続きです
どうぞ!
⚠太中⚠
⚠暴力表現⚠
⚠リスカ⚠
俺は物心が着く頃にはもう孤児院にいた。
初めて親になってくれると言ってくれた人は男の人でその時はとても嬉しかった。家族ができると思っていたから。
でも違った…
モブ 「ほら早く脱げ!」
中也 「ぃ…やぁ……」((ガタガタ
モブ 「もういい!痛くねも知らねぇからな!!」
そんなことを言いながら俺は服を脱がされ、挿れられた。
中也 「あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ッ!!い”だぃッ!!やめてッ!」
俺は小さい躰を一生懸命に動かして、藻掻いて逃げようとした。
でも力の差は絶対に埋まらなくて、その日から毎日乱暴に抱かれた。
モブ 「はぁ…お前の反応も飽きてきたな……捨てるか」
ある日そんなことを俺に言いながらまた孤児院に戻された。
俺は正直に言うと孤児院が好きでは無かった。
理由は簡単…
俺は昔から手伝いをするのが好きだった。
手伝いをすれば褒めてもらえるから。
だから俺は毎日院長に手伝いは無いかと聞いていたが。だが、ある日院長は俺をいい道具だと思ったのだろう、孤児院の仕事も幼い子供の世話も全て俺に押し付け任せるようになった。
そこから孤児院を出ては戻されてを繰り返して数年が経った日に、初めて見る子がいた。
その子は一生懸命俺に話しかけてくれた。
俺はそれがとても嬉しかった。
でも一緒にいればこの子も院長の言いなりにされてしまうのではないかと思った俺は少し距離を置いていた。
それでもその子は毎日毎日俺に話しかけて微笑んでくれた。
でも…
太宰 「じゃあね、僕は君と仲良くする気が失せたから」
その日から治は俺に話しかけてこなくなった。
中也 「…」
中也 「(また捨てられちゃった……)」
俺と太宰は高校生になった。
そして俺は聞いてしまったのだ。
先輩 「なぁ、太宰治って奴知ってるか?」
中也 「(?治……?)」
先輩2 「ああ!知ってる知ってる!!顔面がいいからって女子に人気の1年だろ?」
先輩 「そうそう、其奴なんだけどよ」
先輩2 「おう」
先輩 「俺らの顔が目立たなくなってきたから虐めて不登校にさせね?」
先輩2 「お!いいじゃねぇか!」
中也 「!」
俺は考えるよりも先に躰が動いていた。
中也 「ま、待ってください!!」
先輩 「あ?なんだ?手前 」
先輩2 「君1年生?可愛い顔してるねぇ〜」
中也 「え…?」
先輩 「確かに言われてみればそうだな」
中也 「(あ…俺が2人の気を引けば治は平和に学校生活を楽しめるんじゃ……?)」
先輩2 「なに?”相手”してくれんの?」
中也 「ッ……分かりました、でも絶対に太宰治君に何もしないでください」
先輩 「わかったわかった〜」
そこからという物俺は学校で毎日のように先輩2人に犯された。
日に日に食欲は減って行って、体重も落ちた。
でも、治に何も害がないなら…
そう思いながら毎日を繰り返してた。
治が俺の代わりに水を浴びるまで。
太宰 「スゥ-スゥ-……」
中也 「……」
中也 「(本当に寝れてなかったのかな…?)」
治は俺が抱きしめるとすぐに眠ってしまった。
中也 「はぁ…明日も早起きか……」
憂鬱なのは変わらないが、治と仲直りをして昔みたいに一緒にいてくれてるから少しは楽になった。
中也 「……」
それでもやっぱり、切りたくなってしまう。
俺は治を起こさないようにそっと布団から出て自室に戻った。
中也 「ふぅ…」
俺はいつも通り引き出しからカッターを出し、腕の上を滑らせた。
これをしている時は殆ど何も考えていない。
考えてしまうと凄く深く切ってしまうかもしれないから。
中也 「……」
数分間ずっとカッターで切っていて、そろそろ腕から流れている血を止めようかと思った時だった。
太宰 「中也……」
そんな声が聞こえて俺は躰をビクつかせた。
太宰 「……」
治は何も喋らず近ずいてきた。
中也 「(怒られる?怒鳴られる?なんでこんなことしてるのか問い詰められる?)」
俺の頭の中はパニック状態になっていた。
が、治は何も言わずに何処かへ行った。
そして、行ったと思ったらまたすぐに戻ってきた。
中也 「え…?」
その後の治の行動に俺は驚きを隠すことが出来なかった。
太宰 「……」
治は静かに俺の腕の手当をし始めた。
中也 「な……んで…?」
数分がしてやっと治が俺に声をかけた。
太宰 「僕は怒ってはいないよ、でも勝手に布団から抜け出したことは少し怒ってるからね」
中也 「ごめん……」
太宰 「うん、じゃあ僕の部屋に戻ってもう1回寝よ?」
こんな扱いを受けたことがないので俺は少し戸惑いながらも笑顔で頷いた。
そしたら治も笑顔になって俺の腕を引いてくれた。
治の部屋に戻ってもう一度布団に2人で潜った。
太宰 「今度は僕が抱きしめてあげる、中也が安心できるように…」
そう呟きながら治は俺を優しく抱きしめてくれた。
中也 「……ありがと」
素直に礼を言って目をつぶる。
そうすると今まで眠れなかったことは嘘かのように睡魔が襲ってきて、俺は数分で眠ってしまった。
僕が抱きしめると中也はすぐに眠った。
太宰 「(さぁてと、明日は何があるのかな〜)」
僕は中也を傷つけ悲しませた奴を絶対に許さないと誓いながら瞳を再び閉じた。
今回はここまでです!
次回をお楽しみに!!
コメント
4件
あれ、主さんの小説最高すぎます 先輩を○す(( んぐへへへへ(( 今日も最高すぎました!!!!