシアさんが調べているのと関係しているって言っていたけど、どういうことなの? カラリッド侯爵家が、銀竜と何か関係があるの?」


マーカスから少し距離を置いて、捲し立てるように質問した。今にも舌打ちした音が聞こえそうな顔をしたマーカスは、間を置いてから、重そうな口を開いた。


やっぱり、あの程度の説得じゃ、完全に聞いてくれたわけじゃなかったんだ。相変わらず一筋縄には行かないんだから。


「パトリシアが調べている内容は知っているか」

「確か、証の模様と同じようなのがある紋章を、調べているんだよね」

「その紋章を持っているのが、カラリッド侯爵家なんだ」


驚いたのと同時に、別の疑問が思い浮かんだ。


「そしたら、パトリシアさんが調べている意味はあるの?」

「勿論。カラリッドだけとは限らないだろう。もしそうなら、あの家と銀竜との間に何かある、と考えなければならない」


そうか。確か模様は蔦だと言っていた。蔦が入っている紋章なんて、多分珍しくないんだろう。詳しくないから、分からないけど。カラリッド家だけを、特別視するべきか判断する材料に、必要なことだったわけか。


「それで銀竜との関わりは分かったの? さっき1/3、残っているって言っていたから、すでに終えた2/3でも、十分に分かるよね」

「……」

「マーカス」


どうやら、言いたくないのは、この部分らしい。名前を呼んでも答えてくれなかった。


さっきみたいなことをしたら、またマーカスのペースに巻き込まれそうだし。どうしたら……。


「銀竜との繋がりは出てこなかった。代わりに……」


言いたくないのではなく、どう言ったら良いのか悩んでいる様子だった。マーカスの中で整理がつくのを辛抱強く待った。


「アンリエッタとの関わりが分かった」

「わ、私⁉ なんで!」

「順序良く説明するから、とりあえず落ち着いて聞いてくれ」


少しパニックになっていたアンリエッタは、マーカスの真剣な眼差しを見て、冷静さを取り戻した。


折角、話してくれるのに、ここで私が聞けない状態になるわけにはいかない。


アンリエッタは頷いた。


「元々この話は、カラリッドの魔術師から持ちかけられたものなんだ」


そう言ってマーカスは事のあらましを話してくれた。

ポーラに、無謀にも求婚した人間がいたこと。それがカラリッド家の魔術師であること。けれど、求婚は建前で、ポーラにアンリエッタのことで、忠告を言いに来たのだそうだ。


「……随分、親切な人なんだね」

「親切? 気が弱いの間違いだろ」


まぁ、ものの見方によっては、そうかもしれないが、何を根拠にマーカスは当然の如く言うのだろうか。


「どうしてそんな卑下した言い方をするの?」


折角、オブラートに包んで言ったのに。いや、逆に皮肉に聞こえてしまうかもしれないが。


「自分の家のことを、自分で対処しようとした動きが全くないからだ」


マーカスの言い分に、アンリエッタは納得した。

前世で、祖父母に対して何とかしようと戦ってきた手前、戦いを放棄して敵前逃亡を図った挙げ句、強者に丸投げとは、気が弱いと評価しても仕方がなかった。


パトリシアから聞いたが、マーカスもまた、親からの期待や兄との確執、姉の問題に逃げることはしなかった。


私の問題については、逆に状況を把握しておきながら、私に関わらせたくないようにしていた。まるで、銀竜の所に行かせたくないのか、そっちの方向に力を入れている節がった。


明確に『行かせたくない』とは言われていない。私も、さっきマーカスに言われた銀竜のことには、きちんと答えていない。


このことについても、いずれまた話し合う場を設ける必要があった。マーカスが納得してくれるまで、言わないといけないと思うと、気が重くなる気分だった。けれど、今は別の大事な問題の最中であったため、頭を切り替えた。


「まぁ、でもそんな人のお陰で知ることが出来たんだから、よしとしないと」

「そうだな。何かあったら、協力してやってくれ、と頼まれたのもあるしな」

「何かって?」


マーカスに協力,頼み事ときて、相手が貴族となると、あまり良くないものだとは思いつつも、一応聞いてみた。


「膿みたなものだな」

「……自警団もそうやって、掌握したの?」

「う~ん。そっち方面で今度、開業してみるか」


アンリエッタは青ざめた表情で、小刻みに首を横に振った。


マーカスに向いている仕事ではあるが、表ではなく裏の匂いがぷんぷんするので、やめてほしい。


「えっと、それで今度はカラリッド侯爵家に、私は狙われてしまった、ってことなんだよね。大まかに言うと」

「養女にした挙げ句、聖女として祭り上げたいらしい」

「それって結局、教会の連中と目的は同じじゃない」


孤児院にいた時は、隣接している教会から、聖女なんて言葉は出てこなかった。が、孤児が逃げたくらいで、追いかけてくる理由は、恐らく神聖力を持っていることであり、その先には聖女という肩書きだろう。


聖女なんて思わなかったから、当時は司祭にさせられるんじゃないかと、危惧したけど。


こんな十八の小娘を捕まえて、聖女聖女って恥ずかしくないのかな。前世が、剣や魔法の世界じゃなかったからか、私には物凄く恥ずかしい。


マーカスはアンリエッタの答えに、満足そうな表情をした。


「少し心配だったんだ」

「何を? マーカスだって知っているでしょう。私が孤児院と教会から逃げているってこと」

「だが、相手は貴族で、侯爵だから」


ますます分からず、首を傾げた。


「カラリッド家の養女になった方が、俺と結婚し易くなるだろうとか」

「け、結婚!?」


な、なんで、そんな飛躍するの⁉ まだ、そんなの考えたことないよ!


「そう思っても可笑しくないだろう。パトリシアに会う時だって、未だに服装を気にしたり、マナーに気を遣ったり、色々しているじゃないか」

「そんなつもりで、パトリシアさんに会っているわけじゃ――……」


アンリエッタは目を瞑り、下を向いた。まさか、パトリシアと会っていることや、手紙のやり取りを、そう解釈されていたなんて……。全然違うと言っても、言い訳にしか聞こえない。


マーカスからしたら、家族である姉に気に入られようとしている図に見えたのかもしれない。そんなんじゃないのに。


「仮に養女になったとしても、聖女にする気があるのに、け、結婚なんて許してくれないでしょう」

「一応、聖女は結婚できないわけじゃないが」


ゾドの王室は、聖女が作り上げた一族と言われている。結婚をし、その子供も聖女となり、繁栄してきた一族。だから、王室と繋がりがあるカラリッド家が、それを許可しない、なんてことはないだろう。


「でも、マーカスは他国の貴族でしょう。普通に考えても無理よ。……遠くに行く可能性って、このことなの?」

「あぁ」

「冷静に考えれば、あり得ないことだって、マーカスなら分かると思うけど」

「これを見てもか」


マーカスはそう言って、懐から一枚の写真を取り出した。


「!」


セピア色の写真の中に、私が写っている。私だけど、私じゃない私が。直感で、そう思った。これは確かに“私”だと。


合成写真じゃないよね。この世界に、そんな技術は聞いたことがない。


「マーカス、これは?」

「カラリッドの魔術師が寄越した物だ。アンリエッタはカラリッドの縁者じゃないかと」

「! ……それも、調べてくれているの?」


まだ調べ終えていないと言っていた。これも、その中に含んでいるのだと思えた。


「それについては、まだ何も分かっていない。アンリエッタの本当の親も。……知りたいか?」

「ううん。もうそういうしがらみは、嫌だからいらない。嫌いなの。血が繋がっているからっていう理由で、あれこれ言われたり、やらされたりするのは」


血が繋がっているっていう理由で、祖父母の悪口を言うと、悪い子のような反応をされるのが、とても嫌だった。悪いことをしているのは、私ではなく向こうなのに、公言することを許されないのが、無性に腹正しかった。

まぁ、祖父母をよく知っている人たちに言うと、同情を買われたが。


今度の相手は親である。祖父母よりも近い関係。さらに私を捨てた人間なら、尚更厄介だった。


そんなしがらみは、いらない。もう経験したくないものだった。


「だが、調べた方が、カラリッドとの交渉にも役立つ。辛いだろうが――……」

「調べる分には構わないの。会うなり、関わるようなことはしたくないだけ」


だから、気にせずマーカスのやりたいようにやって、と微笑んで見せた。


「あっ、親って言うと、今の私の両親は大丈夫かな。私が狙われたってことは、あの人たちを人質に取るようなこととかしてきたら、どうしよう。助けてくれた人たちだから、迷惑かけたくないんだけど」

「問題ない。すでに居場所を突き止めて、護衛を付けた。事が片付くまでの間だが」

「ありがとう、マーカス。それから、ここ最近の態度に怒ってごめんなさい」


そういうことまでしていたら、確かに忙しかったのは頷ける。マーカスの手を掴んで、感謝と謝罪をした。が、次の瞬間、その手が絡んできた。そして、手の甲に口づけされる。


「!」

「その感謝を示してほしいんだが」

「し、示すって?」


聞いた途端、腰を掴まれ、ソファーに押し倒された。いつになく真剣な眼差しで見つめられて、戸惑った。


さらに、ソファーに縫い付けるかのように、絡まれた手を押さえられ、もう片方は腰と一緒に抑えられてしまった。こんなことをされたのは、まだ後遺症が残っていた時以来だった。


「マーカス」


何て言ったらいいのか分からず、名前を呼ぶと、答えるように頬にキスされた。


「本当に直ったみたいで安心した」

「なら、退いて」

「それは出来ない」


今度は額にキスされた。


「嫌か」

「!」


そんな言い方をされたら、どう返事をするのが正解なのか、ますます分からなくなった。


「まだダメだと、勘がしているか」

「……あっ」


不思議とそれはなかった。あの時は、あんなにダメだと思ったのに。


「当ててあげようか。今日はそれが働かない訳を」

「もしかして、変なことを企んでいるの?」

「むしろ、今日は企んでいない」


あの時の勘は、私ではなく、マーカスに原因があった、ということだ。聞くのが怖いのに、聞いてほしいとばかりの顔をされて、負けてしまった。


「な、何だったの、それは」

「子供が欲しかったんだ。そうすれば、銀竜の所へは行けないだろう」

「やっぱり、行って欲しくない?」


当たり前だろう、とマーカスはアンリエッタを抱き締めた。


「でも、行かないといけない気がするの」

「それも勘か?」

「うん。だから、大丈夫」


今まで、この勘に助けられてきた。“勘”が私の命を奪うことはない。


アンリエッタはようやく空いた手で、マーカスの背中を撫でた。


「そうだな。俺が避妊薬を飲んだだけで、働かなくなるんだからな」

「え?」


それで今日は、やけにしつこかったの?


「一体、どこでそんなのを……」

「近所から」


笑顔のマーカスに言われ、夕方店での会話を思い出した。あれは、つまり、そういう意味⁉


「それで? まだダメなのか?」


こんな準備万端なことまでされて、断ることは出来ない。けど、言葉で言うのは恥ずかしい。行動でなんて、さらにどう取ればいいのか分からない。


すると、マーカスが促すように顔を近づけてきた。アンリエッタはそれに答えるように、マーカスの首に腕を回し、距離を詰めて、それに答えた。


どうして舞台が隣国に!?

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