TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


あの後、お互い何も喋らずに焚き火を見ていた。静かなのは苦手じゃないが、なぜか少し気まずい空気が流れる。俺だけがそう感じているだけかもしれないけれど。



(早く2人とも帰ってこい…!!)



すると遠くの方からライトがチカチカしているのが見えた。よく見ると、規則的に点滅している。



A「何だあれ、モールス信号かよ」



どうやらこいつは通常運転らしい。やっぱり俺の思い過ごしか。



E「俺“SOS”しか知らないけど」

A「まさにそれじゃん」



だんだんと近づいてくるその明かりは、持っている本人の顔を下から照らしていた。しかもなぜか笑っている。

嫌な予感がした。


















F「はい、今から肝試しします!」



は?何いってんだ?



A「俺ら風呂まだなんですけど」

K「この近くに川があるみたいでさ、ちょっと行ってみようぜ」

E「こんな夜中にですか」

K「夜中だからいいんだろ!」



みんなも知っての通り、この4人はホラー耐性がとにかく高い。こんなところで怖がるような歳でもないし、驚かない自信はある。それにしてもなんでこのタイミング?俺らの話聞いてなかったのか?

…早く風呂に入りたいのに。

俺はちらっとあろまを見てみた。案の定、めんどくさそうな顔をしている。俺も同意見だ。さっさと終わらせて風呂に入りたい。そして寝たい。

俺の視線に気づいたのか、薄く笑ってこちらを見る。



E「なんだよ」

A「いや?」

E「めんどくせーなって顔してんじゃん」

A「お前もな」



発案者の2人はタオルやら服やらをしまっているところだった。



A「俺さ、いいこと考えたわ」



いつも見る顔がそこにはあった。ニヤニヤして、何かを企んでいる顔だ。消えかかった焚火の明かりの中で、それは少し不気味に見えた。



A「先行くわ」



あろまが立ち上がり、俺にアイコンタクトをする。何をするのかわかっていない俺は、とりあえずついていくことにした。



F「まじかよ、随分やる気じゃん」

A「早く終わらせたいから」

F「ひでぇ!!」



いつもより歩くスピードの速いあろまを、俺は小走りで追いかけた。何でか今日はよくこいつとつるんでいる気がするな…










To Be Continued…

【連載中】惹かれていく、ただそれだけ。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

33

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚