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お昼寝をした後…と、言うか目覚めた時
凪桜）…
ポヤポヤとした頭で今考えていることはひとつ
凪桜）(不審者がいる……)
そう、それだけである
凪桜）(気のせいかなァ…いや気のせいじゃないよなぁ、なんかいるんだよなぁ…)
そう、私の横にはしれっと駿くんがいた
凪桜）…(何でいるんだろ……)
じーっと見つめていたら駿くんがこちらを向いた
緑川）おはようございます！先輩！
凪桜）……うん、おはよ…
目を擦りながら体を起こすと｢うわぁぁあぁああ！？｣と、駿くんの悲鳴が聞こえ、それが廊下まで響いて色んな人がこちらに来たのだが…また悲鳴が上がりさらに人が来る
凪桜）？？なぁにぃ…？
風間）あ〜……凪桜さんって昔からこうなんですよ
凪桜）え？あ〜…格好？ごめんねぇ笑見苦しいもの見せちゃったね笑
駿）いやいやいやいや！なんで下着姿で寝てるんですか！///
凪桜）暑いもーん、え？知っててきたんじゃないの？
駿）知りませんよ！///
迅）良かったなぁ駿ラッキースケベだよ
駿）嬉しくないです！///
2人がギャーギャー言い争いをしていると……
小南）あんたらうるさい！…いやぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！
凪桜）おー！小南お久！
小南）え？
苦情を言いに来た小南がドアを開けた瞬間悲鳴をあげたが私が声をかけるだけで｢凪桜ちゃん！｣と言って抱き着いてきた
凪桜）いやぁ大きくなったね！
小南）凪桜ちゃんも大きくなったじゃん！また手合わせしてよ！
凪桜）えぇ！？さっきやったばっかりだよ！
小南）いーじゃん！やりたい！やらせろ！かたせろー！
小南ちゃんが私の肩を掴んでゆさぶってくる
凪桜）アワワワワ…
小南）いいじゃない！ね！？
凪桜）わ、分かったよ！やってあげるから待ってー！
揺さぶってくる小南ちゃんを抑え渋々着替える
凪桜）よし！これでいい？
先程着ていたワンピースを着てそのまま群がって来た人たちを｢かいさーん！散れぃ！｣と、言えばぞろぞろと帰っていく
凪桜）行くぞー！
小南）おー！
訓練所
凪桜）いっちにーさんしー！
体を動かして準備運動を始める
小南）やっぱり変わらないのねぇ…
凪桜）そうよ〜！
訓練所の外には私と小南ちゃんの試合を見るためにぞろぞろと人が集まってくる
小南）そろそろ始めましょうよ！10本勝負！
凪桜）はいはい笑
小南な双剣をもってこちらにものすごいスピードで攻めてくる
凪桜）おー、早いねぇ……でもｯ！
小南）！？
近づけば体制を崩し後ろに体を引いた
凪桜）よーいしょっ！
簡単に背負い投げをして絞め技
凪桜）おらぁ！降参はどうしたァ！
小南）い、いたたたた！ギブ！ギブギブギブ！
凪桜）あんたのお得意武器ちゃんはどこいったんだーい？
地面に座って｢ほら、この状態から相手してあげる｣と、言えば｢遠慮なく！｣と言ってまた攻めてくる
凪桜）んも〜……同じ！
アステロイドを出すと小南は一瞬で後ろに下がった
凪桜）あらぁ…ま、いいや！
アステロイドを放つと小南は｢いやぁぁぁああ！ほんと！無理！凪桜ちゃんのアステロイドは嫌いィィィィィ！来んなぁぁぁああ！｣
と、絶叫しながら逃げた
凪桜）あははァ〜笑追尾はめんどくさいぞ〜！笑
小南は双剣でハウンドを切り落としていくがどんどん出てくるアステロイドに苦戦している
凪桜）頑張れ〜笑
数分後
凪桜）おつかれ〜笑
小南は地面に寝っ転がって
小南）強すぎ！レベル上がってんじゃないの！？
と、半ギレで言ってきた
凪桜）あははぁ笑お疲れ様〜
小南）もうヤダ！お茶飲む〜！
と言って退出した
訓練所から出ると見ていた人たちが目を輝かせた
凪桜）あっ……(これ、ヤバいやつだァ笑)
駿）また僕とやろうよ！ね！凪桜さん！
凪桜）暑い！嫌だ！休憩！
慶）いいだろ〜体力化け物なんだから！俺とやろうぜ！
凪桜）い、や、だ！
迅）じゃあ俺！俺とやろ！すぐに終わらせるからさ！
凪桜）瞬殺だろ！
上位ランクの人達が私に群がる為下位ランクの人達まで試合をしたいと言い出した
凪桜）やばいやばい！
どうしようかと考えていると…
？？）ちょっと、凪桜さん困ってるんだけど？
凪桜）！？
突然後ろからお腹に手を回され後ろを振り向くと
凪桜）あ、あらぁ……白髪ボーイ……
遊真）だから俺は遊真だって
突然後ろから声を掛けられ全員が1歩下がる
凪桜）あーっと…ま、また明日も来るからさ！その時に全員相手してあげるからさ
と、言うと群がりから開放された
休憩所
凪桜）あ”〜！疲れたぁ
ソファにゴローンと寝っ転がると一緒に着いてきた遊真くんが｢お疲れ様〜はいお茶〜｣と、言って自販機で買ったお茶を差し出してくれた
凪桜）あんがと〜いやぁ疲れた疲れた
キャップを開けてｺﾞｸｯｺﾞｸｯ…と、お茶を飲む
凪桜）んー……疲れた、一眠りしたとはいえ疲れるものは疲れるねー
のびーっと背伸びをして筋肉をほぐす
遊真）……なぁ
凪桜）なんだーい？
傍に座ってきた遊真くんが私に話しかけてきた
背もたれに背を預けていたら私の膝に遊真くんが乗ってきた
凪桜）ん〜？なんだ？初対面の私に甘えるというのか！笑
遊真）うわぁ！？
遊真くんの腕を引っ張って私のお腹に体を預けさせる
凪桜）ﾝﾌﾌｯしてやられたって顔してんな？笑
にや〜と、笑ったら突然腕を引っ張られ顔を近づけさせられた
凪桜）！？
遊真）俺の方が1枚上手
遊真くんが私と自分の間に手を置いて唇が重ならないようにした
凪桜）んななっ…こっのぉ
うがー！と襲いかかると普通にひらっと逃げた
凪桜）あ！逃げた！待てコラァ！
遊真）あははぁ笑
凪桜）待てコラァ！私に勝つとはいい度胸だな！
遊真）あれ勝った判定なの？
凪桜）うるせー！
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