陸徒「そんな緊張しなくてもw」
音魅「そ、そうだよね」
ガチャ
陸徒「ただいまー」
音魅「お、お邪魔します」
おかえり、お兄ちゃん
陸徒「夏奈、今日帰り早い日だっけ?」
夏奈「うん、それより後ろの子誰?」
陸徒「えっとー」
夏奈「彼女?」
陸徒「違う!」
夏奈「へぇー、隅におけないなぁ」
陸徒「だから…」
夏奈「お母さーん、お兄ちゃんが彼女連れてきたー」
陸徒「だから違うって!」
夏奈「なんだ。違うんだ」
陸徒「やっと聞いてくれた」
夏奈「じゃあ友達?」
陸徒「そう友達。ただいろいろあって…」
音魅「い、いろいろあって家なくなちゃって…」
音魅「それで阿賀くんが誘ってくれて…」
夏奈「やるじゃん、お兄ちゃん」
夏奈「んー、じゃあさもういっそ住んじゃえば?」
陸徒「……ん?」
夏奈「だから住んじゃえばって」
陸徒「いいのか?それは」
夏奈「お母さんならそう言いそうだけどね」
陸徒「言いそう…じゃなくて!」
夏奈「流石に許可必要か」
陸徒「甘奈さんはどうしたい?」
音魅「私は、出来ればここに居たい」
音魅「でも、結構迷惑かけてちゃうと思うから…」
夏奈「甘奈さんめっちゃいい人…!」
陸徒「迷惑じゃないよ。普通に楽しそうだしね」
夏奈「じゃあ私はお母さんに報告〜」
こうして甘奈さんと一緒に住む事になった
陸徒「え!?姉ちゃんも帰ってくんの!?」
陸徒「しかもお母さんがお父さんの所に行くって」
夏奈「前から言ってたじゃん」
陸徒(姉ちゃんが帰ってくるとなると更にややこしくなりそうだなぁ)
ゴールデンウィークが始まってと思ったらお母さんはお父さんのところに行き居なくなったと思ったら姉ちゃんが帰ってきたり、甘奈さんの荷物が届いたりと大変なゴールデンウィークだったが、それも終わり学校が始まった
陸徒「絶対バレちゃダメだよな」
音魅「だ、大丈夫!私普段1人だし!」
陸徒「…それは、どっち?」
音魅「ふ、ふざけたつもり//」
陸徒「そっちだったか」
音魅「な、なにそれ」
陸徒「まぁ、俺も気をつけておくよ」
音魅「うん」
燈真「珍しい組み合わせで登校してんな」
陸徒「ボディーガード的な?」
燈真「なんだそれ」
音魅(私も席につかなきゃ)
羅輝「はよー!陸徒」
陸徒「おはよう、羅輝」
羅輝「やっぱ思うわけよ。学校てくそだりぃって」
燈真「開幕早々なに言ってんだよ」
羅輝「でも休みって長すぎても暇になるよな」
陸徒「それは分かる」
羅輝「陸徒はゴールデンウィーク中なんかあったか?」
陸徒「…なんも」
羅輝「本当かぁ〜?」
燈真「羅輝から話振るってことはなんかあったのか?」
羅輝「いや別に」
燈真「とか言って本当は柚璃と?」
陸徒「2人で?」
羅輝「なんで俺があんな奴となんだよ!」
柚璃「あんな奴で悪かったね」
陸徒「まぁ、2人はいつも通りか」
燈真「羅輝が柚璃に会えなくて寂しがってた」
柚璃「これだからお子様は」
羅輝「同い年だろ」
陸徒(バレてはなさそうだな)
そのあとは何事もなく放課後になった
柚璃「音魅!!」
音魅「!!?」
柚璃「このあと時間ある?」
音魅「え!?」
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